新卒必見!リモートワークで印象を残せるコミュニケーションテクニック

“リモートネイティブ”新卒の不安第一位は覚えてもらえないこと? 最新のリモート対策に迫る! 

就活で多くのリモート面接を経験してきた“リモートネイティブ”ともいえる2021年度新卒。社会人としてスタートを切る4月からも、まだ対面コミュニケーションは少なそう……。そこで、この4月から社会人となる新入社員男性202名を対象にアンケートを実施! “リモートコミュニケーション”に関する意識を調査しました。

さらに、画面越しでも自信を魅力的に見せられるメンズメイクをスペシャリスト 高橋弘樹さんに、リモートでのコミュニケーションを円滑に行うコツを国際ボディランゲージ教会代表理事 安積陽子さんに伺います。

■6割がリモート! 就活の面接実態

21年度の新入社員男性202名への調査によると、就職活動における面接に関してすべての面接がリモートだった」人は22.8%、「ほとんどの面接がリモート」だった人が40.6%と、6割以上がほとんどの面接がリモートで行われていたと回答しました。コロナ禍二年目に突入した本年度も、新卒採用面接の多くがリモート実施になることが予想されます。

■リモート面接対策 IT機器の完備に次いで“肌対策”がランクイン!

21年度入社組が就活の面接対策として実行したことを聞いてみました。TOP3は「パソコンを購入/新調」「イヤホンを購入/新調」「スマートフォンを購入/新調」とIT機器の完備が占めました。必須の機器を揃えてリモート面接に備えるのは今年ならではといえますね。

次いでランクインしたのが「スキンケア(保湿のための色のつかないもの)をした」「リップクリーム(保湿のための色のつかないもの)をする」と、第一印象対策として、肌や唇を健康的に見せる動きが高まりました。さらに、画面の顔映りを底上げするための「ライトを購入/新調した」「BBクリーム/コンシーラー/ファンデーションをするようにした」が僅差で続き、スキンケア用品の使用が照明の整備と同じように第一印象をアップさせると認識されていたことが窺えます。

■入社後の働き方はどうなりそう?

入社後のリモートワーク比率ですが、「5割以上がリモートワークになる」と想定している人が約半数にのぼりました。ちなみに、2021年2月に資生堂が実施した20代~40代の男女ビジネスパーソン1200名を対象にした調査でも「リモートでしか会ったことがない人がいる」という人は約7割、「リモートでしか会ったことがない人が半数以上」という人も3割以上でした。リモートワークはスタンダードになりつつあるようです。

■入社後のリモートワーク、ここが不安です!

入社後のリモートワークで最も不安なことは「上司・先輩など、社内の関わる人に存在を知ってもらえるか、覚えてもらえるか」。次いで「自分の人格・キャラクターを知って理解してもらえないのではないか」と、人間関係への不安を抱える人が多いようです。具体的にはこんな不安要素が!

<コミュニケーション・人間関係>
 ・コミュニケーションが十分に取れず、人間関係に悩みそう。
 ・同期、先輩との人間関係構築。同僚や上司と打ち解けられるか。
 ・社員の方や同期とのつながりができるか。同期との関りが薄くなること。
 ・ラグや機械の故障などが発生してちゃんと自分の本心が伝わるのか。

<仕事の効率>
 ・仕事に集中できるか。
 ・要領が分からないうちからリモートになったら、効率が上がるかが心配。
 ・在宅で集中して仕事が遂行できるか。
 ・先輩・上司への質問がオフラインに比べてハードルが高く、業務を覚えるのが大変そう。

<インフラに関して>
 ・自宅の電気代の負担増。
 ・パソコンの不具合の発生や通信環境が不安。

対面とは異なるポイントに意識を向けたいオンラインでのコミュニケーション。まだしばらく続きそうなリモートワークを乗り切るためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね♪ (菅原菜々帆)

【イメージコンサルタント 安積陽子】
国際ボディランゲージ協会 代表理事。アメリカ合衆国シカゴに生まれる。ニューヨーク州立大学イメージコンサルティング学科を卒業後、アメリカの政治・経済・外交の中枢機能が集中するワシントンD.C.で、大統領補佐らを同窓に非言語コミュニケーションを学ぶ。そこで、世界のエリートたちが政治、経済、ビジネスのあらゆる場面で非言語コミュニケーションを駆使している事実に遭遇。2005年からニューヨークのImage Resource Center of New York 社で、エグゼクティブや政治家、女優、モデル、起業家を対象に自己演出術のトレーニングを開始。2009年イメージコンサルタント養成スクールIRC JAPAN代表に就任。2016年、一般社団法人国際ボディランゲージ協会設立。理念は「表情や姿勢、仕草から相手の心理を正しく理解し、人種、性別、性格を問わず、誰とでも魅力的なコミュニケーションがとれる人材の育成」。非言語コミュニケーションのセミナー、研修、コンサルティング等を行う。
【メンズメイクのスペシャリスト 髙橋弘樹】

メンズメイクのスペシャリストとしても活躍するヘア&メイクアップアーティスト。
10代のころの自身の肌トラブルをきっかけにスキンケア研究を開始。長年にわたり蓄積した肌データを活用し、現在は肌トラブルに対するアドバイスや各社コスメブランドの商品監修、男性の肌にマッチする化粧品・メイクイベントの企画コンサルティング、メンズメイクセミナーなど幅広い活動に従事。自然なメイクで大変化をもたらす独自のメンズメイク術「爽やかメイク」が高い評価を受け書籍化。(扶桑社「最速でカッコよくなる メンズメイクBOOK」)アーティストやタレント、エグゼクティブを手掛けるメイクアップアーティスト、メンズメイクサロンのスタッフ教育の特別講師など、メンズメイク界を全方位的に牽引する存在。youtubeや各種SNSを通してユーザーのお悩み解決もサポート。

情報提供元/株式会社資生堂

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