しぐさや台詞などの“モテテク”が世にあふれている一方で、SNSに特化した文字上の“恋愛テク”って、そうたくさんは見かけませんよね。
SNSが台頭して久しい今、スマホを使ってコミュニケーションを取ることは恋愛においても避けて通れません。“モテしぐさ”などは、デートにこぎつけたあとに効果を発揮するもの。何よりも先に、会う環境を整えるには……SNSでのやり取りが重要‼︎
そして、スマホネイティブ世代といえばやはり、女子高生! というわけで今回は、年間約200人の女子高生を取材しているJKウォッチャーの私が、「これは……!」と感銘を受けたJK発のSNS恋愛テクニックを紹介します!
■モテるJK的、SNSのアイコントレンド
・キメ顔はつくらない
JKのアイコンで多いのが自撮りの写真。自撮りといえば芸能人のようなキメ顔を想像しがちですが、JKたちの多くは“友人と出かけた先で撮ったナチュラル笑顔”を採用。「イヤミのない自然体な写真が男子にウケる」らしいのです!
・ナチュラルに見せるように命がけ
と、そんなラフな写真に見えても実は……その1枚に、かなりの労力を使うそう。遊んでいるときに時間を設け、自然光の下で50枚以上を撮影。その中から渾身の1枚を選び、さらにアプリで肌や輪郭を加工。“自然体な笑顔写真”を作るために並々ならぬ努力をする彼女たち、さすがSNSの申し子です。
■憧れの人のLINEをさらりとGETする方法
気になる相手のLINEが知りたくても、直接聞くのは勇気がいるもの。そんなときに使うテクニックをJKから聞きました!
(文化祭や体育祭などのイベント後に)
「お疲れさま! カメラロールに○○くんが写った写真があったから、友達経由でLINE聞きました! いい写真だから送るね^_^」
恐るべしナチュラルさです! この流れをつくるために、イベント中は好きな人がさりげなく写り込むような写真を何枚か撮っておくそう。“いい写真だから送る”という理由づけで、ガツガツ感を軽減しているところもミソですね。大人でも、飲み会や社内イベントなどに応用すれば使えそうなワザです。
■リスクを負わずにデートにこぎつける方法
つづいて、気になる人と二人で出かけるためのLINEテク。
(テストの話題をしているときに)
「ほんとやばいわ。ねぇ、スタバかけない!? 点数悪かったほうがおごりで!」
あくまで、“テストのやる気を出すために”という理由づけ。軽いノリなので、だいたい男子も乗ってくれるそう。ですがこちら、重要なのは勝っても負けてもスタバに行けるということ‼︎ ある意味、約束ができた時点で勝ちなんです。大人に応用するなら、
(納期などの話題をしているときに)
「ほんとやばいわ。ねぇ、飲み代1回かけない!? 明日までに終わらなかったほうがおごりで! 」
という感じでしょうか。これなら、万一断られたとしても“いやいや冗談だよー!”と流すこともでき、ノーリスクで使えそうです!
■リスクを負わずにデートにこぎつける方法 Part2
ラストは、JKらしいこんなテク。
(テスト勉強中に)
「ここの問題教えてくれない?」
→LINEで教えてもらう
→「ごめん、やっぱり理解できないから、明日直接教えて!」
よどみのない、見事な流れです。ちなみに普通にわかる問題だとしても、好きな人にわざと聞くそうです! 策士ですね。
大人でも、仕事でわからないことだったり、男性の得意分野についてLINEで軽く聞き出し、解説させる→もっと詳しく知りたいから直接教えて! というのはごく自然に使えそうなワザ。JKよ……恋愛力の低いアラサーにヒントをありがとう!!
JKがすごいのは、このようなテクニックを毎日のように繰り出していること。将来どんな小悪魔女子に成長するのか……恐怖です。が、そんな恋愛偏差値高めの彼女たちから学ぶべきこと、たくさんあるなぁと感じています。これからも、JKウォッチを続けていきます!