「興行」ってちゃんと読める?
テレビや資料でよく見かける熟語でも、間違ったまま覚えてしまっていることって意外とありますよね。たとえば、ある地位にある人を他の人と代えることを意味する「更迭」や、結びつきがはなれることを意味する「乖離」、客の中で最も主だった人を指す「主賓」など。正しいと思って覚えていたものが、実は間違っていると分かって恥ずかしい思いをした経験がある人も多いのでは?
そんな「読めそうで意外と間違えやすい」日本語クイズ。本日チャレンジしていただくお題は、こちら!
「興行」。
「興行収入」など、ニュースでも頻繁に見かける言葉ですよね。ですが、いざ声に出して読んでみると自信がない…という人もいるのでは? 「興」と「行」を一般的な音読みで読むと間違いになってしまいます。やばいかもと思った人のために、まずはヒントをもとに考えてみましょう。
■ここでヒント!
小学館デジタル大辞泉によると、「興行」とは次のような意味です。
- 観客を集め、料金を取って演劇・音曲・映画・相撲・見世物などを催すこと。また、その催し物。「顔見世―」「地方を回って―する」
- 儀式などを催すこと。
- 初めて興し立てること。創建。創立。
- 連歌や俳諧などの会を催すこと。
どれもおなじみの意味ですが、1が最も分かりやすいですよね。コロナ禍のイベント制限の影響で、昨今のニュースでもよく耳にしているはず。正しい読み方、浮かんできましたか? では正解を見てみましょう。
■正解は……こちら!
「興行」の読み方、正解は「こうぎょう」でした! それぞれいろいろな読み方がある漢字なので「きょうこう」などなどと読んでしまいそうですが、それは間違いです。今ハッとした人は、今後恥ずかしい思いをしないよう、この機会にしっかり覚えておきましょう♪
CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新しています。ぜひ他の問題も解いてみてくださいね!(澤夏花)