ヘアアイロンは大きく分けて2種類。まず、ストレートアイロンは2枚のプレートで髪を挟み、うねりやくせ毛をまっすぐにしてくれるもの。コツをつかめば、ストレート以外にも流し前髪や毛先のアレンジなどの使い方も可能! カールアイロン(コテ)は、動きのある巻き髪スタイルができます。おすすめのヘアアイロンとヘアアレンジをご紹介します。
Contents
初心者さんにも◎コードレスのヘアアイロン
KOIZUMI|nano airy ストレートアイロン
人気美容家電を多数手がけるKOIZUMIと、サマンサタバサのタッグによって生まれたヘアアイロン「nano airy(ナノエアリー)」。その魅力を、YouTuber・ゆきりぬさんと、ヘアメイクアップアーティスト・美舟さんに聞いてみました!
\プレートが大きめだから、ぶきっちょな私でも使いやすかった!(ゆきりぬさん)/
「初めて見た時はとにかく『ちっちゃ!』って(笑)、そのサイズ感に驚きました。おまけにすっごく軽い! しかもコードレス。これは持ち運びに便利ですよね。旅行好きの私にとっては、海外で使えるというのポイント高い! USB充電式だからコンセントはいらないし、出かけ先でサッと使えて便利だなって思います」(ゆきりぬさん)
\ストレートアイロンだけどカールも作れます(美舟さん)/
「ストレートアイロンだけど、ラウンド状のボディを使えば、ちょっとしたカールも作れます。おすすめは、毛先をハネさせるだけでなく、髪全体にもふんわりニュアンスを与えこと。しっかりカールを付けたいなら、温度は高めの180℃で。毛が細い人なら160℃でもいいかもしれません」(美舟さん)
アイロンで作る前髪の簡単アレンジ
伸ばしかけ前髪にもおすすめなヘアアレンジ
下ろすと目にかかってとってもウザったい…そんな長さの前髪もストレートアイロンでぐんとおしゃれなイメージに!
\使ったアイロンはこれ/
How to
①ストレートアイロンを160度に温めたら、前髪をひとまとめにして根元近くからアイロンで挟み、毛先までスッと通してクセをリセット。特に生え際に手強い生えグセがある場合は、根元だけ何度かアイロンを通しましょう。
②ざっくりセンターパートにして、まずは前髪の両端部分を巻きます。髪が外側へ流れるように毛束は外を向けながらもアイロンを縦に使って毛先は軽く内に入るようにするのがコツ。
こうすることで、顔まわりのカールとの馴染みがよくなりこなれたフリル感がでます。
③前髪の中央部分の左パートはアイロンで根元を挟んで右方向に流します。右パートも根元を挟み左方向に流して。つまり分け目を境にふたつの毛束がクロスするように巻くイメージ。端と中央部分を2段階に分けて巻くと綺麗に仕上がります。
④センターパートに戻したら、スプレーする前に毛流れを軽く整えます。こうしておくと、仕上がりが綺麗に。
最後にソフトスプレーを毛束の内側にシュッとひと吹き。スプレーを左右に動かしながらつけるとムラになりにくく、ベタつきません!
完成!
持ち運びや旅行に◎コンパクトなヘアアイロン
SALONIA(サロニア)|ミニ ストレートヘアアイロン
ヘア&メイクアップアーティスト・藤原李果さんが旅行にも持っていくというストレートアイロン。
「海外対応はもちろん、コンパクトで軽いから荷物がかさばりません! MAX210度でスタイリングも楽々です」(藤原李果さん)
VIDAL SASSOON(ヴィダル サスーン)|ヘアアイロン
旅にまつわる情報をインスタグラムで発信中のRisaさんが旅行に持っていくのが、こちらのアイロン。収納ポーチ付きで持ち運びにも便利。海外でも使えます。
「荷物は減らしたい派なので、旅先では三つ編みの頻度が高めですが、顔周りの毛を巻くためにこのアイロンは必須! 」(旅グラム運営・Risuさん)
リファ|ビューティック ストレートアイロン
美顔器等も有名な「ReFa」から誕生したヘアアイロン。20以上のサロンと共同開発して誕生したのだとか。カーボンレイヤープレートに搭載された低反発コートが熱をマイルドに伝えてくれるので、髪のダメージの元となる水蒸気爆発しにくい仕組み。また、髪に優しく密着してくれるので、キューティクルを守ってくれます。温度調整は5段階(140度~220度)になっていて便利。しかも、約60秒のスピードで設定温度に到達してくれるので、朝の忙しい時間も超時短に♡
おすすめのカールヘアアイロン、美容師直伝の使い方も
アイビル|D2アイロン ゴールドバレル
プロも愛用するヘアアイロン。太すぎず細すぎない32mmを使用すると、ナチュラルなウエーブがつくれるのでオススメ♪
このカールアイロンを使った、波巻きのアレンジベースの方法をご紹介!
How to
①表面の毛束をとって、まず根元近くを内巻きにしていきます。しっかりとクセ付くように、思いっきり内巻きにすると◎。
②内巻きにした部分のすぐ下を、今度は外巻きで巻いていきます。
③Cカールを重ねてS字をつくり、さらにそれを毛先まで繰り返します。毛先にもしっかりとクセをつけるのがコツ。
④髪の内側も同様に交互に巻いていきます。
⑤巻きにくい後ろの毛束は上に持ち上げ、根元近くからクセが付くように巻きます。後ろまで巻けたら完成。
ふわっとしたウエーブが完成♪
カールアイロンを使って、パサつき、広がりも一気に解消!
広がりやすくパサつく髪もカールアイロンで今っぽいスタイリングに! 全体にアイロンで熱を通してあげるとまとまりがよくなります。
\使ったアイロンはこれ/
How to
①ペタッとしたがちな前髪はメイク開始前からカーラーで立ち上げておくと◎。カールがついたら左右に流します。
サイドの髪の毛と前髪を馴染ませるようにコテで外巻きに。この時カール感が強く出過ぎないように、サッと熱を当て流すように抜きます。
②最後にヘアオイルを毛先になじませます。広がりがちな毛先中心につけることで、シルエットが綺麗に出ます。
パサつきが気になる方はオイルを多めにつけ、余ったオイルは前髪につけると時間が経ってもパカっと分かれづらくなります。
完成!
ストレートアイロンを使ったふんわり内巻きの作り方
カールアイロン(コテ)がなくても内巻きに!
ストレートアイロンを使った、ふんわり巻きの作り方をご紹介!
How to
①まずはコームでとかして表面を整えます。ストレートアイロンで巻く前に、一度毛束を手ぐしでならしておくと◎。
②毛束をなるべく横に引き出して、根元近くからストレートアイロンを挟みます。
このときとる毛束の目安としては、頭を左右前後で4等分したあと、それを上下に分けるイメージで。
③そのまますっとアイロンを通しつつ、中間あたりから手首を返してカーブをつけます。 毛束を90度くらい曲げて巻くのがポイント。
④全部巻き終えたら、前髪だけ分けてとり、毛束の内側からコームでならします。
⑤前髪も中間あたりからカーブをつけて巻くとふんわりと仕上がります。 素早く数回やると跡がつきすぎないのでオススメ。
⑥やわらかめのミルクを、小指の先くらいとり、よーく手に広げていきます。まずは中間から毛先に、前髪、最後に毛先…といった順番でミルクを馴染ませます。前髪は仕上げにコームで整えてから、さらに丸みをつけるように、指に残ったミルクをつけます。
最後に手ぐしでバランスよく整えたら、完成!
※取材にご協力くださった方の肩書等は取材時点のものです。