革+柔=「鞣す」なんて読む?もちろん「かわす」じゃないよ

聞いたことがある日本語でも、漢字表記になると全く読めないことがあります。たとえば、「懐炉」「鼾」「小忠実」など。これらはわりとよく使われる、おなじみの日本語なんです。
そんな「知っていても読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら!

「鞣す」
革+柔という形の、この漢字。難しそうに見えますが、音で聞けば意外とあなたも知っている日本語かもしれません♪ いったい何と読むのか、ヒントを元に推理してみましょう。

■ここでヒント!

読み方のヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「鞣す」の意味は次のとおりです。

「動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる。」

日常生活では、「鞣す」そのままで使うより、「鞣し革」という形で使われることが多いかも。とくにファッション用語に詳しい方は、知っている確率が高そうです。
ちなみに、ひらがなで書くと「○○す」の3文字になります。

さて、そんな「鞣す」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「鞣す」の読み方、正解は「なめす」でした。
バッグや靴などのファッション小物に使われる「レザー」は、英語で「なめし革」という意味の言葉です。「なめし革」を漢字で書くと「鞣し革」、革を柔らかくするという意味そのものの字になるのですね。

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(豊島オリカ)

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