恋人のお部屋で「本当は不満」なところ、2位は「ベッドが狭い」。1位は…

恋人と、どのくらいの頻度でおうちを行き来してる?


長引くコロナ禍で、恋人がいてもなかなか外でデートしづらい日々が続いていますよね。そんな昨今、お互いの家で一緒に時間を過ごすことが増えた人も多いのではないでしょうか? ですが、普段の生活がすべて透けて見えてしまうお部屋デート、頻度や気をつけることなど、色々と気になりますよね。

そこで今回は、株式会社リクルートが20代・30代のシングル男女412人を対象に行ったアンケートを元に「恋人とのお部屋での過ごし方事情」についてご紹介します。さっそく見ていきましょう。

 

現在、恋人がいる人は4割弱


まず始めに、「現在、恋人がいますか? 」と聞いてみたところ、「いる」と回答した人は約4割という結果に。

ちなみに、シングル女性のみに聞いた前々回・前回の調査では、恋人がいる女性は2010年が約75%2017年は約50%でした。年々減少しているようですね。恋人のいない男性が多いとも言えそうですが、コロナ禍の影響で出会いの機会が少なくなっていることも関係していそうです。

 

次は、恋人のおうちとの行き来の頻度を見てみましょう。

 

平均的な部屋の行き来は「月に2〜3日以上」


続いて、恋人がいると回答した人を対象に「恋人と家を行き来する頻度は? 」と聞いてみました。結果はこちら!

恋人と家を行き来する頻度
最も多かったのは「同棲している」で、恋人がいる人のうちの約3割という結果に。なんと、同棲が1番多いことが判明! 確かに、おうち時間の増加やテレワークの普及を考えると、同棲しやすい環境になっていますよね。また、寂しさの解消を目的としている人もいると言えそうです。

同棲していない人を見ると「週に1日程度」が最も多く、続いて「月に2・3日程度」「週に2・3日程度」となりました。半数近くが月に2~3日以上、恋人の家を行き来していることが分かりますね。やはり、世の中の状況も影響しているのか、お互いがお休みの日に部屋を行き来している人が多そうです。

 

平均的な頻度が見えてきましたね。次は、恋人とおうちで過ごすときに感じる不満ポイントを見てみましょう。

 

不満No.1は「お部屋が狭いこと」


同棲している人や週1で恋人とお部屋を行き来している人が多いことが分かったところで、次は「恋人と過ごすうえで、自分の家(もしくは恋人の家)で不便なところは? 」と聞いてみました。結果はこちら。

恋人と過ごすうえで、部屋の不満なところ
1位「部屋が狭い」(30.5%)でした。シングル女性のみに聞いた2017年の前回調査と比べて傾向に大きな違いはないものの、「部屋が狭い」については、21.6%から30.5%と大幅にアップしています。また、「ベッドが狭い」3位に入っており、広さに関する不満が多いことが分かります。確かに、窮屈だと落ち着きが感じにくくなりますよね。経済面の問題でもあるのでなかなか難しいですが、広さはおうち選びのポイントととも言えそうです。他には「防音設備が不十分」「最寄り駅から遠い」といった、環境面に不満を感じている人も少なくないことが見えました。

一方、2位「特にない」26.6%となり、現状に満足している人も多いことが判明。お部屋に居心地の良さを感じるのは重要なことですよね。

「その他」を詳しく見ると、「洗面台が独立していない(バスルームに洗面ボウルがある)」「キッチンが狭い」「トイレの便座が冷たい」など水回り設備への不満や、「コインパーキングが近くにない」「ドラッグストアが近くにない」など、家の周辺に対する不満が目立つ結果となりました。中と外、どちらの環境も重要視する人が多いようです。

不満を感じる部分が分かったところで、最後は、恋人がおうちに来るときに気をつけていることを探ってみました。

 

恋人が来るときに力を入れるのは「トイレ掃除」


恋人とお部屋で過ごすにあたって、快適さに注目する声が目立ちました。恋人に限らずお部屋に人を招くときは掃除や片付けをする人が多いですよね。ということで、最後は「恋人が部屋に来るときに、ついついしてしまうことを聞いてみました。結果はこちら!

恋人が家に来るときに、ついしてしまうこと

最も多かったのは、なんと「特になにもしない」で、5割近い結果に! 意外な結果となりましたね。普段から清潔なお部屋を保っている人が多いようです。コロナ禍でおうち時間が増えているので、日常的に過ごしやすいお部屋を心がけている人が多いとも言えそうですね。

次に多かったのは「トイレを念入りに掃除」(42.9%)という結果に。「トイレを念入りに掃除」を挙げる人は、シングル女性のみに聞いた前々回・前回調査でも多く、2010年の34.0%から2017年は40.2%と増加傾向にありましたが、今回、シングル男性も加えた調査で42.9%とさらにアップ。確かに、お部屋と違ってメインではないトイレにまで気を配っているかという部分は、意外と見られやすい部分なのかもしれません。少しでも清潔で快適な空間で恋人を迎えたいという思いは、男女問わずあることが伺えますね。

他にも、「ルームフレグランス」でいい香りを取り入れたり、意外と見られがちな「冷蔵庫の中」を整える人もいました。

 

以上「恋人とのお部屋での過ごし方事情」を紹介しました。意外にも同棲している人も多かったものの、月に数回以上は行き来している人が多いようです。また、恋人が来る前にトイレを念入りに掃除する人が多いということも判明。不満の声も見られたものの、少しでも快適な環境で恋人を迎え入れたいと思う人が多いようですね♡(澤夏花)

 

情報提供元/リクルート