生理の時、彼氏にされると嬉しいこと・嬉しくないこと【女性の本音】

(c)shutterstock.com

生理の時ってなにもなくてもイライラしたり、とにかく眠たかったりして、いつもと同じではいられないという女性も多いでしょう。中には、生理が原因で彼氏とケンカしてしまったことがある女性も…。毎月訪れる生理期間、彼と揉めないためにはどんな風に過ごしたらいいのでしょうか? 今回は、生理の時に彼氏にしてほしいこと・してほしくないことを女性たちに調査しました!

彼氏と生理について話したことはある?

(c)shutterstock.com

生理は女性にしかないものだから、彼氏と話すのは気まずいと思う人もいるでしょう。では、どのくらいの女性が彼氏と生理について話したことがあるのでしょうか。

Q. パートナーと生理について話し合ったことはありますか?

ある 51%
ない 49%

20~50代女性に聞いてみた結果、話し合ったことがある人とない人はほぼ半々でした。話せるかどうかは彼氏の性格や、彼氏との仲によるのかもしれませんね。

生理のせいで彼氏との仲がギクシャクしたことある?

(c)shutterstock.com

Q. 生理のせいで、イライラして彼氏に当たってしまったことはありますか?

生理のせいで、イライラして彼氏に当たってしまったことはありますか?グラフ

ある 37%
ない 63%

あると回答した方は約3人に1人。そんなに珍しいことではないようです。続いて、どんなイライラをぶつけてしまったのか聞いてみました。

彼氏にぶつけてしまったイライラエピソード

  • 「生理痛がかなり重いので、話しかけられるだけで口が悪くなる。ほんとごめんなさい」(24歳・主婦)
  • 「彼氏が浮気してるのでは?など、日ごろ不安に感じつつも聞けないことが爆発する」(35歳・会社員)
  • 「ちょっとした受け答えが癪に触って、なにその言い方、とぶつけてしまった」(27歳・会社員)

ホルモンバランスが乱れがちな生理中は、「些細なことでもイライラしてしまう」という人が多いよう。ほんのちょっとしたきっかけが、大きなケンカにつながってしまう可能性もあるようです。トラブルを避けるためには、あらかじめ生理中であることを伝えた上で、ほんの少し距離を置く工夫も必要なのかもしれませんね。

生理の時、彼氏にしてほしいことは?

Q.生理中パートナーに「してほしい」ことは何ですか?

 

1位「具合の悪い時はそっとしておいてくれる」90.3%
2位「食事を作ってくれる」86.9%
3位「掃除や洗濯をしてくれる」85.4%
4位「スイーツなど好きなものを買ってきてくれる」85.1%
5位「マッサージしてくれる・痛いところをさすってくれる」73.1%

生理中にしてほしいことの上位5位までがこちら。あまりあれこれしてもらうというよりは、そっとしておいてほしいと考える女性が多いようです。

生理の時、彼氏にしてほしくないことは?

(c)shutterstock.com

Q.生理中パートナーに「してほしくない」ことは何ですか?

1位「元気づけようとテンション高く接してくる」64.2%
2位「気晴らしに遊びや食事に連れて行ってくれる」48.9%
3位「頻繁に連絡してくれる・声をかけてくれる」46.3%

生理中にしてほしくないこと第1位は「テンション高く接してくる」でした。良かれと思っての行動なのかもしれませんが、お腹が痛かったりしてぐったりしているときに、テンション高く接されると疲れてしまいますよね…。

生理の時、彼氏にされて嬉しかったこと

1.体調を気遣う優しい言動

  • 「外出しているとき、お手洗い大丈夫?と聞いてくれる」(32歳・アルバイト)
  • 「薬を買ってきてくれる、温かい言葉と飲み物をくれる」(20歳・学生)
  • 「薬を買ってきてくれたり、歩くスピードをいつもよりもゆっくりにしてくれる」(21歳・その他)
  • 「ゆっくりする?座る?など、あまり体力を使わせないようにしてくれること」(23歳・会社員)

非常に目立ったのが、彼氏からの具体的な気遣いの行動です。「トイレ」や「薬」など、生理中の事情はさまざまです。とはいえ慣れしていない彼の場合、こんな対応を求めるのは難しいのかも…!? さりげなく女性側から「お願い」する工夫も必要かもしれません。

2.「手」から伝わる優しさ

  • 「腰をあっためたり、さすってくれたり、毛布をかけてくれる」(25歳・会社員)
  • 「腰をさする、温かい飲み物を作ってくれる」(22歳・無職)
  • 「おうちデートのとき、ただただぎゅっとしてくれること」(35歳・会社員)

心も体もしんどい時期だからこそ癒してくれるのが彼氏の「ぬくもり」なのでしょう。どんな風に触れてほしいのかは、それぞれの好みによって違ってくるはず。もし「嬉しいな」と思えるポイントがあったら、積極的に彼氏に「ありがとう」と伝えてみてください。

3.「大丈夫?」のひと言

  • 「大丈夫?と心配してくれたとき」(40歳・会社員)
  • 「生理痛ひどいから、と伝えたら心配した言葉をかけてくれた」(24歳・会社員)

「大丈夫?」のひと言だけでも嬉しいという女性は多いです。体調不良を気遣ってくれる、気にかけてくれることが分かるだけでも、十分なのかもしれません。

4.「放っておく」のも優しさ

  • 「ご飯作ってくれる、もしくはほっといてほしい」(24歳・専業主婦)
  • 「ただ普通に寝させてくれる」(20歳・会社員)
  • 「大丈夫?とかあえて聞かずにそっとしておいてほしい」(24歳・会社員)

何をどうされても結局は辛い! だからこそ「とにかくそっとしておいてほしい」と思う女性も少なくないようです。こんな気持ちを角が立たないように伝えるのは難しいかもしれませんが、できるだけ穏やかに説明してみてください。また可能であれば、デートの予定変更をお願いするのもおすすめです。

5.強要しない

  • 「自分の性欲を押し付けない」(22歳・学生)
  • 「予定していたデートの行き先を変更しても怒らないこと」(25歳・会社員)

とにかく体がしんどい時期に、欲望をぶつけられても、ただただウンザリしてしまいます。生理中の強要は、別れの原因になってしまう可能性もあり。「無理なことは無理」と、毅然とした態度を見せる必要がありそうですね。

生理の時、彼氏から言われると嬉しい言葉

1.大丈夫?

  • 「体調大丈夫?」「大丈夫」(回答多数)
  • 「お腹が痛くない?」(39歳・会社勤務)
  • 「きついよね。大丈夫?なにか、できることある?カイロ買ってくるね。共感する言葉がうれしい」(28歳・派遣社員・契約社員)

彼氏にして欲しいことにもあったように、ただ「大丈夫?」と心配してれるだけでも心が温かくなります。

2.ゆっくり休んで良いよ

  • 「何もしなくていいよ」「ゆっくりしてて」「ゆっくり休んで」(回答多数)
  • 「うごかなくていいよ」(27歳・派遣社員・契約社員)
  • 「おれがやるから休んでな」(39歳・会社勤務)

生理の時は極力動きたくないという女性も多いです。そのため、何もしないでゆっくり休んでてと言われるとホッとするよう。

3.ご飯作ったよ

  • 「ご飯つくったよ」(35歳・会社勤務)
  • 「ご飯できたよ」(32歳・自営業)

生理の時って食事を作るのも面倒ですよね。食事を用意してくれるという優しさに感激してしまいます。

4.俺が○○やっておくね

  • 「(家事など)全部やっておくね」(26歳・専業主婦)
  • 「ゆっくり休んで。俺があとの家事やっておくよ」(39歳・自営業)
  • 「俺が家事するね、ゆっくり休んで」(37歳・パート・アルバイト)

家事などをするのも大変な生理中。彼が率先してやってくれると愛情を感じますよね。

5.ずっとそばにいるよ

  • 「ずっとそばにいるよ」(28歳・会社勤務)
  • 「ゆっくり休んでて、俺がそばにいるから」(39歳・パート・アルバイト)

生理中はちょっと心細く感じる女性もいるのではないでしょうか。そんなときそばにいてくれる存在がいるとリラックスできますよね。

6.その他

  • 「お腹辛いよね。あったかくして。あったかいもの作るよ」(28歳・会社勤務)
  • 「いつもありがとう」(20歳・会社勤務)

その他体調を気遣ったり、感謝を述べてくれたりするのも嬉しいとの意見も。こんな彼氏ならケンカをせずにすみそうです。

彼女に「生理中だから会いたくない」と言われた時の男性の本音

最後に、彼女から「生理だから会いたくない」と言われたときの男性の本音をご紹介します。

1.仕方がないと思う

  • 「仕方がない」(回答超多数)
  • 「意見を尊重する」(28歳・東京都)
  • 「生理だから仕方ないからお大事にねってつたえる」(29歳・千葉県)
  • 「仕方がないが、言い方にもう少し工夫がいると思う」(22歳・埼玉県)

2.次のデートを決める

  • 「都合がいい日を聞く」(28歳・愛知県)
  • 「了解し次に会う日を決める」(22歳・富山県)

3.心配する

  • 「心配する」(回答多数)
  • 「心配だから、寄り添ってあげる」(23歳・岐阜県)

生理で会いたくないと言ったからと言って、怒るような男性はほとんどいないよう。むしろ生理中にどう接するのが正解か悩んでいる可能性のほうが高いので、やってほしいことは直接言ってみると良いでしょう。

【まとめ】

生理は女性特有のものだからこそ、彼氏とのトラブルの原因になることも。何も言わずに相手にわかってもらおうとするのは限界があるため、自分がされて嬉しいこと・嫌なことは直接伝えるようにすると良さそうですね。