「御屠蘇」読める?お正月につきものなアレのこと
よく聞くおなじみの言葉でも、あらためて漢字で書かれると読めないことってありますよね。
たとえば、誰もが知っている動物の「馴鹿」「海豹」とか。
身近な食べ物の「鯣」「芥子」「海栗」など。
どれもひらがなで書けばおなじみの言葉なのですが、あなたはいくつ読めましたか?
そんな読めそうで意外と読めない日本語クイズ。本日のお題はコチラです。
「御屠蘇」。
一見すごく難しそうに見えますが、じつはこちらも聞き慣れたおなじみの言葉なんです♪ ヒントは、お正月によく聞く言葉だということ。いろいろな言葉が頭に浮かびますが、どれなのでしょうか……。さらに絞り込むために、意味を調べてみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると、「御屠蘇」とは次のものを指します。
「屠蘇散(とそさん)という漢方薬を浸したみりんや酒。延命長寿を祝って年頭に飲む。また、年頭に飲む祝い酒」
意味を見て「おっ」と気づいた方も多いでしょう。では早速答え合わせをしてみましょう。正解はコチラです!
「御屠蘇」の読み方は、「おとそ」でした。
「御屠蘇」に使われる屠蘇散という漢方薬は、山椒・防風・白朮・桔梗・桂皮といった植物を砕いて調合したもので、延命や長寿に効果があるとされています。
でも私達にとって身近な「御屠蘇」とは、シンプルに「お正月に飲むお酒」というイメージが強いかもしれませんね。
スキマ時間に読めちゃうCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。
(豊島オリカ)
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