世の中には、意外な読み方を持つ漢字がたくさんあります。そして、よく知っている簡単な漢字が、組み合わせ次第で急に読めなくなってしまうこともありますよね。たとえば「将又」「塩汁」「一揃」などは、読めそうでなかなか正しく読めないもの。
そんな「読めそうで読めない日本語」クイズ、本日チャレンジしていただくお題はこちらです!
「若気る」。
こちらの読み方は「わかげる」……ではありません。じつはこちらも私たちがよく知っている日本語なのですが、いったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
読み方を推理するために、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「若気る」の意味は次のとおりです。
1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。
2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。
現代では、どちらかといえば2の意味で使われることが多いでしょう。ちなみに文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、この言葉を「薄笑いを浮かべている」という意味で使う人の割合が76.5%と出ています。
さらに大ヒント! 「若気る」をひらがなで書くと「○○○る」の4文字です。
さて、そんな「若気る」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう。
■正解は……こちら♪
「若気る」の読み方、正解は「にやける」でした! かなり意外な読み方だったのではないでしょうか。
身近な日本語が思わぬ漢字表記を持っている例は、まだまだあります♪ CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
(豊島オリカ)