会社じゃ教えてくれない!? オンライン会議の“自分映え”テクニック4選

オンライン会議で”よく映る”のも仕事のひとつ!? 基本のテクニックは…

はじまったばかりでわからないことも多いオンライン会議は、上手な人と下手な人の差がつきやすいですよね。パソコンの画面越しでも「この人素敵だな」と人に好印象を与えるには、テクニックがあるんです。CanCam2月号『進め!ニューノーマル時代の社会人』では、会社では教えてくれないオンライン会議の“自分映え”テクニックを、パフォーマンス研究の第一人者の佐藤綾子さんに伺いました。

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ビデオ会議の心得。それは「自分を盛ること」が大事!

「ビデオ会議は、視覚と聴覚しか使えないコミュニケーションなので、対面よりも伝わりづらいもの。だから舞台女優になったつもりで、ジェスチャーや表情を大きく使うことが大事。感覚は〝インスタ映え〟と同じ。背景や服など画面に映るすべてを自己プロデュースしましょう」(佐藤さん)

オンライン会議の自己プロデュースのポイントは…

■その① 背景に馴染まない色の服を着るべし

「背景が白い壁なら白以外の服を着たほうが印象的です。シャープに見せたいならダークカラー、やわらかい印象にしたいならパステルカラーの服を」

■その② いつもの0.8倍くらいのスピードで話す

「会話はオンラインだと、通常よりもわかりにくいものです。大きい声の必要はなく、滑舌よく強弱をつけながら少しゆっくりと話すと心に響くスピーチに」

■その③ レンズは目線よりも少し上に置くべし

「目線より下にレンズを置くと威圧的に見えるので、目線よりも少し上にレンズがあるといいです。テレカン中は自分の顔ではなく、レンズを見て話しましょう。まずは実際に映っている自分を見て研究して」

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↑[OK例:目線よりも少し上にレンズがある場合]

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↑[NG例:カメラ位置が目線より下にあると威圧しているような雰囲気に]

■その④ 照明や窓の明かりを駆使して顔が明るくなるように

自然光や自撮りライトを使って顔が明るくはっきりと見えるよう工夫を。テレカンツールによっては、画面を明るくする機能もあるのでチェックして。

また、オンライン会議の定番ツール『Zoom』には肌滑らかに&画面を明るくする機能もあって、ZOOMにログインしたあと、ビデオ設定からマイビデオ→「ビデオフィルターを適用する」を調整すると肌が明るく滑らかに。その下にある「低照度に対して調整」を手動にすると明るさを変えることができるんです。

 

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これを使うと、写真加工アプリばりに肌色補正をすることができるので、自宅でのオンライン会議の時にも楽ちんです。

さらに、おしゃれ女子が使っている「ビデオ会議リップ」が知りたい

会社員のItgirlのみなさんに「ビデオ会議映え」する愛用のリップを聞きました。画面越しでも発色が見えるように、普段使っているリップよりも少し濃いめの色というところがポイントだそう。

小売業 マーチャンダイザー佐藤未来さんが愛用しているのは…M・A・Cリップスティック の207番

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「深みのあるブラウンレッドだからモニター越しでも華やかに」

外資金融関連会社勤務 林 恵梛さんが愛用してるのは…NARSオーデイシャスリップスティックのJANE

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「テラコッタローズ系カラーで、顔がキツくなりすぎないおしゃれな色」

程よくツヤがある上品な色で喋っていても落ちにくいビデオ会議リップは、真似したくなります♡


元々リモートワークは、働き方改革の一貫として政府が進めていた働き方だから、アフターコロナ時代になっても増えていきそうな予感。オンライン会議の自分盛りテクニックは、覚えておいて損はありませんね♡ 年末年始のお休みで時間があるときにマスターして、新年からのオンライン会議に備えましょう!

お話を伺ったのは…国際パフォーマンス研究所 代表 佐藤綾子さん
心理学者。非言語研究の第一人者として、今までに国会議員やビジネスリーダーなど4万人以上のスピーチ指導を行う。著書は195冊以上あり、累計323万部突破。

イラスト/カラシソエル モデル/田本詩織(itgirl) 構成/西村真樹