コロナで変わった働き方。リモートとオフィス、どっちが良いの?

リモートワークVSオフィスワーク。コロナで変わる働き方


⒞shutterstock

コロナ問題の中、“リモートワーク”という働き方が日常化した方も多いのでは? 最初は慣れない環境で戸惑ったものの、気づけばこのスタイルが染みついている…なんて声も。改めて仕事について考えさせられますよね。今回は、この実態についてみなさんがどう思っているのかの調査結果を発表します!

オフィスワークで“無駄”だと思うこと、1位は?


ずっとリモートワークがいい! という声のほか、自宅は捗らないからオフィスワークがいい…などなど、いろんな意見が挙がっている今日この頃。 ということで、「リモートワークとオフィスワーク、どちらがいい?」という直球質問をしたところ、7割近くの方が「リモートワークの方がいい」と感じているようでした。そこで、「オフィスワークでムダだと思うことは何か?」と問うことに。さっそく結果を発表します!

 

10位 不必要な残業

「上司が残っているから帰るに帰れない無駄な残業」(50代 女性)
「仕事が終わってるのに定時まで会社にいなくてはいけないこと」(40代 男性)

第10位は、残業。近年は、残業NGの企業も増えましたが、依然として「上司より先には帰れない」といったいわゆる“付き合い残業”の慣習が残っている場合もあるようです。反して、リモートワークは仕事が終わった瞬間も自宅。そのようなストレスは発生しにくいですよね。

 

9位 オフィス

「おしゃれで大きなオフィスの維持費はムダ」(40代 女性)

リモートワークで十分に機能する会社の場合、オフィス自体が不要、または広いスペースは必要ないという声が挙がりました。賃料カットや交通費の削減など、コスト面にもなにかしら工夫ができそうです。


8位 電話の取り次ぎ

「内線は、直接個人の携帯に電話すればいい」(30代 女性)
「電話取り次ぎなどの割り込み作業は、集中する時間が削られる(50代 男性)

第8位は、新人の頃からずっと続く、電話の取り次ぎ。本人への直接の電話であれば、取り次ぎや伝言・メモを残すといった手間もかかりません。これを機に、オフィスの電話が減るかも…?

 

7位 飲み会

「リモートワークになり飲み会に行くことがなくなり、仕事終わりってこんなに時間があったんだと気づいた」(30代 女性)

家でゆっくりする時間や、自己啓発の勉強時間など、仕事終わりは意外と時間があることに気づいた方が多いようです。コミュニケーションをはかるのに飲み会は大事なこともありますが、ほどほどが良いのかもしれませんね。

 

6位 ハンコ文化

「なんでこんなものに上司の印鑑が必要なんだ!というものが多々ある」(50代 男性)

「上司の印鑑がないと仕事を進められない」という状況、数多くありますよね。リモートワーク中、押印してもらうためだけにわざわざ出勤した人もいるのでは?


5位 ランチの時間やお金

「親しくもない人たちと休憩時間を合わせて食事をするのは、時間の無駄と改めて思った」(30代 女性)
「ランチ代がムダ。月あたりの費用が大きいことに気づかされた」(30代 女性)

無意識にも、外食はなにかと費用がかさみます。その上、嫌いな人と一緒だったり、気を遣いながら食べるご飯は美味しくない…(泣)。

 

4位 紙の資料

「書類がなくても、メールやファイルのやり取りでどうにでもなると思った」(40代 女性)

紙ベースの報告書、申込書などの作成や、資料をわざわざ印刷することに対してムダと感じている人が多くいました。一方で、「パソコン画面より紙の方が見やすい」など、紙の利便性を感じている人も少なくないようです。今後、使い分けの工夫が必要ですね。

 

3位 雑談

「会議や打ち合わせ中のダラダラ話している時間。ある程度の脱線や雑談は気分転換になるが、その分仕事が遅れる」(30代 女性)

仕事中に話しかけられたり、会議中のムダな雑談にストレスを感じるという人も。アイデアが生まれたり、気分転換になったりと雑談は悪いことばかりではありませんが、感じ方は人それぞれ。雑談が苦手な方にとって、リモートワークは良環境。

 

2位 会議・朝礼

「無駄に長い会議は省略しても成り立つことが証明された」(30代 男性)
「定例会議はWebで十分。ただの数字発表会だった」(30代 男性)
「すべてWeb会議になった。他支社の人がわざわざ本社に出張してまでする今までの会議は何だったのかと思う」(30代 女性)

毎日の朝礼やだらだらと続く会議は「時間のムダ」という声が多数。会議室の確保や出席者の日程調整、書類のコピーや配布など、準備にかかる時間も無駄だと感じている方が多いようでした。

堂々の第1位は…通勤時間!

「リモートワークだとこの分長く寝られて身体もラク」(40代 男性)
「朝1時間も余裕があれば洗濯などができ、夕食も時間を使って用意できるので、コンビニやお惣菜に頼ることもなく経済的だった」(20代 女性)

今までは当たり前だった”通勤”を、省けるものだと認識できたのは大きいかもしれませんね。睡眠を十分にとることができたり、趣味や家事など、時間を有効活用できます。満員電車や渋滞のストレスから開放されて、心穏やかに過ごせたとの声も多かったですよ。

オフィスワークのメリットは?


出社することでムダが発生することもたしかにありますが、メリットだってちゃんとあります。リモートワークを経験したからこそ気づいたオフィスワークの良い点について聞いてみました。その結果がこちら!

4位の「息抜き・気分転換になる」や、5位の「連帯感が生まれる・励みになる」も、直接コミュニケーションを取れるオフィスワークだからこそのメリットですね。
2位、3位の「仕事の環境が整っている」や、「オンオフの切り替えができる」は、まさにオフィスならではの特権。自宅でそれなりの仕事環境を作るには、部屋の環境や一緒に暮らしている人との生活バランスなど問題が発生することも。その点は、出社することでカバーできることが多いですよね。

そして、ダントツの1位は「コミュニケーションがスムーズにとれること」
不明点をすぐに質問・相談してその場で解決できるから、という理由が一番多く、また、面と向かって話すことで、表情やしぐさからも相手の理解度がわかったり、誤解が生じにくいなど、細かなニュアンスが読み取れるというメリットがあるとのこと。

以前は会社に行くのが嫌だな…と思うことが多かったけれど、いざリモートワークが続くとオフィスが恋しくなる、なんてことも。自宅でも可能な作業は多いですが、コミュニケーションなどの人間関係に関しては、やはり実際に会った方が良いことも沢山ありますよね♪

コロナをきっかけに、大きく変わった仕事。オフィスワークとリモートワークのメリットを上手に使い分けられたら良いですよね。これからの働き方について、再度見直してみるのもいいかも!

 

情報提供先/株式会社ビズヒッツ

 

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