恋愛の発展のためには「ちょっとしたお願いごと」が効く!?使える恋愛心理学4つ
恋愛心理学にはさまざまなものがありますが、実際に使えるものは意外と少ないというのが事実。どんなにすばらしい理論でも実践できなければ、机上の空論に終わってしまいます。実際に誰もが使える恋愛テクニックとはどのようなものでしょうか。そこで今回は、「実践的で使える恋愛心理学」をご紹介いたします。
■単純接触効果で距離を縮める
気になる彼はいるのに、まったく接点がない…… そんなときには、どうすればいいのでしょう。答えは、彼との接触回数をいかに増やすかにあります。まず、相手の視界に入ることを意識し、次に会釈や挨拶ができる関係まで持ち込む、そうした簡単な接触を繰り返してみましょう。人はただ単に接触する回数が多いだけで、ある程度好意を持つという心理があるため、相手との距離感をグッと縮めるチャンスになり得るのです。そのため、彼と同じ電車に乗るようにしたり、違う部署やクラスにいたら通ってみるといいでしょう。彼の意識の中にあなたを住まわせることがポイントなのです。
■好意の返報性でデートの成功率を高める
恋愛心理学には、好意の返報性という理論があります。これは、相手から何かをしてもらったら何かを返さないといけないという気持ちになるというものです。そのため、もしもあなたが相手をデートに誘いたいと考えているなら、この理論を逆手にとって、まずはささいなお願い事をしてみてください。ちょっと手伝ってもらうといった、簡単なものでかまいません。そしてそのお返しをしたい旨、相手を誘ってみましょう。例えば、「この間はありがとう。もしよかったらお礼にお食事でもどう？」といった流れです。普通に誘うよりも相手の心理負担が少なくなり、成功率は上がるはず。
■ピグマリオン効果を取り入れて相手を動かす
人はほめられたり期待されることで、その通りになっていく心理があります。このように期待をかけられると答えたくなる心理を、ピグマリオン効果と呼びます。もしも彼を動かしたいなら、上手にほめることを心がけるといいでしょう。そのためのポイントは、結果よりも結果に至るまでの努力や過程をほめること。例えば、「○○君って、どんなことに対しても一生懸命だよね」などといったフレーズが効果的。あなたがほめ上手になれれば、きっと彼はあなたの望む方向へと無意識に変わっていくでしょう。
■クロスクロスの法則を意識して魅力的な女性に
心理学においてはクロスクロスの法則というものがあります。これは、手足や身体を交差させたりひねったりするしぐさを取り入れることで、女性らしいしなやかさや魅力をアピールできるという心理テクです。例えば、右側にあるグラスを左手で持ったり、左の髪をかき上げる時に右手を使ったりして、身体のパーツと身体がクロスする状態を意図的に作り出してみましょう。そうすることで曲線美が強調され、あなたの魅力がさらに増すのです。彼と一緒にいる際に、なにげないシーンで取り入れてみてください。ドキッとさせられること間違いなしでしょう。
実際に使えるテクニックの多くは、相手に対して何かを働きかけるものではなく、自分自身で完結できる内容のものが多いと言えます。人の心は非常に複雑なもので、アクションに対して、必ず同じ反応が返ってくるとは限りません。そのため、心理テクを使ってみても意図した結果にならないこともしばしば。今回紹介したものは、確実性・再現性が高いものなので、ぜひ日常生活に取り入れてみてはいかがでしょう。（脇田尚揮）
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
