ニキビの種類を写真つきで解説!しこりのある赤ニキビ・白ニキビ…正しい治し方を知ろう

ニキビには何種類ある?タイプ別の治し方を知ろう!


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繰り返しやすいニキビには、適切なケアが大事です。ニキビには大きく分けて4つの種類があります。まずは、できてしまったニキビの種類を知り、正しいケアを行いましょう!

【目次】
ニキビには何種類ある?
ニキビができる仕組み
絶対に知っておきたいニキビの治し方
できるだけすぐに…!ニキビをいち早く治すには…?

■ニキビには何種類ある?

ニキビ
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ニキビは、毛穴が詰まった白ニキビ(コメド)、皮脂が酸化した黒ニキビ、炎症が始まった赤ニキビ、膿をもった黄ニキビと大きく分けて4つの種類があります。
実は、4種類の目に見えるニキビになる前段階として、マイクロコメドという、顕微鏡でしか確認できない小さなコメドから始まります。ニキビの炎症は深く激しいので、放置すると深く凹んだ痕になってしまうケースが。毛穴が開いているように見えるミニスカー(小さなニキビ痕)がある方は非常に多く、クレーター状のニキビ痕になると治すのが一気に難しくなってしまいます。ひどくならないうちに正しいケアをすることが大事!

・白ニキビ

白ニキビ

毛穴が詰まり、盛り上がっている。肉眼では確認しづらいので悪化しやすい。

・黒ニキビ

毛穴の入口部分の皮脂が空気に触れ、酸化して黒くなっている状態。

・赤ニキビ

炎症が始まり、赤く盛り上がっている状態。しこりや痛みを伴う場合も。

・黄ニキビ

膿が溜まって盛り上がっている状態が黄ニキビ。

■ニキビができる仕組み

ニキビの種類を知ったら、自分がどの段階のニキビか確認して! 正しいケアを行って治しましょう♪

【第1段階】白ニキビ・黒ニキビ

ニキビ
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ニキビ
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ニキビの始まりは毛穴の詰まりから。なんらかの原因で毛穴の入口部分の角質層が厚くなり、毛穴が塞がります。そこに皮脂が溜まり、白くぽつっと盛り上がっている状態を白ニキビと呼びます。白ニキビがすべてのニキビの始まりですが、肉眼で見えないレベルのマイクロコメドは無数にあることがわかっています。

【第2段階】赤ニキビ・黄ニキビ

ニキビ
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毛穴が詰まって皮脂がたっぷりと溜まった状態は、アクネ菌が育ちやすい環境。ある程度の数以上アクネ菌が増えると、皮脂を刺激物質に分解し、毛穴の中で炎症を起こします。赤くぽつっと腫れてしまっている状態が赤ニキビです。

ニキビ
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増えたアクネ菌を退治するために白血球が集まって戦います。激しい炎症を起こしているのでジクジクと痛み、見た目も赤みが強くなり、中央が膿のために黄色っぽく変化。これは、毛穴の中で白血球の死骸が膿として溜まった状態。黄色く盛り上がっているので黄ニキビと呼ばれます。

【最終段階】クレーター・ニキビ跡

ニキビ跡
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膿を抱え込んでいた毛包壁が破れ、膿が真皮に触れることでさらに激しい炎症を起こし、真皮のコラーゲン線維が萎縮し、深く凹んだクレーター状の痕となります。一般的に、赤みや黒ずみをニキビ痕と読んでいますが、正確には、ボコッと凹んだクレーター状のものがニキビ痕であり、治りづらいのです。

★フェイスラインやおでこ…場所別ニキビができる仕組み

■絶対に知っておきたいニキビの治し方

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どんなに小さなニキビでも、できてしまうと憂鬱……。いち早く治すにはどんなケアをすればいいのでしょうか?

ニキビの治し方①自然治癒力に任せる

ニキビは病気なので、「セルフケアで治す」というのとはちょっと違います。そもそも、ニキビは風邪と一緒で自然に治るもの。潰して膿を出したり、間違ったケアをすることでひどい跡になってしまう可能性が高くなるので、ニキビが出来たら触らないこと!

ニキビの治し方②いつもよりしっかりめに保湿する

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乾燥していると肌のバリアは弱く、防御反応として角層が厚くなって毛穴が詰まりニキビが出やすくなることも。ニキビ=オイリーなイメージがありますが、それは思春期までの話。大人ニキビの予防には、ターンオーバーを正常に働かせるために保湿をしっかり行いましょう。

乾燥が強い場合は、化粧水と乳液で終わらせず、最後にクリームで蓋をしてあげることも大事。油分の膜ができることで、肌内側の水分が蒸発しづらく、より高い保湿効果が期待できます。

ニキビができたら、ニキビ用のラインを使うのも手。ノンコメドジェニック処方は、ニキビの原因となる成分を徹底的排除してシンプルな処方になっているので安心です。敏感肌、ニキビ肌向けに抗炎症成分が混ざっているのもオススメ。

ニキビの治し方③病院で正しい処置を受ける

何を塗っても、または何も塗らなくても、いつもニキビができているという状態であれば、皮膚科できちんと治療を受けましょう。ニキビの状態に合わせた治療薬を出してくれるので、その分治りが早くなることも。日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医を取得した先生なら、正しいケアや最新の治療を行なっていることが多いので、探してみて。最近はニキビに効果的な美容医療も増えていますよ。

教えてくれたのは……銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長

銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長

銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長。医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。数々のメディア、雑誌に引っ張りだこの美肌のスペシャリスト。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)など。

■できるだけすぐに…!ニキビをいち早く治すには…?シーズ・ラボ

そのままにしておくとやっぱり目立つ……。黄ニキビをいち早く治すためにはどんなケアがいい?

A.メディカルエステに頼ってみて!

メディカルエステで行うピーリングには、ターンオーバーを活性化するので、毛穴の開きや大人ニキビに効果アリ!

医師がサポートする結果重視の人気メディカルエステ「クリニカルサロン シーズ・ラボ」の人気コース「ニキビ撃退フェイシャルコース」は、フルーツ酸ピーリングで角質ケア→イオン導入で美容液成分を浸透→パックで鎮静という流れ。肌状態や悩みに合わせて10種類以上のピーリング剤の中から調合することで、さらに高い効果が見込めるそう。

ニキビのタイプや肌質などに合わせて使用する成分の種類や濃度を調節してくれるので、ニキビの炎症だけでなく、ニキビ跡にも高い効果を得られることができます。このコースは、なんと6万以上もの症例の実績があるのでメディカルエステ初心者さんにもオススメ♪

取材協力:シーズ・ラボ

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