若者の約4割が間違えた「月極」読める?意味わかる?
ずっと正しいと思っていた漢字の読み方が、実は大人になってから間違っていることがわかった、なんて恥ずかしい経験をしたことはありませんか? 最近では、PCやスマホなどの普及で漢字を書くことが少なくなってしまって、普段読めている言葉も漢字になると読めなかったり、意味を勘違いしていることも多いですよね。
■若者の約4割が間違えた「月極」読める?意味わかる?
読めそうで読めない漢字なのが「月極」。よく、駐車場の入口などに「月極駐車場」などの看板がかかっていてよく見る漢字ですが、実際に声に出して読むことは少ないですよね。
アンケートで「月極」が読めるかどうかを聞いてみたところ、約4割の若者が「読めない!」と回答しました。
月極(め)【つき-ぎめ】
月ごとの約束、あるいは計算で契約すること。
(小学館『現代国語 例解 辞典』より引用)
実は、むかしは「極」という字は「きわめる」「きわまる」のほか、「きめる」「きまる」とも読んでいたそう。そこから、「つきぎめ」を「月極」という字になったそうだが、最近では読めない人も多いので「月決め」という字に直されている箇所も多いそうです。
みなさんは、この漢字正しく読めていましたか? くれぐれも、ドライブデートのときに「げっきょく」なんて間違えて読まないようにしてくださいね!(松本美保)