「覚束ない」読めますか?かくそく…じゃなくて、絶対知ってる言葉です

よく知っている漢字でも、組み合わせ次第で読めなくなってしまうことがあります。たとえば「直向き」「木瓜」「予め」など。どれも漢字そのものは簡単ですが、パッと読めない人も多いのではないでしょうか。
そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちら♪

「覚束ない」。
こちらも漢字そのものは簡単ですが、いざ読もうとするとちょっと戸惑ってしまいそうです。「かくそくない…?」「おぼたばない…?」と読んだ方、残念ながらどちらも違います。
正しい読み方を想像しやすくするために、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「覚束ない」の意味は次のとおりです(「」内は例文)。

1 物事の成り行きが疑わしい。うまくいきそうもない。「今の成績では合格は—・い」
2 はっきりしない。あやふやである。「—・い記憶をたどる」
3 しっかりせず、頼りない。心もとない。「足もとが—・い」

現在よく使われているのは上記の3つですが、他にも「はっきり見えないで、ぼんやりとしている」「不審である。おかしい」「待ち遠しい。もどかしい」などたくさんの意味を持っています。意味や例文を見て「あっ、あれかな?」と分かった人もいるのではないでしょうか?
では、この辺りで正解を見てみましょう。

◆正解は、こちら!

「覚束ない」の読み方、正解は「おぼつかない」でした。束をつかと読む発想はなかなか出てこないかもしれませんが、答えを聞けば納得の読み方ですね。この機会にぜひ覚えてみてください♪

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(豊島オリカ)

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