「きょる」じゃなくて…意外と読めない「拠る」の読み方、分かる?

見たことがある漢字でも、送り仮名が変わると急に読めなくなってしまうことがあります。たとえば掌+る=「掌る」、約+しい=「約しい」、焼+べる=「焼べる」……など。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日はこちらのお題にチャレンジしていただきましょう!

「拠る」。
拠という漢字は「根拠」や「拠点」など、わりとよく見かけますよね。「きょ」と読むイメージが強いかもしれませんが、「拠る」は「きょる」ではありません。ではいったいなんと読むのでしょうか?

■ここでヒント♪

ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によれば、「拠る」の意味は次の3通りです。

・根拠とする。
・よりどころとする。のっとる。
・根拠地とする。たてこもる。

会話や文章では、「天気予報に拠ると、明日は雨のようだ」とか、「法律の定めるところに拠る」といった使われ方をします。
そろそろ「あの言葉かな?」と気づいた方もいるのではないでしょうか。では正解を見てみましょう!

■正解は、こちら♪

「拠る」の読み方、正解は「よる」でした! ちなみに「よる」という日本語は、「拠る」「依る」「因る」など様々な漢字表記を持っています。使う場面や意味によって適切な漢字が変わるので、気になった人はぜひ辞書を引いてみてくださいね。

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(豊島オリカ)

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