赤ニキビを即効で治す方法!しこりがあるニキビは潰していい?皮膚科医に聞いてみた

腫れた赤ニキビを一刻も早く治す方法を皮膚科医に聞いてみた


(c)Shutterstock.com

ジクジクして痛むニキビ。1日でも早く治したいですよね。ニキビには、大きく4つの段階があり、ニキビの種類によってケア方法が異なります。間違ったケアをすると、治りづらいだけでなく、最悪の場合、痕になる可能性も。今回は、赤ニキビの治し方を解説。皮膚科医に聞いた正しいケア方法や、ニキビができる仕組みについても確認しましょう♪

そもそも、ニキビってなぜできる?

(c)Shutterstock.com

ニキビの多くは、皮脂の過剰分泌によるもの。皮脂の分泌量はおおよそ遺伝や体質などで決まっていますが、ケアのしすぎや乾燥が原因で皮脂が過剰に排出されることもあるので注意が必要です。

特に10代は、皮脂の分泌量が多いために毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい肌状態にあるといえます。皮脂量が多い10代に対して、大人の女性のニキビは皮脂の分泌がそんなにないのにも関わらず、ちょこちょこできてしまうという方も多いはず。その原因は保湿不足や、こすれによる刺激洗いすぎ、ターンオーバーの乱れによるもの。これにより、角層のバリアを乱し角質層が厚くなり、毛穴の出口がふさがってしまうのでニキビになりやすいのです。

ターンオーバーが正常に行われなかったり、過剰に分泌された皮脂が酸化すると、毛穴の出口を塞いでしまいます。出口が塞がってしまうと、放出されるはずの皮脂が毛穴に溜まり炎症を起こしてしまい、ニキビの元となってしまいます。

赤ニキビってどんな状態?

(c)Shutterstock.com

ニキビには、毛穴が詰まった白ニキビ(コメド)、皮脂が酸化した黒ニキビ、炎症が始まった赤ニキビ、膿をもった黄ニキビと大きく分けて4つの種類があります。
実は、4種類の目に見えるニキビになる前段階として、マイクロコメドという、顕微鏡でしか確認できない小さなコメドから始まります。赤ニキビは、毛穴の詰まりが発端で炎症が始まり、写真のように赤く盛り上がっている状態。しこりやジクジクと痛みを伴う場合も。

赤ニキビの治し方

(c)Shutterstock.com

炎症が起こり、ジクジクと痛む赤ニキビをいち早く治すにはどんなケアをすればいいのでしょうか?

赤ニキビの治し方①自然治癒力に任せる

ニキビは病気なので、「セルフケアで治す」というのとはちょっと違います。そもそも、ニキビは風邪と一緒で自然に治るもの。赤く腫れ上がっているニキビを潰して膿を出したり、間違ったケアをすることでひどい跡になってしまう可能性が高くなるので、ニキビが出来たら触らないこと!

赤ニキビの治し方②病院で正しい処置を受ける

ジクジクとした痛みを伴っている状態であれば、皮膚科できちんと治療を受けましょう。ニキビの状態に合わせた治療薬を出してくれるので、その分治りが早くなることも。日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医を取得した先生なら、正しいケアや最新の治療を行なっていることが多いので、探してみて。最近はニキビに効果的な美容医療も増えていますよ。

教えてくれたのは……銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長

銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長

銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長。医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。数々のメディア、雑誌に引っ張りだこの美肌のスペシャリスト。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)など。

できるだけすぐに…!赤ニキビをいち早く治すには…?

シーズ・ラボ

そのままにしておくとやっぱり目立つ……。赤ニキビをいち早く治すためにはどんなケアがいい?

メディカルエステに頼ってみて!

メディカルエステで行うピーリングには、ターンオーバーを活性化するので、毛穴の開きや大人ニキビに効果アリ!

医師がサポートする結果重視の人気メディカルエステ「クリニカルサロン シーズ・ラボ」の人気コース「ニキビ撃退フェイシャルコース」は、フルーツ酸ピーリングで角質ケア→イオン導入で美容液成分を浸透→パックで鎮静という流れ。肌状態や悩みに合わせて10種類以上のピーリング剤の中から調合することで、さらに高い効果が見込めるそう。

ニキビのタイプや肌質などに合わせて使用する成分の種類や濃度を調節してくれるので、ニキビの炎症だけでなく、ニキビ跡にも高い効果を得られることができます。このコースは、なんと6万以上もの症例の実績があるのでメディカルエステ初心者さんにもオススメ♪

取材協力:シーズ・ラボ