女子の6割が不正解!「愛猫」の正しい読み方知ってますか?
ずっと正しいと思っていた漢字の読み方が、実は大人になってから間違っていることがわかった!という恥ずかしい経験をしたことはありませんか? 最近では、PCやスマホなどの普及で漢字を書くことが少なくなってしまって、普段読めている言葉も漢字になると読めなかったり、意味を勘違いしていることも多いですよね。
たとえば、「鯣」、「美人局」、「忽ち」、「拗らせ」、「巣窟」、「月極」、「匿う」、「続柄」などなど……。
そんな、読めそうで読めない、間違えやすい漢字をリサーチ! 多くの人が読み間違えていたり、読めなかった漢字をご紹介します。
今回の問題は……「愛猫」!
正解率36%!「愛猫」の正しい読み方、わかりますか?
女性64名にアンケートを取ってみたところ、以下のような結果になりました。
正解…36%
不正解…47%
わからない(無回答含む)…17%
正解率はたった36%でした。ペットの雑誌やチラシ、キャットフードのパッケージなどで見たことがある「愛猫」という漢字、なんて読むのでしょうか。まずは、みなさんの誤答をご紹介します。
【誤答シリーズ】
◆1票
めねこ…「愛でる」の字から、「めねこ」となったのでしょうが、残念! 間違いです!
◆7票
まなねこ…「愛娘」などの読み方から連想したと思われますが、惜しい~!
◆22票
あいねこ…「愛犬」の猫バージョンだから「あいねこ」と呼んだ人が多くいました。これも違うんです!
さて、正解は…
愛猫【あい-びょう】
1かわいがって大事にしている猫。
2.猫をかわいがること。「―家」
(『デジタル大辞泉』より引用)
正解は、「あいびょう」という読み方でした。あまり身近では耳にしたことがない名前ですが、辞書にも載っている正式な言葉なんです。「愛犬」「愛妻」など、「愛」のあとの文字を音読みで読むものが多く、「猫」の音読みは「びょう」のため、正しくは「あいびょう」と読みます。
ただし、アンケート結果のとおり「まなねこ」「あいねこ」と読み間違える人が多いため、今後もしかしたら読み方が変わってくるかもしれませんね。みなさんは正しく読めていましたか?(松本美保)