お正月によく見るアレ!「注連飾り」読める?
街に年越しムードが漂う今日このごろ。スーパーやコンビニにもお正月を迎えるためのアイテムがたくさん並んでいますよね。
そこで今回の「読めそうで意外と読めない日本語クイズ」は、お正月アイテムに関するお題です。
「湯湯婆」「抑々」「何れ」「海栗」など、さまざまな日本語の読み方をご紹介してきたこのコーナー。本日のお題はコチラ!
「注連飾り」。
パッと見て「ちゅうれんかざり」と読んでしまいそうですが、それは不正解。この日本語は、結構おなじみのお正月アイテムを指しています。
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「注連飾り」とは次のような意味です。
「正月などに、社殿や玄関にしめ縄を張って飾ること。また、その飾り」
ちなみに「社殿」とは神社の建物のことです。初詣で訪れた神社で、または街を歩いていて、しめ縄と一緒に、シダの葉や橙(ミカンのようなもの)が飾り付けられているのを見たことはありませんか? それこそが「注連飾り」です。
さて、もうお分かりですね? では正解を見てみましょう。「注連飾り」の読み方はコチラ!
「しめかざり」でした。
注連飾りは、一般的に大掃除やおせちの準備ができた後、「新年の神様を迎える準備が整いました」という証として飾るもの。五穀豊穣、無病息災、家内安全、子孫繁栄など、さまざまな願いが込められています。だいたい12月28日頃を目安に飾るものと言われていますので、まだの方はお早めに!
じつは形も色々あります。クリスマスリースのような円形から、おめでたい鶴や宝船をかたどったものまで盛りだくさん。街で注連飾りを見かけたら、形にも注目してみてくださいね♪
CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新しています。忙しい年末年始の息抜きに、またぜひ遊びに来てください♪
(豊島オリカ)
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