浮気の定義に男女で違いはある？
浮気の定義って何だと思いますか？ エッチをしたら確実に浮気と考える人が多いでしょうが、手を繋いだだけならOKという人もいるかもしれません。今回は、意外と曖昧な浮気の定義について、男女が考えるボーダーラインを調査してみました。
Contents
ぶっちゃけ、浮気したことある？
Q．浮気をしたことはありますか？
ある 33％
ない 67％
「浮気をしたことはありますか？」と聞いたところ、なんと約3人に1人が「ある」と回答しました。意外と多いといえるかもしれません…。
浮気の定義はどこから？【男女に調査】
続いて、株式会社Clamppyが全国の男女1163人を対象におこなったアンケート結果をご紹介します。浮気のボーダーラインに関して聞いてみたところ、5位まで男女でほぼ差はありませんでした。
Q．どこからが浮気だと思いますか？
1位：1度でも肉体関係を持ったら
- 「やはり1度でも行為に及んだらアウト」（男性）
- 「食事などはある程度許容でき、ホストクラブに行くのも自由だと思うが、肉体関係を持ったらそれは浮気」（男性）
- 「結婚したとき、肉体関係をもてば不倫になってしまうから」（男性）
- 「肉体関係を持つ行為は、相手に対して愛情を抱いているから。恋人や妻がいるのに他の相手を愛することは裏切り行為」（女性）
- 「“恋人が知ったら傷つく”と、誰でもわかることだと思うから」（女性）
1度でも肉体関係を持ったらアウト！という意見が男女ともに最多となりました。たとえ相手への恋愛感情がなかったとしても、行為をしたら少なからず意識しはじめるもの。食事などは100歩譲って許せても、ベッドを共にするのは浮気と捉えられて当たり前のことでしょう…。
2位：相手とキスをしたら
- 「相手のことを好きになっていることが明らかだから」（男性）
- 「肉体的接触を持つことはいずれ肉体関係に発展し、気持ちもそちらに行くと思う」（男性）
- 「今の恋人に対する気持ちがなくなっているからこそする行為」（女性）
- 「同性・異性関わらず、友達ともする行為ならOK。あと風俗系はイヤだけど浮気とは思わない。友達とはしない行為がアウト」（女性）
男性では“肉体関係を持ったら”と同率1位、女性は3位にランクインした意見。キスは日本だと友達以上の親密な間柄でないとしないですよね。その先の行為に及ぶための入り口でもあり、した時点で浮気心があると思われても仕方ありません。そしてなかには、“友達とはしない行為がアウト”という浮気の判断基準をもつ人もいるよう。
3位：相手のことを好きになったら
- 「やましい気持ちがあったら浮気」（男性）
- 「相手に好意を持ち、それを行動に移した時点で浮気だと思う。例えば、ふたりきりで食事に行く必要性はないから、それも浮気。しかし何かしらの理由で仕方なくふたりきりになることもあるから、理由による。肉体関係は問題外」（男性）
- 「相手のことを好きになるということは、自分にもう好意がないという表れ。黙っていてバレないならいいけど、気持ちがないのはすぐに行動でわかる」（女性）
- 「行動より気持ちの問題。好きになってしまったら浮気」（女性）
相手に好意を寄せていることがわかった時点で浮気、という声も多くみられました。本人は表に感情を出さないようにしていても、いままで寄り添ってきたパートナーからすれば、他人へ気持ちが揺らいでいることなどお見通し。行動より何よりも“気持ち”を浮気のボーダーラインとして重視する意見は、女性により多くみられました。
4位：相手と外泊や旅行をしたら
- 「気持ちがないとしない行為。一時的な気の迷いなどのラインは越えていると感じるので浮気だと思う」（男性）
- 「肉体関係を持つことと、ふたりで外泊旅行することは、ほぼ同等だと思う」（男性）
- 「私がされたら嫌なこと。私もしない」（女性）
- 「外泊した時点で何かあると予想がつく」（女性）
異性とふたりで外泊や旅行をして何もないなんてこと、ありえないでしょ…！ そう思う人は多いもの。少なからず恋愛モードになると考えるのが妥当なはず。一緒に外泊旅行をすることは、肉体関係を持つことと同等だという意見が多数うかがえました。
5位：1度でもふたりきりでデートしたら
- 「男女に友情関係は成立しないと思っているので、ふたりきりでデートをしたら浮気だと思う。ふたりで会うということは、少なからず相手に好意がないとできないこと」（男性）
- 「ふたりきりでデートをしていたら、肉体関係になっていないと言われても、確認するすべもないし信じられない」（男性）
- 「本命がいるのに別の女性とプライベートで会うのが、個人的に嫌」（女性）
- 「パートナーがいるのにわざわざ異性とふたりになる必要もないし、複数であろうとなぜパートナーを誘わないのかが分からない」（女性）
ふたりきりで会う場面をつくることが、浮気に値するという意見も。本人はデートだと思っていなくても、こっそりふたりで食事をしたり、どこかで会ったり、言えば別れる原因になり得るようなことをわざわざする時点で浮気の危険信号といえそう。パートナーを想う気持ちがあるなら避けるに越したことはないですもんね。
浮気の定義は女性のほうが厳しい？
上記と同じアンケートで、男女で回答の差が多かったものをまとめました。具体的には、女性の回答数から男性の回答数を差し引いた数字です。
“マッチングアプリ内で連絡していたら”との回答は男性よりも女性のほうが23.1％多く、また“マッチングアプリに登録したら”との回答も女性が22.0％多い結果に。キスやセックスなど相手と触れ合う行為以前に、他人と連絡を取ろうとした時点で浮気を疑う女性は多いようです。
女性の意見のなかには「マッチングアプリを登録していることが分かり、警戒心から勘が働いて、実際にパートナーの浮気が発覚した」というものも…。男性のほうが浮気しやすいというデータがあるわけではないですが、男性よりも女性のほうがパートナーが浮気しないかどうかを気にしている傾向にあると考えられそう。
ダメってわかってるけど…女性が浮気したくなる瞬間ランキング
続いて、HiClub株式会社が20〜30代の女性448名から集めた「浮気したくなる瞬間」をご紹介します。
1位：寂しい
「付き合ったのに、なぜか放置された」「愛情表現が下手なのか、言葉でも態度でも表されなかった」と、自分の気持ちと相手の態度のバランスが取れず、心にポッカリ穴が開いてしまい、浮気したくなるという意見が多かったです。また、「寂しくても、相手のことを考えて遠慮して会わず、積もりつもって寂しさ倍増した」という声も。寂しくなると、恋人以外の人に頼りたくなるようです。
2位：恋人以外に好きな人ができた
「ダメと思いながらも魅力に感じてしまう」と、気持ちが抑えられなくなってしまうパターン。「好きになる人はひとりとは限らない！」という意見もありましたが、その裏には「恋人との関係に満たされないとき、魅力的な人が現れると気持ちが止められない」というロジックが潜んでいるかも… まずは恋人との関係を見つめ、何が不満なのか、その原因を探ることが必要かもしれません。
3位：気持ちが冷めた
「気持ちが冷める→別の相手を探す→見つけて別れるのパターンが多い」「気持ちがないと会う気にもなれないし、次の人を探していた」と、今の恋人をキープしながら次の人を探す人も。これは誰に対しても失礼ですから、要注意です！
4位：不満が溜まった
「何度も話し合っても改善されない不満、よそが羨ましくなる」と、相手に不満を伝えても改善が見られない場合は「自分のことを本当に大切にしてくれているのか？」と疑問を抱くようです。
5位：セックスレス
「女性として見られてないのかと不安になる」「大人は気持ちを“言葉”だけで表すものではない」という声が集まりました。いくらカップルとはいえ、性欲の有無や行為の優先度は異なるもの。不満をため込まず、解決策を模索してみましょう！
浮気されないように意識すべきこと
もちろん浮気はするほうが悪いですが、浮気されないよう意識・行動できることもあります。具体的にどんなことをしているのか聞いてきました！
1．コミュニケーション
- 「日頃からうまくコミュニケーションを取るようにして、相手の気持ちの変化に気付けるようにしている」（女性）
- 「毎日20分以上話す」（男性）
- 「日頃から相手への愛情表現をしっかりすること」（男性）
- 「相手と会話をし、理解をしてあげて、淋しくさせない」（男性）
コミュニケーションは恋愛に限らず、すべての人間関係において大事ですよね。相手を不安がらせないようにするために、会話をたくさんすることは有効でしょう。
2．自分磨き
- 「常にかわいくいることが浮気防止につながる」（女性）
- 「いつも自分が魅力的であること」（女性）
- 「外見、内面含め、相手にとって価値のある人間になろうとすること」（女性）
恋人に愛想をつかされないようにするためには、付き合ってからも向上心を持つことが大切だという意見も。
3．依存・束縛をしない
- 「ひとりの時間や友人との時間も大切にする、してもらう」（女性）
- 「自立するようにしている。相手に頼りすぎたり依存すると、なぜか急に異性に対しガードが緩む」（女性）
- 「干渉しすぎない」（女性）
束縛されて嫌気がさして浮気したという話もよく聞きます。社会人の恋愛では、お互いに自立した関係でいることも重要なのかも。
4．釘を刺す
- 「浮気以前に、嘘をついてもバレると伝える」（女性）
- 「浮気をしたら一発で切り捨てる方針を事前に伝える」（男性）
- 「信頼していると伝える」（女性）
浮気しても平気だと思われると浮気する可能性が上がりますよね。相手に「浮気したら絶対すぐバレるな」という恐怖心を持ってもらうことも有効かもしれません。
5．安心できる存在になる
- 「帰ってきたい場所を作る」（女性）
- 「自分自身が誠実であること」（男性）
- 「相手に居心地の良い存在になる」（女性）
「この人と一緒にいると心地よい」と思ってもらえたら、相手も浮気しようという気がおきないはず、という意見も。
【まとめ】
浮気の定義って難しいですよね。ただ多くの男女が、キス以上のことをすると浮気だと判断していることがわかりました。ただし自分のパートナーがどこから浮気だと思うかはわかりません。浮気を疑われるような行動は極力避けて、良好な関係を続けてくださいね！
