やらかす前に!デートで緊張してしまうときのリラックス法

【デートで緊張してしまうときのリラックス方】


女性

 

相手と親密な関係になるまではどうしても、多かれ少なかれデート中に緊張してしまうもの。
緊張が理由で2人の関係がうまくいかなかったらもったいないですよね。そこで今回は、デート中の緊張をほぐすためのポイントを心理学の観点から見ていきましょう。

 

■デートの予習をして緊張を逆手に

デートの際に緊張し過ぎて頭が真っ白になってしまったり、何も話せなくなることは誰にでもあるもの。でも、まったく緊張しないというのも実は考えものなのです。人は、慣れたことをするときは緊張している方がうまくいき、慣れていないことをするときは緊張していない方がうまくいくという法則があります。心理学ではこれをヤーキーズ・ドッドソンの法則と言います。
これを逆手にとって、緊張をほぐそうとするより、デートの内容に慣れてしまいましょう。話す内容を決めておいたり、デートコースの下見をしたりして、デートを「慣れたこと」にすることで緊張を活用するのです。

 

■座る際は対面を避け横並びに座ること

デートの際には、ちょっとしたカフェに立ち寄ったり、お食事をしたりするのが一般的ですよね。その時に、緊張しない座り方を知っておくといいかもしれません。もしもあなたが、相手と対面して座ってしまうと、おそらく相手の顔を見ることもできずガチガチに緊張してしまうでしょう。心理学的に、相手と向かい合って座るのは対立の位置取りと呼ばれていて、緊張感が生まれやすいとされています。可能な限りカウンターを選んで横並びに座るようにしましょう。隣同士なら、相手を直視することがないため、緊張せずに親しく会話することができるのです。

 

■緊張をほぐしリラックスできる鏡のテクニックを活用

デート中、お手洗いに立つことが何回かあるかと思います。その時に、手洗い場に設置してある鏡を活用するのも良いかもしれません。周囲に誰もいないことを確認して、鏡に向かって立ち、鏡に映った自分の目を見つめながら、「私は緊張がほぐれリラックスしつつある」と自己暗示をかけるのです。これは鏡の暗示といって元々はフランスの心理学者リンドラーが提案した心理テクニックで、実際に多くの人が実践してきたやり方です。緊張してきたら、お手洗いでできる簡単なリラックス法だと覚えておいて下さい。

 

■緊張していることを言葉にして伝える

これらを実践してみても、やっぱり緊張してしまうというあなたには、最後の手段があります。それは、緊張を包み隠さず、相手に対して素直に緊張していると伝えること。これは心理学で言うところの自己開示といって、自分の情報をありのままに伝えることで、相手も心を開いてくれてあなたに好意を持ってくれるという現象を指します。その結果、場が和んで2人とも打ち解け合えるはず。ちなみに、少し恥じらいながら伝えるのがポイントです。

 

デートにおいて、そもそも緊張する原因とは何でしょうか。きっとそれは、相手のことを自分よりも上に見てしまっているということや、自分を必要以上によく見せようとする気持ちが強すぎるのではないでしょうか。だから失敗を恐れて、身動きをとりづらくなってしまうのでしょう。でも、あなたは相手から選ばれてデートにたどり着いたのです。他の誰でもなく、自分だから選ばれたという自信を持つようにしましょう。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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