鮪(まぐろ)とか、鰹(かつお)とか、はたまた鯱(しゃちほこ)とか、「さかなへん」の漢字ってさまざまなものがありますよね。
お寿司屋さんで見かけたり、子どもの頃にたくさん覚えて友達と競ったり……無意識のうちにいつのまにか知っている、という人も多いのではないでしょうか。
さて、突然ですが漢字のテストです。
絶対に……とはいいませんが、きっとこれを読んでいる9割の方は食べたことがあるであろう、「アレ」です。そう、おつまみにぴったりな……。
「鯣」の読み方、知っていますか?
【女子110名に調査!「鯣」の読み方、知っていますか?】
女性110名に「鯣」の読み方について調査してみたところ……。
正解! 12%
間違い! 39%
わからない…(無回答) 49%
約半数の女子が「まったくわからない」と放棄してしまった「鯣」。正解したのは10代~20代前半の学生に集中していたので、何かのきっかけで学ぶ機会があり、覚えていたという可能性が高そうですね。
さて、それでは誤答コレクションを、正しい回答とともに見ていきましょう。
【~「鯣」誤答コレクション 魚っぽいもの編~】
◆1票チーム
「いか」…「烏賊」です。
「こい」…「鯉」です。
「さめ」…「鮫」です。
「たら」…「鱈」です。
「はたはた」…「鰰」です。そもそも、「はたはた」自体がなかなか読めない。
「はも」…「鱧」です。
「ます」…「鱒」です。
「めばる」…「鮴」です。これも読めない。
◆2票チーム
「いわし」…「鰯」もしくは「鰮」です。
「さかな」…書くまでもない気もしますが「魚」です。
「さけ」…「鮭」です。これはあまりにも有名なので回避する回答かと思いきや、意外といた。
「たい」…「鯛」です。これはあまりにも以下略。
◆4票
「かれい」…「鰈」です。この後に解説する「気持ちはわからんでもない編」を合わせても、なぜかこれが最も多かった誤答! 理由は不明です。
というわけでここまでは「魚っぽい」さかなへん軍団をお送りしましたが、ここから先はまた別の「気持ちはわからんでもない編」です。
【~「鯣」誤答コレクション 気持ちはわからんでもない編~】
◆1票チーム
「たまわる」…「賜る」。右側は同じですね。似ています。
「わた」…おそらく、「綿」とは似ていないので、「腸」でしょうか。若干違いますが、右側が似ていますね。
◆2票チーム
「すず」…「錫」。これも「賜る」同様、右側が同じですね。
「たまげる」…「魂消る」なのですが、おそらく上記「賜る」あたりと混同されている可能性大。
「よう」…「陽」あたりに影響されているのでしょうか。……おそらく。
◆3票
「ちょう」…これは間違いなく「腸」に引っ張られていますね。気持ちはわかります。
◆番外編
「ぼろ」…「襤褸」。魚っぽいものにも、気持ちはわからんでもないものにもかすりもしませんでしたが、回答してくれた心意気が大事です!むしろ「ぼろ」って、こう書くんですね。
【さて、それではそろそろ正解発表】
ヒントを出していきましょう。
1.おつまみにぴったりです。
2.いわゆる乾きものです。
3.イカからできています。
4.さきいかではありません。
……はい、正解は……
「するめ」です!
もったいぶったものの「なぁんだ」って感じではないでしょうか。はい、するめです。みんな大好きするめです。低カロリー高タンパクなおつまみです。「鯣」って書くんですって。なんだかかっこいいですね。
飲み会や合コンで話題に窮したとき、場をつなぐ手段になるかもしれません。覚えておいてみてくださいねー!(後藤香織)
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