オフィスメイクはベースメイクが命?プロが教える“しごでき肌”
上司からも後輩からも仕事で頼りにされる人は、ベースメイクに秘密あり! 忙しくてメイク直しができなくても疲れを一切感じさせない、オフィスにふさわしい肌作りをご紹介します。
教えてくれたのは…ヘア&メイク・NADEAさん
会社にトレンドは必要ナシ!全方位好感度ある端正な肌が正解
オフィスに行くときのメイクは、ブラウンのアイシャドウや、ベージュピンクのリップなど、落ち着いた印象のカラーアイテムを選ぶ人は多いはず。でも、ベースメイクはどうでしょうか。オフィス仕様にアイテムや塗り方を変えていますか? 顔の中でいちばん面積が広いのが肌。顔全体の印象を左右する部分なので、ポイントメイクではなく、肌作りが実はいちばんオフィスメイクには重要なのです。
例えば、愛用している人も多いクッションファンデーションを使った韓国っぽいツヤ肌。アイテムとしては優秀なものが多く、トレンド感もありますが、どうしてもツヤ感が強く、キャピッとカジュアルな印象に。また、ツヤはお直しができないとだんだんテカリと一体化して、清潔感のない印象になってしまいます。逆に、マットなファンデーションを重ねすぎた肌は、隙がなく、とっつきにくい印象に。
こんな顔はオフィスではNG!
オフィスメイクに必要なのは、「清潔感」、「きちんと感」、「好感度」の3つ。それを叶えるベースメイク、そしてそれがお直ししなくてもキープできる肌が、「しごでき~仕事できる~肌」だと思うんです。
オフィスメイクに必要な5アイテム
私が「しごでき肌」になるために必要だと思うアイテムは5つ。多く感じるかもしれませんが、目的別にアイテムを使い分けるのが重要。アイテムが多い分出費が…と思ったあなた、高いものはファンデーションだけでOK! オススメは、パウダーのようなさらっと感とツヤを兼ね備えた“クレ・ド・ポー ボーテ”の部分用ファンデーション。
①部分用スティックファンデ
ファンデだけは投資! お直しもコレだけでOK
ニキビ跡などもしっかり隠してくれて、密着力も高く長時間キープしてくれるうえ、どんな肌タイプでも使えて優秀です。ファンデーションの色は肌の色に合うものを推奨されることが多いですが、時間経過と共に肌が沈んだり、お直しのときに透明感が出なかったりしないために、首よりワントーン明るいものを選ぶのがコツ。顔全体には塗らず、顔の凹凸を活かして部分的に塗れば違和感なく使えます♪
ファンデーション前に仕込む下地はふたつ。1本は、顔全体に潤いを与えて血色感を出すピンク系の下地か日焼け止め。
②ピンク系下地
全体を底上げ! 潤いも与えるピンク系下地
保湿力の高いアイテムを選ぶことで、内側に潤いを感じるイキイキとした肌になり、乾燥対策にも。そして皮脂ブロック下地もマスト!
③皮脂ブロック下地
テカリ厳禁! 夕方までキレイを保つ皮脂ブロック下地
透明感を足す寒色系のものをTゾーンや顔の高い部分に仕込んで、テカリ防止をしつつ立体感をプラスして。さらに、ファンデーション後にはサラサラ肌を保つパウダーを。
④マットなサラサラパウダー
仕上げのパウダーはマット感強めで徹底的に!
色がなくマット感の強いものでピンポイントにカバーすることで、くずれる可能性をゼロに近づけつつ清潔感がアップ。仕上げにパール系のハイライトで立体感を際立てれば、上品なツヤとメリハリのある肌が完成!
⑤ハイライト
ハイライトでメリハリのある生き生きとした肌に
5つすべてを重ねるわけではなく必要最低限の部分にポイントで使用するので、厚塗り感はなく自然なメリハリのある好感度フェイスに。覚えれば短時間でもできるし、朝にこのベースを仕込んでおけば、仕事中にお直しを何度もする必要がなく心にもゆとりと自信が♪ たかがベースメイクですが、されどベースメイク。社会人の方はぜひ参考にしてみてください!(NADEAさん)
撮影/榊原裕一(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/NADEA スタイリスト/伊藤舞子 モデル/まい(本誌専属) デザイン/鎰廣 彩(Beeworks) 撮影協力/有田梨奈 構成/田中涼子 WEB構成/谷夏帆 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。