『Oggi』2015年1月「Oggi Salone」のお題、働くアラサー女性の“壁”問題。
前回は、未だに“乗り越えられない壁”から「恋愛の壁」をご紹介しましたが、今回は、これまでに“乗り越えられた壁”から、アンケートで多くの意見が集まった「職場での対人関係の壁」と「自分の中にある壁」の2本立てでお届けします。
★前回のリンク→ ツ、ツライ…アラサー女子がぶつかる「恋愛の壁」問題とは?
まずは、「ビジネスと割り切る」ことで壁を乗り越えた対人関係にまつわるエピソードから。
●理不尽な上司という壁。以前は毎日イライラしていたけれど、先輩がうまく対応しているのを見て感心。最近では、たまにキツいことを言われても「自分に緊張感をもたせてくれる存在」だと思えるように。(千葉県 29歳 広報)
↑物事を前向きに考え直す。難しいですが、これができればあらゆることの道が開けそうです。
●いわゆる“ゆとり世代”の後輩を受け入れること。非常識な人も確かにいるけれど、きちんと話せばわかってくれる人も多いと気づきました。(岡山県 29歳 経理事務)
↑生まれて育ってきた環境と時代が違えば、価値観も変わります。王道ですがやはり「話し合う」ことがいちばん!
●お局様のイヤミを聞き流すこと。先輩に「相手はすぐに言ったことを忘れてるよ、引きずるだけ時間のムダ」と言われて気がラクになりました。(山形県 29歳 薬剤師)
↑先輩のお言葉、私も気がラクになりました!
働く人にとって、職場でのストレスは最小限に抑えたいものですよね。お次は、「自分の中の壁を乗り越えた!」という体験談。
●愚痴っぽい自分を変えたくて、なるべく言わないようにしたら物事がスムーズに進みはじめて驚き。今まで愚痴を言いすぎて考え方や行動まで後ろ向きになっていたのかも。(大阪府 33歳 一般事務)
↑「自分はこれだけやってあげたのに、相手は何もしてくれない」という“損得勘定”で物事を考えてしまうと、つい愚痴が……。相手がしてくれなくても、自分がやったことはいずれ自分の知恵となり力になるはず!
●自信のない自分を乗り越えた。今までネガティブになりがちだったけれど、最近では意識して自分のいいところを探すようにしています。少しずつ自分が好きになってきたかも。(東京都 23歳 SE)
↑ポジティブな考えの先には、幸せが待っているのですね。筆者もどちらかといえばネガティブ思考なので、自分のいいところを探してみようと思います!
●若いころ、他人からどう見られているか気にしすぎて自分を見失っていた私。今はいろんな経験を積んで壁を乗り越え、自分らしさを取り戻しました。他人の評価を気にすることなく、毎日が楽しいです(岡山県 33歳 自営業)
↑それでも気になる他人の目。意識しつつ、気にしすぎないのが大切なのかもしれませんね。
対人関係などで悩んでいる方、この中に問題解決のヒントはありましたか? 生きているといろいろなことがありますが、ひとつ言えること……それは「乗り越えられない壁はない!」と思うこと。これが大事なことなのかもしれませんね。(さとうのりこ)
(『Oggi』2015年1月号)
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