ポケットに手を入れる姿勢は◯◯の証拠!?「姿勢」と心理の関係

ポケットに手を入れる姿勢は◯◯の証拠!?「姿勢」と心理の関係


女性

 

うれしいとき、悲しいとき、ショックなときと、気持ちに合わせて姿勢も変化します。自分が今どんな姿勢をしているのか、なかなか気づきづらいですが、それは自分の気持ちも一緒かもしれません。知らず知らずのうちに気持ちが落ち込んでいたり、好意がだだ漏れになっていたりするかもしれません。今回は姿勢と心理の関係について紐解いていきます。

 

■落ち込んでいるときは……

カリフォルニア大学のアルバート・メラビアン博士は、人間の心と身体は非常にリンクしていると唱えました。それによれば、気持ちが落ち込んでいる人は猫背になってしまいがち。猫背のように、首を下げたり背筋が曲がっていたりする姿勢は、内臓をガードしようとするポーズであり、自分を守ろうとしている心理状態なのです。逆に、楽しい気分のときは、背筋がピンと張っていたり明るく朗らかな笑顔になったりと、全体的に楽しそうな姿勢に。

 

■ポケットに手を入れているときは……

ドイツの心理学者シュテルンは、嘘の定義を「嘘とは、騙すことによってある目的を達成しようとする意識的な虚偽の発言である」と定義しました。言葉だけをみると、そこに意図が介入しているため嘘を見抜くことは確かに難しいかもしれませんが、身体の動きは正直です。かなり訓練しないとコントロールすることは難しいでしょう。嘘や隠し事をしている人は、ポケットに手を入れるなどといった「隠す姿勢」をとりがちに。こうした行為には、本音を語りたくない、何とかごまかしたいという心理が隠れているのです。

 

■相手に好意を持っていると肩のどちらかがやや下がる

これは意外に思われるかたも多いかもしれませんが、彼と対面した際に、相手の肩のどちらか一方が下がっているようなら、それは好きのサインだと言われています。これを心理学ではブックエンド効果と言います。好きな相手を目の前にすると、気持ちを悟られるのを避けるため、姿勢が崩れやすくなってしまうのです。肩が下がると言うことは、力が抜ける、すなわち自然体でいられるということなのでしょう。もしも彼と対面した際に、どちらかの肩が下がっていたら脈ありなのです。

 

■椅子に深くけだるそうに腰かけるのはセックスアピール!?

あなたの前にいる異性が、椅子に深々と座ってけだるい様子を見せていたら、それはまさに性的衝動が表出しているときかも? 身体動作は感情を表すと言われており、椅子に浅めに腰かけている時は商談相手に会うなど緊張しているときによく見られるとされます。これとは逆に、相手に対してけだるそうに深く椅子に腰かける状態は、リラックスしているときや相手に緊張を感じないときの姿勢。支配欲が刺激され、相手を手に入れたいという意思表示の表れだと考えられる場合があります。

 

心理学者アーガイルは、腕、足、胴体がつくる姿勢をみることによって、相手の感情が分かるという研究データを発表しています。腕には自己保身、足には異性への関心、胴体には不安が現れやすいとされます。もしも、言葉と身体の動きが矛盾していたとすれば、それは身体の状態が正直な気持ちを繁栄していると言えます。人は口では何とでも言えるのですが、身体はなかなか装うことができないため、本音が出てしまうのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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