今大事!直接会えないときにも自分のことを考えさせる恋愛ワザ
気になる彼や恋人となかなか直接会って話す機会が持てないとき、不安な気持ちになってしまいますよね。自分のことを忘れてしまうのではないか、気持ちがさめるのではないか気が気でなくなるもの。どうしたら彼に自分のことを思い浮かべてもらえるのでしょう。そこで今回は、「直接会えないときにも自分のことを考えさせる心理テクニック」をご紹介いたします。
Contents
ふたりの共通のミッションや敵をシェアする
人は自分と似ている人を好きになる性質があります。好きなアーティストや趣味が同じ人を好きになるのが、まさにこれに当てはまります。でも、それとは真逆で、嫌いな敵や大変なミッションを共有することでも、相手に好意の感情を抱きやすくなるのです。これを心理学では認知的バランス理論と呼び、感情の方向性が同じ対象に向かっているとき、人は同志のような連帯感を覚えるのです。
そのため、彼に思い出してもらいときは、ふたりにとって共通のミッションや敵をシェアするようにしましょう。彼がその対象に触れるたびに、あなたのことが頭に浮かぶようになるはずです。
次回を匂わせつつおあずけを上手に活用する
やろうとしていたことを中止されると、逆にそれをしたくてたまらなくなるといった経験はありませんか。このように、途中でストップをかけられると期待感が高まる心理のことを、カリギュラ効果と言います。これを応用して、彼とSNSやメール、電話といった遠隔手段で接する際に、じゃあ次はいつ話そうかという流れになったとき、しばらく連絡が取れないとあえて伝えたり、いつコンタクトをとれるかを明示せずおあずけをしてみましょう。
もちろん、あくまで匂わせる範囲にとどめておいてください。そうすれば、逆に彼の興味を引くことが可能に。きっと相手はあなたへの関心を強めて、自然と思い出したり意識するようになるでしょう。
SNSやメールの途中で自分から切り上げる
気になる彼との楽しい会話は、ついついズルズルと長引いてしまいがち。でも、時間や回数を重ねるごとに中身が薄くなったり、有難みを感じなくなってしまうもの。そこで、ゼイガルニク効果を取り入れてみましょう。これは、途中で中断しなかった会話よりも中断した会話のほうが、鮮明に内容を記憶しているとされる心理効果です。
これを応用すれば、別れ際にあなたのことを彼の記憶に強く残すことができるのです。方法は簡単。ある程度話が盛り上がったところで自分から切り上げるだけ。彼にもう少し話したかったなと思わせられればしめたもの。あなたと話した内容が記憶に深く刻まれ、早くまた話したいという気持がムクムクと湧いてくるはずです。
相手に思い出してもらうためのきっかけづくり
異性、特に好きな人からもらったプレゼントは程度の差はあれ嬉しいもの。特に、自宅に飾るタイプのアイテムなら、ふと目をやったときに視界に入り、同時に相手のことを思い出した…… なんて経験はありませんか。彼に自分を忘れてもらわないための努力も大切かもしれませんが、会えないときこそ自然と思い出してもらいたいものですよね。そこで、ザッツ・ノット・オール・テクニックという心理テクを活用してみましょう。
これはただコミュニケーションをとるだけでなく、オマケ(この場合はプレゼント)となるような要因を演出することで、相手の印象に残るという効果です。そのため、自宅に飾れるような雑貨・日常使いできるようなアイテムを、○○君にだけだよ、と何かにかこつけて彼に贈ってみましょう。あまり負担にならないものが理想的です。そうすれば、彼はそれを目にするたび希少性を感じ、ジワジワ記憶の中に浸透していくはずです。
気になる彼や恋人と会えない状況の中にいると、ちょっと連絡が取れなかったり少し接する期間が開くだけで、不安になるもの。それが積み重なると、いつもならやらないような重たいアクションをとってしまい、彼に負担を与えてしまう恐れも……。
彼に思い出してもらうためには、基本的にあなたが会いたいアピールをしないほうが上手くいくことが多いと言えます。童話『北風と太陽』の太陽のように、あなた自身が余裕をもって彼の関心を引きだすことがポイントなのです。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。