春、新生活のストレス対策!ストレスチェックテストと2つの対処法

春のモヤモヤ・イライラ、どうつきあう?

春、新生活のストレス対策!

急にやる気がなくなったり、朝起き上がるのが面倒になったり、イライラ怒りっぽくなったりと、春はメンタルも不安定になりがち。実はそれ、体が発しているストレスのサインかも。転勤や転職、引っ越しなど環境の変化も重なるこの時期は、自分が思っている以上にストレスを抱えやすいのだとか。

その解消に必要なのは、自分の状態に気づいて対処すること。言葉にするととてもシンプルだけど、実践するとなると話は別。どうやったらいいのかわからない!という人のために、簡単ストレスチェックと対処法をご紹介します。

 

ストレス度チェックテストで自分のストレス度を把握!


まずは自分のストレスを把握するところから。大阪樟蔭女子大学名誉教授の夏目 誠先生が作成した「ライフイベント ストレスチェック」で、今の自分のストレス度をチェックしましょう。

【ライフイベント ストレスチェック】

この1年間にあなたが体験した項目をチェックし、左の点数を合計してみてください。

83:配偶者の死
74:会社が倒産した
73:親族の死があった
72:離婚した
67:夫婦が別居した
64:会社を変えた
62:自分の病気や怪我
62:多忙による心身の過労
61:300万円以上の借金
61:仕事でミスがあった
61:転職をした(職種が変わる)
60:単身赴任をした
60:左遷
59:家族の健康や行動に大きな変化があった
59:会社の立て直し
59:友人の死があった
59:会社が吸収合併される
58:収入が減少した
58:人事異動の対象になった
55:労働条件の大きな変化があった
54:配置転換された
53:同僚との人間関係
52:法律的トラブルが生じた
51:300万円以下の借金をした
51:上司とのトラブルがあった
51:抜てきに伴う配置転換があった
50:息子や娘が家を離れる
50:結婚
49:性的問題・障害があった
48:夫婦げんかをした
47:家族が増えた
47:睡眠習慣の大きな変化があった
47:同僚とのトラブルがあった
47:引っ越しをした
47:住宅ローンがある
46:子どもが受験勉強中である
44:妊娠をした・している
44:顧客との人間関係
44:仕事のペースが減少した
44:定年退職をした
43:部下とのトラブルがあった
43:仕事に打ち込む
42:住宅環境の大きな変化があった
42:課員が減る
42:社会活動の大きな変化があった
42:職場のOA化が進んでいる
41:家族メンバーの変化があった
41:子どもが新しい学校へ変わる
41:軽い法律違反をした
40:同僚の昇進・昇格があった
40:技術革新の進歩を感じる
40:仕事のペース、活動が増加した
40:自分の昇進・昇格があった
40:妻(夫)が仕事を辞める
38:職場関係者に仕事の予算がつかない
38:自己の習慣が変化した
38:個人的成功があった
38:妻(夫)が仕事を始める
37:食習慣の大きな変化があった
37:レクリエーションが減少した
35:職場関係者に仕事の予算がつく
35:長期休暇をとった
32:課員が増える
28:レクリエーションが増加した
25:収入の増加があった

合計点数が260点以上300点未満の人はストレスが多い要注意状態、300点以上の人は病気を引き起こす可能性のある高ストレス状態にあると診断します。

ただし、ストレスの感じ方は人それぞれ。ストレスチェックの点数に関わらず、胃痛、肌荒れ、生理不順といった体の症状や、甘いものをバカ食いしてしまったり、夜眠れなかったり、怒りっぽくなったりといったメンタルの不調が出ていたら、それは体が発しているSOSのサイン。見逃さないようにしましょう。

★ストレスは人生のスパイス

 対処法1:「ストレスコーピング」でストレスに対応する


ストレスコーピング

ストレスを認識したら、次は対処です。臨床心理士の伊藤絵美先生に、今話題のストレスコーピングの実践方法を伺いました。

やり方はとてもシンプル。対処法を100個リストアップし、そのリストを基に、このストレスにはこの対処法というようにマッチングさせるだけ。お風呂に入る、ひとりごとを言う、散歩するなど行動する対処法でもいいし、リゾートでのんびりしている自分を想像するといった妄想でもOK。ポイントは、すぐに実行できる些細なことを選ぶこと。例えば、コンビニに行って好きなお菓子の新作をチェックする、丁寧にお茶を入れる、など。また、リストアップは多ければ多いほどよく、心と体が元気なときにやっておくのがコツだそう。

★話題のストレスコーピングとは

対処法2:質の良い眠りで解消する


質のよい睡眠をとることもストレス解消に役立ちます。眠る前の「パジャマヨガ」で体をゆるめて、ゆったりとした気持ちでベッドに入りましょう。

1 横座りになり、お尻の横にヨガ枕の先をピッタリ引き寄せます。

パジャマヨガ1
2 ヨガ枕の両脇に手をつく。軽く息を吸って背中を伸ばし、吐きながら一度後ろへしっかりとねじる。
もう一度吸って伸びて、吐きながら、おなか・胸の中心・あごをゆっくりヨガ枕の中心に合わせて寝かせていきます。

3 頭を後ろへ向けてさらにねじりを深める(上にきた足を軽く伸ばすことでさらにポーズが深まる)。腰や背中で呼吸を感じながら3分程度キープします。
背面がねじりにくい方は、お尻の下に小さいタオルを入れたり、ひざを深く曲げると楽にポーズができますよ。

寝る前に体背面の血行を促進。胸の肋間筋や脊柱起立筋(背中の中央)が伸ばされ、呼吸が深まり、ここちよい眠りに役立ちます。

★パジャマヨガ/うつ伏せでねじるポーズ

自分のストレスとしっかり向き合って、心が揺らぎやすい春をできるだけ穏やかに過ごせるといいですね☆

情報提供元/ワコール

 

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