なんかだるい!9割が感じる「春の不調」、毎日できる簡単対策3つ

9割が感じる「春の不調」、毎日できる簡単対策3つ


春は新しく環境に変化が訪れる人が多い季節。そんな中でだるさや無気力感をなんとなく感じることがある人も多いのではないでしょうか?

もしかしたらそれ、「夏バテ」ならぬ「春バテ」かもしれません。

春バテ

今回は伊藤園による「春バテ」に関する調査の中から、その原因と効果的な対策方法をご紹介します!

 

◆春の不調の原因は、自律神経の乱れにあり。


2017年にウーマンウェルネス研究会が20歳~59歳の男女629人に調査した結果によると、女性の93%・男性の87%が「春になんらかの不調を感じている」と回答しています。

この原因として、東京有明医療大学の川嶋朗教授は「激しい寒暖差や春特有の環境の変化によるストレスなどで自律神経が乱れ、だるい・イライラ・やる気が出ないなどの症状が現れることがあります」と解説します。

さらに、ウェザーニューズ気象病顧問アドバイザーで愛知医科大学客員教授・中部大学の佐藤純教授によると「眠りを促すホルモン(メラトニン)の分泌量は、冬は午前7時頃にピークを迎えますが、春にかけて少しずつ早まります。しかし日の出はさらに早まるので、メラトニン分泌が活発な時間帯に目覚めてしまいます。そのため、眠気が消えないまま1日がスタートするので、午後になると睡魔に襲われる『時差ボケ』のような症状が起きることもあります」とのこと……!

その上、ここに春の大敵「花粉症」などの体質的な要因が加わると、花粉症によるモヤモヤやストレスが新生活のストレスに重なり、精神的なダメージを受けやすくなるようです。

 

つまり、春に体や心が不調になるのは、ある意味自然なことで、焦る必要はありません。

ですが、やはりできれば不調な日は減らしたいもの。そんなあなたのために、日常生活の中で簡単にできる「春バテ」対策をご紹介します。

 

◆効果的な「春バテ」対策3つ


春バテ対策には、自律神経を整え、交感神経と副交感神経の切り替えを適正かつスムーズに行うことがポイントです。簡単に取り入れられる方法でこの時期の不調やイライラを元気に乗り切っていきましょう♪

1.食事

お茶
(c)Shutterstock.com

イライラすると甘いものが食べたくなるという人も多いのではないでしょうか。実は甘いものの摂取により血糖値があがり更にイライラが増してしまうという悪循環が起きてしまいます。そんな時は交感神経の緊張をほぐしリラックス効果のあるトマトや血糖値を下げる作用のあるきのこ類、リラックス効果のあるテアニンを豊富に含んだ緑茶の摂取が効果的。ランチで取り入れたり、仕事の合間に緑茶を飲んでリラックスするようにするなど、毎日少しずつでも意識していくだけでも変わるはず!

2.入浴

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自律神経を整えるには入浴が不可欠! しかし熱い風呂に入ってしまうと自律神経を酷使してしまうため、38~40度程度のお湯に10~20分浸かる入浴を続けることがおすすめ。忙しいとシャワーで済ませてしまいがちですが、お風呂にゆっくり浸かってリラックスすることで、より健康な毎日を過ごせるはずです。

 

3.就寝

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ストレスがあると、体は疲れているし眠いはずなのになかなか眠れない……という方も多いですよね。スムーズに深い眠りを誘うには、就寝前に目もとや首もとを温めてみましょう。副交感神経が優位になり、リラックスできます。また、横向きで寝ることでいびきをかきにくくなり自律神経に負担をかけることが減ります。

 

 

食事・入浴・就寝と普段の生活を少し変化させることで、脱・春バテ! 不調から脱出して、過ごしやすい季節をめいっぱい楽しんでいきましょう♪(中川瑞月)

情報提供元/伊藤園

 

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