ショートボブやボブヘアは、短いからアレンジが難しそう…と思う人もいるのでは？ 実は、ちょっとしたコツで初心者さんでもおしゃれなヘアアレンジが叶うんです。コテやストレートアイロン、カーラーを使った、こなれ感たっぷりの「ボブの巻き方」をご紹介！ ぜひ、試してみてください♪
【ストレートアイロン】を使ったボブの巻き方
【内巻きワンカール×ボブ】さらっと巻きでラフにかわいく♡
ナチュラルなムードが欲しい人にオススメの“巻き”は、アイロンでさらっと毛先だけ！ 顔周りのニュアンスだけ！ 「巻きました」感のあるウェーブから、まるで素髪のクセがかわいい風の仕上がりにアップデート。
巻くというより、アイロンで熱を与えてツヤを出すイメージ！ 顔周りのレイヤーを生かすシンプルなひと手間で動きをつけて。それだけで髪にスキが生まれて、こなれ感がグッと出ます。
さらっと熱を通すだけ！ 毛先は内側に巻きすぎないストレートタッチに。あごラインでカットしたグラデーションボブ。顔周りにフィットするようなレイヤーを入れることで少し巻くだけでこなれる！ 前髪にはライン感を残して、顔周りとのメリハリをつけて。
HOW TO
後ろから前に向かってブローし、毛流れが顔の内側に入るようベースを整える。アイロンで巻いたら、オイルを全体にさらっとつけ程よくウェット感を。
①ストレートアイロンで髪を挟んで、中間から毛先に向かって滑らせる。
②毛先のみワンカール内巻きに。反対側と後ろの髪も同様に。
③顔周りのレイヤーのみ、顔に向かってカーブを描くように内巻きに。
完成♡
【ツヤ感×ボブ】コンパクトな大人スタイル
タイトで重ためのウェット質感ではなく、表面だけ軽やかなツヤをON！ スタイルは小顔効果を狙ったあごラインのぱつっとボブ。10トーンのアプリコットブラウンを仕込むことで、スタイリング剤の質感に加えてカラーでもツヤ感アップし、今季らしさも加速。
HOW TO
全体をブローした後、ストレートアイロンで前髪の毛先をニュアンスカール巻き。仕上げにバームをたっぷりなじませ、粗めのコームで表面を整える。
【内巻きボブ】丸みシルエットがエモい♡
頭の形もデコルテもキレイに見せてくれる黄金バランス。毛先が自然に内に入るようにカットして丸みを出し、表面にハイライトを細かく加えるテクでツヤ見せ成功！
POINT
✔︎女の子ならではの丸みシルエット
✔︎やわらかそうな質感
✔︎胸元にデザインがあるアイテムのジャマをしない
HOW TO
カット：前髪を目元で薄めに作った、あご下2cmのボブ。内側はグラデーションでまとまりやすくして、表面には軽くレイヤーを入れる。
カラー：10トーンのオリーブベージュ。12トーンのハイライトをなじむように全体に入れ、軽さを出す。
スタイリング：ストレートアイロンを根元から通し、毛先に軽く丸みをつける。ミルクワックスをなじませ、ツヤをプラス。 できあがり♡
【外ハネ×内ハネ】でつくる、ふんわりエアリーボブ
アレンジしないと野暮ったく見えてしまいがちな黒髪ボブは、全体を巻かなくても、毛先に動きを出すだけで一気にこなれ見え！ 毛先を軽く遊ばせるだけでふんわりエアリーボブに。自然な動きを作るのにもストレートアイロンが役立ちます。
How to
①髪の上半分をクリップでつまみ、残りの下半分の毛先をすべて外ハネに。あえてカールアイロンではなくストレートアイロンを使うことで、カールが強すぎない自然な外ハネが演出できる。
②クリップで留めていた上半分の毛を少しずつ取り、緩やかな内巻きに。
③上半分の髪を内側にカーブさせたら、ヘアスタイルにニュアンスを出すために、表面の毛をところどころつまんで緩めに巻く。
最後に軽くオイルをつければ完成！
全体を巻かなくても、毛先に動きを出すだけで一気にこなれ見え！ オイルをつけなければふんわりエアリーな印象に、オイルを多めにつければアンニュイな印象になるこのヘアスタイルは、黒髪でもアレンジ次第で色々な表情が楽しめます。
S字カールの【ナチュラルな外ハネ】
巻きすぎない、抜け感のあるカールが今っぽさのコツ。レイヤーがあまり入ってない人は、表面だけ、根元からゆるやかに巻くのが正解です。
HOW TO
①表面の毛（眉上あたりのライン）をすくいとり、クリップで留める。
②残っている部分を束でとり、ストレートアイロンで毛先を軽く外ハネワンカールに（ショートヘアの場合は、ストレートアイロンor細いカールアイロンの方が◎）。
③ 毛先（外ハネ）より上の部分を全体がS字になるように巻いていく。
④クリップで留めておいた表面の毛をおろし、顔まわりから外巻き→内巻き、と交互に軽めに巻いていく（強く巻きすぎると膨らみすぎてしまうので注意）。
⑤ヘアクリームを手に取り、顔まわりと毛先につけて完成！
【ゆるふわ×ボブの巻き方】ナチュラルなふんわり感♡
カーラーで前髪を巻く【ふんわりボブスタイル】
3分でできる、ふんわり巻きアレンジ。
HOW TO
①まずは前髪から。 軽くコームで整えてから、床と平行くらいの位置にマジックカーラーを巻く。前髪の根元を立たせるようにして、カーラーを巻きつけるのがポイント！
②次に、顔周りの髪をリバース（後ろ向き）巻きに。毛束を巻くときは、なるべく髪を横に出してから巻くのがポイント。 こうすると、根元近くまで巻ける上にふわっと仕上がる！
③後ろの毛束をフォワード（前向き）に巻く。
④頭の後ろまで、②③を繰り返し。片側が巻けたら、逆サイド（写真でいうと左サイド）の顔周りも同じように巻いていく。
⑤仕上げにワックスを馴染ませる。だいたいこれくらいの量を手のひらにのせて広げて。
⑥ワックスを、毛先から髪全体に馴染ませるようにふんわりもみ込んでいく。
完成！
【前髪なし×ゆるふわボブ】波巻きウェットなおしゃれヘア
襟足ギリギリでカットしたワンレンボブは、アイロンで表面を巻き、ウェットな質感に仕上げると、クールな色っぽスタイルに。おしゃれさやあざとさも狙えます。
HOW TO
①根元をしっかりこすって乾かし、フワッと立ち上がりやすくしておく。
②26mmのアイロンで、毛先は外ハネ、表面は波ウェーブに巻き、顔周りは外への動きをつける。
③オイルとワックスを1:1で混ぜ、毛先からもみ込むようになじませて完成！
【コテ（カールアイロン）】を使ったボブの巻き方
短くてもOK！【切りっぱなしボブの外ハネ】
手の込んだスタイリングをしなくてもおしゃれにキマる、切りっぱなしボブ。カールアイロンで毛先を外ハネにすればカジュアルに。
HOW TO
①根元から乾かし、程よく乾いてきたら風を上から当てて髪をできるだけ落ち着かせる。
②カールアイロンを、根元から外ハネになるように挟み、そのまま毛先までスルーさせるとちょうどいいハネ感に。オイルを髪の内側からなじませ、表面はそのまま軽く整える。
【前髪を外ハネワンカール】でおしゃれ感をプラス♡
伸ばしかけの前髪にもおすすめのアレンジ。おでこに落とす前髪は、ニュアンスを出しやすくするために、少量のみにするのがポイントです。
HOW TO
①26mmのアイロンで、前髪の毛先を外ハネワンカールに巻く。
②そのやや上の中間部分を、内巻きに熱を入れS字カールに。
③顔周りの髪の毛束をねじりながら、耳上の位置にピンで留めて完成！
※ご紹介した内容は2023年8月29日現在のものです。
