ストレス社会で戦うみんな、お元気ですか。ホントにさ、考え事とかし始めたらキリがないこの時代、恋愛にまで悩み始めたら大変すぎない?! ルーシーは彼氏も満足に作ることができないのに親から突如として「婚活命令」を出され、日々“結婚”街道を迷走中。詳しくは「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
さて前回は、ルーシーが本気で人を好きになる経験をした元彼DJ(以下・元カレD)との恋の話でした。前回の内容では、かなり美しい部分を絶妙にかいつまんで、薄いシルクのように肌触りよく仕上げました。が、しかし元カレDはけっこうレベル高めのモラハラ男。今回は「あーー別れてよかった!!まじ結婚後だったらきっつ卍」と思った瞬間を赤裸々に綴ります。「あれあれ?これ私の彼氏のことじゃない?」って思った乙女ちゃん、本当に気をつけてね~!
ハマったら危険…!モラハラの特徴6つ
数多くのモラハラと付き合ったワケではないので(もうこりごり)ここでお伝えするのはあくまでもルーシーの元カレDの特徴について。参考程度に読んでみて~。
【1】頭がキレる、口がうまい
元カレDの場合、大勢が集まる場を仕切るのもじょうずで、DJの後輩を鼓舞するのもお手のもの。いわゆる「口のうまい」人でした。頭の回転も速く、話している相手が今何を求めているのか、何と言われたいのかを把握するスキルがあり、よくわからない我流の理論も、自然に周りの人が受け入れてしまう感がありました。
- 元カレDは洗脳に関する本を熟読していた…
【2】ハイブランド(特にロゴもの)が好き
モラハラ男性には、多かれ少なかれ他人を支配したい・言いなりにしたいという欲があり、その裏側には「自信のなさ」が見え隠れしています。それゆえに、わかりやすいハイブランドを身に着けることで、外見から「俺はすごいんだぞ」とアピールしがち。元カレDは「ジャスティン・ビーバーが履いたスニーカー」に弱く、常にBUYMAでチェックしていました。
- ジャスティン・ビーバーはたぶん提供でもらっているよ?
【3】複数の女性と同時進行で連絡を取り合う
モラハラ男性は倫理感に欠けているため「恋人が嫌がるようなことはしない」という基本項目も、普通に破ります。元カレDの場合、飲み仲間の女性から深夜1時に電話が来ると、通常運転でその電話を取ります(ただし美人に限る)。その内容がくだらない恋愛相談であっても、1時間以上平気でおしゃべりしていました!
- 手の届かない美人ばかりインスタでフォローしがち
【4】上にヘラヘラ、下にオラオラ
権力・地位・名誉に弱いのもモラハラ君の特徴的な要素。先輩から「今○○さん(社長)と飲んでる」とLINEが来ると深夜であっても、かまわず飛んでいきます。それゆえに年上からは“礼儀正しいイイヤツ”と思われがちですが、そのストレスを自分より下・弱いものに強く当たって解消している…なんてこともあるある。
- 先輩からは可愛がられ、子分のような後輩も引き連れているので見映えはイイ◎
【5】俺ルールが多い
他人に合わせるのではなく、他人を屈服させる思考が強いのもよくあるモラハラ君の特徴。車で迎えに来られるときは「なんで交差点のそっち側なんだよ」。疲れて帰っているのにご飯を作らされて挙句「食器は洗い終わったらすぐに拭いてしまえ」。こまごま言ってくるクセに自分は高みの見物で手を動かそうとはしません。
- 深夜1時まで、洗濯の干し方に関して説教なんてことも
【6】喧嘩中は基本無視
モラハラ男性は、今まで言うことを聞かせてきた人が疑問を感じたり、疑い始めたりするとその雰囲気を敏感に察知します。理論立てて「~は~の理由でおかしいと思うけど、どう?」と話し合いを切り出しても、基本は無視。自分に都合の悪いことは自分の口から言わないし、非を認めることも絶対にしないため、話し合いにすらなりません。
- 別れるときもひとこと「俺のこと疑うくらいならもう用はないから。一生関わらないで」以上
これが噂のアレか!モラハラエピソード3連発
ここからは本当にあった「モラ男エピソード」をお届け。
【1】「俺の時間と俺の金、どっちが欲しい?」
ルーシー23歳になりたてホヤホヤの朝、起きた瞬間に言われたセリフ。「どういうこと?」と聞いたら、「“時間”って言うなら好きな場所に連れて行くし、“金”って言うなら好きなもの買ってやるよ」と何食わぬ顔で言われました。今となっては「そんな言い方ありえん」と思うのですが、恋は盲目って本当にスゴくて、当時は「合理的だな」くらいにしか思わなかったんですよね。
【2】「俺人気商売だから、付き合ってるの言わないでね」
付き合っていることは口外しないことを強く言われていました。「俺、DJで世界進出したい。これから国内外問わずたくさんのファンを作っていくから、その辺は理解してほしい」とかなんとか。今思い出すと、こちらが恥ずかしくなるほどダサい。そのセリフは有名になってから言おう!
【3】「お前、病院行ったほうがいいよ」
極めつけは別れる間際に言われたこのセリフ。24歳のピュアピュア・ルーシーちゃんは言われたとおりに、ちゃんと藤沢の精神科を受診しました。優しそうな30代の精神科医と、およそ1時間のカウンセリングを終えた結果、言われたひとことは
「異常ないですね」
健康チェックは大切なので、めでたしめでたしかもしれないですけど!
この人がいないと生きていけない、は黄色信号
22~24歳の2年半で経験したエピソード、今振り返ると本当にヤバい恋愛してたなって感じなんですけれども。元カレDの毒牙にかかり、友達よりも家族よりも優先して彼との時間を作っていました。もはや恋愛の域を超えて“依存関係”。心のどこかでは「この人から離れたほうがいい」「この人ちょっとおかしい」と察してたものの……その瞬間、脳内には
「この人なしでは生きていけないんじゃないか」
と考えてしまう自分がいました。しかし冷静に考えてみると「この人がいないと生きていけない」というのは恋愛としてかなり不健全。悲しいことを言うようですが、その人ともいつかは離ればなれになってしまうかもしれないのです。そのときに自分ひとりとしての人生が成り立っていないと、困るのは自分。
自分の人生が土台にあり、その上に相手との人生があったら、もっと素敵な景色や楽しい未来が見えるのかも。そんな恋愛が理想だなと、26歳も終盤を迎えた私は思うワケです。はてさて、このメンタルで結婚できるのか!? ミッションリミットまであと225日!To be continued……
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