男性は「ホメる」より「笑う」で落とす!元CAに学ぶ“愛される気遣い”ポイント5

コミュニケーションは得意ですか?
そう聞かれて「得意です!」と胸を張って答えられる方は少ないのではないでしょうか。
苦手でも「私はコミュ障だから……」なんて言い訳はNO!実はいくつかのコツをおさえれば、人とのコミュニケーションはぐんと上達します。
『美的』11月号より、元ANAのCA・マナー講師の三上ナナエさんが提案する、コミュニケーションのコツを教えます!

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【1】質問は会話を広げることができる「オープン質問」をする!

よくコミュニケーションのコツは「質問をすること」と言われます。「質問をする」=「あなたに興味があります」のメッセージ。けれど、「効果的な質問」と「効果的ではない質問」があるんです。
まず「効果的ではない質問」は「クローズ質問」と呼ばれるもの。例えば相手が素敵な靴を履いていたとき「どこのブランド?」と聞くなど、答えがひとことで終わってしまうものです。
対して「効果的な質問」は「オープン質問」と呼ばれるもの。靴の例で言えば「素敵な靴ですね。靴お好きなんですか?」という質問は、そこから会話を広げることができます。聞き上手の会話には、この「オープン質問」がよく出てきます。

 

【2】「同感」ではなく「共感」を心がける。

相談を受けたりグチをこぼされると、なんでも「そうだね」と同感してしまっていませんか? 実は、こう返さないほうがいいときもあるんです。
例えば友人にマイナスなことを相談されたとき。「彼と初デートなのに1円単位で割り勘なんてひどくない?」と言われたときに、「そんな彼はひどい!」と答えるのが同感。一方、「そっか、それはショックだったのね」と相手の気持ちを考え寄り添うのが共感です。同感は「なんであなたが彼の悪口を言うの?」と思われてしまうことも……。共感なら気持ちを受け止めてもらえたと感じ、より信頼してもらえます。

 

【3】程よい「視線」「うなずき」「相づち」がポイント。

話を聞くときに相手の目を凝視しすぎると、お互いに疲れてしまいます。目を見続けるのは5秒以下にとどめて、基本は鼻やのどのあたりを見るようにしましょう。また、うなずきも多すぎると「本当に聞いてる?」と疑問を残してしまいます。同様に「はい」「なるほど」などの相づちも細かく打ちすぎると機械的に聞こえてしまうので、「程よく」がポイントです。

 

【4】表情は普段の1.5倍増しでオーバーくらいがちょうどいい!

良い話し手は、聞き手の表情を読み取りながら会話に抑揚をつけます。一方、聞くほうも会話に合わせたリアクションをしっかり見せることが話し手への気遣いになります。役者になった気分で、表情を普段より1.5倍くらいオーバーに作るのがポイント。驚き、感動、悲しみ、怒りなど、さまざまな表情を自撮りして、しっかり感情表現ができているか客観的にチェックしてみるといいでしょう。最初は恥ずかしいと思っても、練習するうちに自然にできるようになります。

 

【5】気になる男性は「ホメる」より「笑う」で落とす!

世にあるモテ本・婚活本ではよく「好きな男性はホメて落とす!」と書かれていますが、実際「好かれたい・彼女になりたい」という目的が見え見えの女性からホメられたところで、男性は居心地が悪いそうです。それよりも、「その動き、なんか面白い!」だったり「そんな答えが返ってくるなんて思わなかった!」と笑ってもらえたほうが嬉しくてニヤニヤしてしまうとのこと。男性は自尊心が高いので、「個性的な人、面白い人」と思ってくれる人につい好意を寄せてしまうことが多いみたいです♡

 

意外と知らないコミュニケーションテクニック、是非使ってみてくださいね♪(後藤香織)

美的2014年11月号表紙(『美的』2014年11月号)

 

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