梅雨が終わり本格的な夏が来ました。ぐずついた天気の影響や、クーラー部屋と外との寒暖差で、体調が限界を迎えている人もいるかも。実は筆者は6月半ばに突発的に38.2℃の発熱をして(PCRは陰性)、ベッドとお友達生活を2日ほどしました。
それにしても一人暮らしの発熱ってなんであんなに心細いのでしょうか。「やった!今日学校休むからガンコちゃん見れるー」と喜んで、お母さんがカステラとスポーツドリンクをたんまり買ってきてくれるのを待ちわびた小学生時代とは大違い。
…と思い出話は置いておいて。どうして体調崩しちゃったのかな?と振り返ってみると、意識高い系ダイエッターとして毎日湯船に浸かっていたのに1か月ほどサボってしまったこと、そして生理期間というのもあり、週1のサ活(サウナ)も怠っていたからかも…。
ということで、ライターSは5daysの温浴習慣をして、健康上どのようなメリットがあるのか体感してみることに。そして、温熱効果を追加してくれるらしい炭酸系の入浴剤「BARTH」を使って“おうちでサウナ”してみました!(※あくまでも個人の感想なので、試した人すべてに同等のことが起きるとは限りません)
使用したのは中性重炭酸入浴剤「BARTH」
スパや温泉ではガッツリ汗をかけるのに、おうちの湯船ではそこまでかけないな…ってことありませんか? 実は一般家庭の浴槽は温度が不均一で、実際には設定温度よりも湯温が低くなる傾向があるらしいのです。そこでお役立ちなのは「炭酸系の入浴剤」。
湯中の炭酸は血管拡張作用があり体が温まりやすくなるそう。なかでも「BARTH」は世界でも希少と言われる中性重炭酸泉を再現しており、代謝アップが期待できるのです!
“ウチととのい”を、いざ実践!
「サ活」や「サウナー」「サウナ女子」なんて言葉も生まれましたが、サウナは癒しや美肌、健康の観点から現代女性にも人気の習慣になりつつあります。サウナがもたらす嬉しい効果はたくさん!
- 腸を温めることによって「幸せホルモン」が増える
- 睡眠の質が高まる
- 血流がよくなり、免疫力もアップする
- 代謝がアップすることで、痩せ体質になれる
- 肩こり、腰痛、冷え性を予防、改善できる
- 美肌効果が期待できる ・・・etc
しかし、誰かと同じサウナ空間に抵抗がある人もいるでしょうし、生理期間中はサウナに行けないなんてことも。そんなときはおうちでサウナの効果を享受できる“ウチととのい”入浴法がおすすめらしいのです! お風呂→水シャワー→休憩が基本のサイクル。
- お風呂は、いつもより約2~3度高めの温度に設定する
- 湯船には15分~20分間を目安につかる。炭酸系の入浴剤を使い、身体を温め易くするのも効果的
- 17~18度程度の水温で、シャワーを20~30秒程度浴びる
- 電気を消した脱衣所で目を閉じ、約2分間横になる
- ①~④のサイクルを2~3セット繰り返す
ひとり暮らしの脱衣所で電気を消して横になる姿は、ちょっとシュールでジワジワきます。そしてヨガマットにバスタオルを引くと水浸しになりにくいし、ふかふかでよかったですよ!
【5days 温浴チャレンジ】体に起こった嬉しすぎる変化4つ
さて5日間の“ウチととのい”チャレンジを終えると、けっこう体がイイ感じになりました。さっそく要点をレポしちゃいます。
【1】とにかくすごい汗
本当にちゃんと汗出るかな?なんて疑いは入浴後15分で晴れました。すごっ。こめかみから汗が垂れ始めたらあっという間に、首回り~二の腕まで汗のつぶつぶ。あ、ちなみにサウナーさんたちって「すごいねその汗!私よりすごい」とか汗のかきっぷりでマウント取る会話あるんですけど、あれはなんなのでしょうか(笑)
【2】深い眠りで疲労回復した
温浴後、リラックス感がすごすぎて、スキンケア&ヘアケアを高速で終わらせ、ベッドにDIVE。いつもなら無意識でYouTubeを開いて風呂後に1時間ほどブルーライトと対話してから寝るのですが、気持ち良すぎて何もせずに寝てしまう日が多かったです。
寝つきがいいのもそうなのですが、夢を見ることも少なく朝はスッキリ起きれることも。普段は9時くらいにようやくPCを開き活動を始めるのですが、5時台に起きて近所を30分散歩しちゃうなんて日もあったんです。自分が一番驚いた!
【3】体温が平熱安定した
実は子どものころの平熱が36.7℃で健康優良児代表みたいなとこがあったのですが、大人になった今コロナで百貨店などの体温感知器では36.4℃くらいがフツーでした。ちょっとアレ?とは思っていたのですが今回の温浴チャレンジのなかで、朝体温を測ってみると、36.7℃を叩き出すこともしばしば! そりゃ体調もいいワケだ。
【4】生理中の肌荒れが少なかった
コレが一番幸せだったかも。皮膚はけっこう強い方で吹き出物はなかなかできないのですが、生理期間中は必ず痛くてデカいブラックホール・ニキビが顔のどこかにひとつボツりとできでしまう筆者。それが今回はゴルフのボールが入る穴くらいの規模だったのです。ブラックホールに比べたら、扱いやすいのなんの。ちょろっと塗り薬をカップインバーディーしたらあっという間に消えました。
とにもかくにも温浴習慣、おそるべし。小さいときに聞いた「ちゃんとお風呂浸かり~よ。60まで数えてうーんとあったかくなって出るんよ」というおばあちゃんの言葉を思い出し、温浴の大切さを身に染みて実感した27歳の夏。海もプールも花火もバーベキューも、イベントごとは目白押しですが、健康じゃないと思い切り楽しめませんからね。ぜひこの夏、皆さんも「ウチととのい」始めてみませんか。