言葉使いや笑顔、立ち居ふるまい……皆さんは、自信、ありますか?
『Domani』4月号では、「雰囲気美人」スキルを特集! セレブリティマナースクール「ライピウム品川」代表の諏内えみ先生が、言葉使いや笑い方、歩き方など、あらゆる面からポイントを教えてくださっています。
【1】美しい言葉使い―カン違い敬語の見直し
「尊敬語を混同される方が増えています。“おっしゃられる”のように、“れる”をつけたり、“召し上がってください”を“お召し上がりください”としてしまう二重敬語のケースが増えています。また、ワンセンテンスで3回以上“させていただきます”と連呼するのは耳ざわりになるので気をつけて」(諏内先生)
気をつけていても、ついうっかり間違えてしまっている言葉があるもの。普段使い慣れている言葉も、あらためて調べ直して、正しい言葉使いを心がけたいですね!
【2】傾聴力を高める―傾聴アクション
「傾聴スキルを短時間で習得することは難しいですが、聴く姿勢や体の角度、手の位置で表現できます。話し手をせかせるので、多すぎるあいづちはNG。適度に視線をそらすソフトアイコンタクトを心がけて。○○さん、と会話に名前を挟むと親近感が」(諏内先生)
さらにポイントは、相手の正面ではなく斜め前に座ること。そして手は右手の上に左手を添えることなのだそう。
【3】“効き顔”の検証&笑顔チェック―仕事中にふさわしい笑顔とは
「鏡の前で、眉、目、口、フェイスラインの、左右で好きなほうを確認したら、次は笑顔のチェックを。ビジネスで見せる笑顔の場合は、信頼につながる目力を意識。しっかりと口角を上げ、キリッと明るい笑顔を練習」(諏内先生)
これは笑い方編の記事とあわせて実践したいですね! 自然な笑顔の作り方を踏まえたうえで、ビジネスシーンに合わせた笑顔を意識できれば、好印象間違いなしです。
【4】立ち居ふるまい―立ち方、座り方チェック
「座り姿勢のポイントは手の位置。ひざの上に置くと、幼い印象を与えるので注意。立つときは背筋を伸ばし、鎖骨を広げながら肩を下げます」(諏内先生)
ひざの上に手を置いてしまうと、体全体が前のめりになってしまうので印象がまったく違いますよね。そして、座り方だけではなく、そこから立ち上がるときも注意! 全体的にきちんと振る舞えることが大切です。
【5】美しい歩き方―歩き方のクセを見直す
ポイントは、板の上をまっすぐ進むイメージを持って歩くこと。ひざの内側を擦るようにして、歩幅はやや大きめにすると颯爽に見えるそうです。
意識しないとつい自分のクセにまかせて歩いてしまいがち。歩き方がおかしいと体全体のバランスにも関わってきますし、マナーはもちろん自分のためにも気をつけておきたいところですね!
社会人になると会社でマナーを習う機会などがあったり、先輩社員の姿を見たりして、自然と身についていると思ってしまいがちかもしれません。
基本的なことに慣れてきたなと思ったら、それはきっと、あらためて自分のマナーレベルを見直すタイミングですよ!(鈴木 梢)
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