森三中の大島美幸さんの「妊活宣言」で話題になった“妊活”。
妊娠に関する知識を増やしたり、体調管理をすることで妊娠しやすい身体と環境をつくる“妊活”が、いま妊娠を望む女性にとって常識になっているようです。
『ルナルナ ファミリー』が女性1424名(妊活中602名、妊娠中376名、子育て中446名)を対象に行った調査によると、現在、妊娠中の女性の2人に1人(56.5%)、子育て中の女性の3人に1人(32.7%)が妊活組と判明。
しかも35歳を超えるとその率はぐっと上がり、妊娠中の女性の74.2%、子育て中の39%が妊活組に。
赤ちゃんを迎える前に、きちんと自分の身体と向き合い、そして親になる準備をしたいという意識の高い女性が増えている証拠ですね!
妊活費用は年齢と共に増加。30歳が妊活の始め時!!
“妊活”とひと言で言ってもその方法はいろいろ。
妊娠についての知識を増やしたり、食生活の改善、基礎体温の計測など自宅で手軽にできることから、不妊治療のため産婦人科へ通院が必要なものまで、妊活レベルもさまざまのようです。
まだ“妊活”に抵抗がある人も、規則正しい生活にしたり、基礎体温を計ったりするだけなら簡単にはじめられるはず♪
まずは自宅でできるものからスタートしてみるといいかもしれません。
もちろんステップアップすればするほどその費用はあがっていくので注意が必要。
妊活の平均費用を尋ねたところ、29歳以下では33,757円だったのに対し、30~34歳では79,227円と倍増、さらに35歳以上では347,336円と20代の10倍以上になっていることがわかりました。始めるなら早い方がいい!
ちなみに妊活開始年齢はというと、妊活中の女性は平均30.9歳、妊娠中の女性は平均29.7歳、子育て中の女性は平均29.8歳と判明。やはり30歳前後が妊活開始の分岐点であることがわかります。
産後は働きたくても働けない現実が…半数が専業主婦に!?
妊活女性のうち産後も働きたいと思っている女性は85.9%と意外と多かったのに対し、実際働いているのは44.9%という結果に。
つまり働きたい気持ちがあっても結局断念している人が多いことがわかりました。
少しずつ働く女性へのサポート体制が整ってきているとはいえ、いまだに待機児童が多く、まだまだ産後の環境が整っていないのが現実。
保育・託児施設の充実、子育て世帯への経済的な補助、社会保障など、社会的な援助が充実すれば、少子化問題も解決すると思うのですが……女性大臣が増えたので、ぜひこの問題に取り組んでほしいものですね。(いしかわちえ)
情報提供元:株式会社エムティーアイ(http://www.mti.co.jp)
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