プロに聞いた「いい汗」のかき方。気をつけるべき2つのポイント

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さらっとした爽やかな汗は健康的なイメージがある反面、たくさんかきすぎても、なんだか清潔感に欠ける…。さまざまな汗がありますが、実はその中にも「いい汗」と「悪い汗」があるようなのです。多くの女性の健康カウンセリングを続けてきているおふたりの先輩女性に教えていただきました。

夏の冷えは美の大敵!いい汗をかいて冷え退治

健康な体と汗との関係についてお話ししてくださったのは、漢方を用いたカウンセリングやケアを行う樫出恒代(かしでひさよ)さん。

「どんな汗が理想かというと、運動して筋肉を使い、からだが温まったときにじんわり出る状態がベストです。気力や体力が充実していれば、ちょうどいい分量の汗が出るんです」。筋肉を使うのではなく、熱いもの・辛いものを食べて汗を出し、代謝がよくなった気になるのは勘違い。単に、体を冷やす作用で汗が出ているだけなのだそう。

夏は汗をかくことが多くなるけれど、「すぐに拭くこと」も大事。「かいた汗をそのままにしないことが大切です。夏は暑さと冷えの繰り返しが、自律神経の乱れの原因に。汗をかくぶん、すごく冷えている人も多い時期。腹巻きやレッグウォーマーを着用し、夏こそ冷やさない工夫が大切です」。

体を動かし、じんわりと出てすぐに拭き取って体を冷やさない。この夏の習慣にしたいですね。

★漢方薬剤師・樫出恒代さんのいい汗をかく10の秘訣<前編>
★漢方薬剤師・樫出恒代さんのいい汗をかく10の秘訣<後編>

 

デオドラント製品を選ぶときには○○に注意

せっかくいい汗をかいても、やっぱり気になるのは汗のにおい。そこでこれからの季節は毎日お世話になる、デオドラント製品についても、学んでおきましょう。店頭で見かける種類も豊富になってきて、さて何を基準に選んだらいいのでしょう? ニュー上田クリニックの院長、上田由紀子先生に教えていただきました。

においに関して言えば、「汗を出さないのがいちばんのポイント」だそう。塩化アルミニウムを配合した制汗剤は、汗の出口をふさぎ、分泌を減らす効果があるのでオススメです。病院でも処方しているものなので、ある程度の効果は期待できるとか。

また、「持続効果に重点を置くなら、クリームタイプを」と上田先生。スプレーやロールオンタイプより量がたっぷりとつけられるので、脇の毛穴をふさぐ効果も高いと定評があるそうです。

ただし、気をつけたいのが肌トラブル。金属アレルギーの人は銀(Ag)が入っていないか確認を。抗菌・消臭効果が期待できる銀は、制汗剤の原料として使われることがあるからだそうです。

★ワコールボディブック|からだと下着の情報サイト

 

いかがでしたか? デオドラント製品に入っている銀によって金属アレルギーを起こす恐れがあるということも頭に入れつつ、においと肌トラブルのない(!)快適な夏を過ごしましょう。

情報提供元/ワコール

 

★意外と無防備!おっぱいの汗対策

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