元モデルにして現在写真関連のITベンチャー企業で働きながら、自分のプロジェクトを多数手がけている市岡麻美さん。その市岡さんが立ち上げた「StartUP!Girls」という、本気で夢を叶えたい女性たちが集まって、目標達成のセオリーに基づき着実に夢に近づいているコミュニティがあるんです。前回はそのコミュニティ立ち上げの経緯についてうかがいましたが、今回はそこで取り入れている、夢に近づくための方法を市岡さんにうかがってきたので、ご紹介します。
【ここまでのインタビューはコチラ】
第1回→ 「好き」を仕事に輝く市岡麻美さんが芸能界を辞めた理由
第2回→ 市岡麻美さんに学ぶ「写真をかわいく撮る」「写真にかわいく写る」簡単なコツ
第3回→ かわいい写真はアプリで作れる！絶対DLすべきカメラアプリ2つ
第4回→ 本気で夢を叶えたい女子が集まった「StartUP!Girls」って？
【1】目標は、とにかく具体的に立てる。
「ハッピーになれるようにいろいろ頑張る」……目標を立て慣れていない人にありがちですが、これではボンヤリしすぎて、なかなか夢には近づけません。「StartUP!Girls」で採用している目標の立て方は、「SMARTの法則」を使うものです。つまり、「具体的で、数字になっていて、本人が納得し、現実的で、期限が明確」なもの。
たとえばよくある「ダイエットしたい」なら、「いつまでに○kgやせる」。「そのために週2回水曜と土曜に20分ランニングする」など、無理なものではなく可能なラインに目標を定め、できるだけ明確に落とし込んでいく。そうすると、やったかやっていないか、達成度も判断しやすくなります。ここで気合を入れすぎて「毎日2時間走る！」など、達成しにくいものは結果的にやらないことが多いので、「現実的」であることがポイントです。できれば紙に書きだして、いつでも見られるように持ち歩くとより良いです。
【2】3人チームで励まし合う。
「StartUP!Girls」で採用している、「はげまし隊」という3人チーム制。現在のメンバーではもちろん月に1度集まって月次の報告会は行いますが、やはりもっと細かく週次でちゃんと決めた目標を達成できているかを確認するのが重要とのことで採用したルールだそう。3人だと「もう2人が頑張っているなら自分も頑張らなきゃ！」と気合が入ります。特にひとりでは続かずさぼりがちな方は、一緒にがんばれそうだなと思える友達2人を誘って、はげまし隊チームを作ってみてはいかがでしょうか？
【3】なかなかできない「早起き」には、人に送る「証明写真」ワザが効く。
その「はげまし隊」で実行しているのが、朝の時間を有効に使うこと。早起きとは、メリットはわかっていても、なかなかできないもの。市岡さんも最初は早起きしたら「起きたよ」とLINEで送っていたのですが、報告したあとに安心して二度寝してしまう可能性も……。その後に取り入れたのは、「早く会社に着いたら会社なりデスクなりの写真をアップする」「起きてメイク完了後の写真を送る」などの、確実に起きていなければできない証明写真を毎朝「はげまし隊」に送りあうこと。今までどんな技を使ってもなかなか早起きができなかった市岡さんが、初めて早起きに成功した技です。
早起き以外にも「毎朝ジョギングする」「週に4日は自炊する」など、広く応用可能な技。さらに励まし隊がいなくても、「証明写真をTwitterにアップする」などでもいけそうです。
ありがちな「ぼんやりな目標を立てて、なんとなくいつのまにか挫折」から、「具体的な目標を立て、人を巻き込みながらきちんと達成していく」にシフトチェンジしたら、たとえ少しずつではあっても着実に前進していけそうです。夢を叶える3つの方法、是非一度試してみてくださいね。（後藤香織）
市岡麻美さんブログ「Sweet Photo Kitchen」→ http://asamiichioka.com/
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