「一寸」…「いっすん」以外の別の読み方わかる?
普段見かける漢字、読み方があやふやなまま放置していませんか? でも、いざ読む場面になったとき少し困りますよね。
たとえば、セールで見かける「廉価」、
「なかちがい」と読み間違えそうな「仲違い」、
夏に食べたい「棒棒鶏」など読めましたか?
そんな読めそうで意外と読めない日本語クイズ、本日のお題はコチラです。
「いっすん」と読んだ方、それも正解です。しかし実は別の読み方もあるんです。さて、なんと読むか分かりますか?
まずは意味を見ていきましょう。小学館デジタル大辞泉で引いてみると、こんな意味が出てきました。
1.物事の数量・程度や時間がわずかであるさま。すこし。
2.その行動が軽い気持ちで行われるさま。
3.かなりのものであるさま。けっこう。
4.簡単に判断することが不可能なさま、または、困難であるさま。
何気なく日常生活で使っている「一寸」。さらにヒントです。たとえば「一寸昼寝をする」「一寸そこまで行ってくる」「私には一寸お答えできません」などと使います。
では正解を見ていきましょう。
正解は……「ちょっと」でした。
「一寸」と書くなんて思いつきませんよね。ですが文字どおり「ちょっと」と読むようです。
実は「一寸」のほかにも、「鳥渡」と書くことも。どちらも当て字でつけられたそうです。当て字だとなおさら分からないですよね。
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中。明日もチャレンジしてみてください! (齋藤有紗)