【色彩心理学】好印象間違いなし!デート前に取り入れるべきカラー

【色彩心理学】デート前に取り入れべきカラー

気になる相手とのデートはドキドキするものですよね。なるべくなら好印象を持たれて次につなげたいところ。そこで一番悩ましいのが、着ていく服装。でも、そんなときに必ず配色しておくべき“モテカラー”があるのです。そこで今回は、色彩心理学の観点から「デート前に取り入れるべきカラー」をご紹介いたします。

■デート服の鉄板は“ピンク”一択!

ピンクは赤色に白色が入ったカラー。色彩心理学において男女を問わず優しさや愛情を感じさせる色であり、この色に包まれると人は温かみや安心感を抱くことができます。特に、サーモンピンクのような薄いオレンジ色系のピンクは、子宮内壁の色と言われ子供にかえったような安心感を与えます。感情的な面での愛し愛されるというのもピンクのテーマ。無条件に相手を受け入れるという意味において「あなたを受容しています」というイメージを伝えられるのです。そのため、デートに取り入れることで相手はあなたに好印象を抱きやすいのです。

■ピンクが苦手なあなたのために……

色彩心理学においてピンクは優しさや女性性を象徴しており、甘く穏やかな気持ちをもたらしてくれます。しかも身体的にも女性ホルモンを活性化させる効果が報告されていて、女性らしい幸福感も満たしてくれるのです。しかしピンクはモテカラーでもありますが、サバサバした女子ほど避けてしまいがちなカラーだと言えます。衣類やバッグなど人目につくもので使うのはイヤという人もいるでしょう。そんなときは、自分ひとりで過ごす部屋などで取り入れてみて下さい。部屋着やベッドリネンなど、比較的広い面積のもので淡いピンクに包まれてみましょう。上手に甘えられない女子ほど、デート時に可愛らしくなれて彼にも好感触なはず。

■ピンクづかいは面積の大きさに気をつけて

ピンクは人の攻撃性をやわらげ、相手に優しさを伝えられるカラーである反面、副作用もあります。実はピンクを多用し過ぎると依存心が強くなったり、自己主張が弱まってしまいます。つまり恋愛願望の強い女子になり、白馬の王子様を待つだけになったりダメ男に迫られて断り切れなくなってしまう恐れがあるのです。ピンクを広範囲の面積で身に着けてしまうと、子供っぽくて甘えた女子をイメージさせてしまうため、相手から軽視されたりめんどくさそうと思わせてしまう場合も。そのため、ピンク一色で統一することは避け、ワンポイントで取り入れるのが理想的だと言えます。

■ピンクの上位互換色は淡いバイオレット(ラベンダー)

ピンクはモテカラーの定番ですが、上記のように使い方によってはネガティブな側面もあります。そこでピンクの上位互換色として淡いバイオレット(ラベンダーカラー)をご提案いたします。この色はとても繊細な波長を持っており、癒し効果が高い色とされています。このバイオレットは、色彩心理学において青の持つ沈静化と赤の持つ温かみを併せ持っています。さらにその色を淡くすることで、優しい印象をプラスすることができ、まるで美しい芸術作品に触れたような印象をもたらすのです。このカラーを取り入れることで、精神性の高さや気品を印象付けることができるため、デートの際に大人の女子を匂わせる上では非常に効果的なのです。

ピンクは日常生活の様々なシーンで取り入れられています。例えば、病院などもそうですよね。壁の淡いピンク色や看護師さんの服の色なども、最近はピンク色が多くなってきました。これは病気やケガをした人たちの心を癒すためだと言えます。ただし、色の濃さも非常に重要なポイント。あまり濃すぎるピンクは、先頭色である“赤”の要素が強くなり、攻撃的になりイライラしてしまうのです。色を取り入れる際は加減が大切なのですね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。