モテオーラを出すための心理的スイッチの入れ方
モテる女子にはある種の“オーラ”のようなものが出ているとされます。でも、そんな非科学的な現象、結局どうやれば出せるのか分からないというのが正直なところ。だったら…… そこで心理学の出番ですよね! そこで今回は、恋人がいなくても「モテオーラを出すための心理的スイッチの入れ方」についてご紹介いたします。
■自分を表現する“肩書き”について考えてみる
心理学において、本人にまつわる新たな情報を感知することで対象の認識が良い方向に変わることを“ハロー効果”と言います。そして、これは肩書や学歴、家柄などがその要素になるとされています。“拡張効果(自分の身につけているものも、自我の延長上にあるとされる効果)”で考えると、身につけているものやブランド品などもそれに該当するとされます。そのため、モテたいときこそメイクやファッションを充実させることで、自分自身の認識が良いものに変わり、モテオーラをにじませることが出きるはずです。今も昔も、オシャレは外せないモテ要素なのですね。
■少し扱いにくい女性のほうがモテオーラが出る
どうせチャレンジするなら、高い達成目標を掲げて、これを成し遂げるように努力したくなるという心理が人間にはあります。これを“達成欲”や相手が人なら“征服欲”と言えるでしょう。人は行動を起こすとき、一定の目標を立てます。このとき「ここまでは達成したい」と考える基準のことを“要求水準”といいます。そこで、あえて少しワガママな女性を演じてみましょう。男性のチャレンジ精神を触発し、モテオーラをつくり出すことができるように。ただし、極端すぎるのは逆効果に。ほどほどのラインを決めて演じてみて。
■“サブリミナル効果”を正しく活かして非モテから卒業
あるものを眺めた後、それが視界からなくなってからも目の奥に映像のように残っていると感じることがありますよね。このような現象を“残像”と言います。心理学では、こうした残像効果を利用したものに“サブリミナル効果”があります。これは映像を自分自身の無意識に刷り込ませることによって、潜在意識に訴えかけるという手法です。これを応用して、カップルが幸せそうに映っている写真を生活内の目の届きそうなところに置いておきましょう。恋愛に対するネガティブな思いを払拭し、幸せな付き合いのイメージがあなたの潜在意識に刷り込まれることで、非モテ感が無くなるはず。
■【高等テク】相手の気づいていない部分を気づかせられる女性に
米国の心理学者ルフトとインガムが発表した対人関係における気づきのモデルによると、人間の自己領域には4つの窓があるとされます。これは、他人と自分の両方が知っている“解放領域”、自分は知らないが他人は知っている“盲点領域”、自分は知っているが他人は知らない“秘密領域”、そして誰も知らない“未知領域”によって形成されます。そこで、モテオーラを最高に発揮させるには、相手の“盲点領域”を気づかせてあげることが重要に。異性の知らない部分を気づかせてあげることで、あなたの魅力にお手上げになってしまうはず。ただしこれはかなりの高等テク。相手をよく観察して、「ちょっと占ってあげよっか?」など自然な形で接触するのが無難でしょう。
終わりに
“オーラ”という表現は、気や波動といった約108種類の言い方があるのだとか。それくらい古く、深い言葉とも言えるということですね。そんなオーラは果たしてどこからにじんでくるのでしょう。それは余裕や自信、自分への手入れから始まり、振る舞いや言動、身につける物など、あなたを構成するさまざまなものが融合し合ってつくられる固有の雰囲気なのではないでしょうか。まずは自分の心理的心構えを変えることで、モテオーラをにじませてみてはいかがでしょう!?(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。
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