「生理痛が重い」それ、放っておくとやばいかも。20代女子が今すぐやるべき婦人科検査

その不調、放っておくとやばいかも。今知っておきたい妊活のこと

いざ子供が欲しいと思ったそのとき、妊娠しづらい体になっていたり、排卵がなくなっていた⋯なんてことがないように。将来妊娠を考える人に知っておいてほしい情報を全力で集めました！

えっ、こんなに低いの？20〜30代が自然妊娠する確率【知っておくべき妊活のこと】

CanCam.jp（キャンキャン）

教えてくれたのは…

自分の身体を過信しない。定期的なヘルスチェックを

「生理痛がひどかったり、生理不順があったりする場合は早めに婦人科で相談しましょう。生理の症状が重い、のではなく病気が隠れていることもありますので、検査をして妊娠の妨げになるものがないかどうかがわかっていると安心です。クリニックによっては赤ちゃんに感染してしまうような病気がないかのチェックとして“ブライダルチェック”というメニューを用意しているところも増えています。生理期間が短かったり長かったり、生理の量が少なかったり多かったり、不正出血が見られたり…。ちょっと異変を感じていても婦人科受診ってハードルが高いからと放置してしまう方は多いと思います。月経異常の中には放置していることでどんどん悪化してしまうこともあるので、適切な治療と対処をしていくことが賢明です」（ママ女医ちえこさん）

ブライダルチェックで行う検査のあれこれ

将来妊娠を考えている女性を対象にした検査。赤ちゃんへ感染する病気がないか、妊娠や出産に影響を与える病気がないかなどをチェック。血液検査や尿検査、内診・超音波検査など。乳がんや甲状腺機能の検査がついているものも！

20代のうちからやっておきたい婦人科検査

①感染症検査

子宮の入り口を綿棒で優しくこするor採血で行う検査など。咽頭検査をする場合も。

感染症検査で分かること

・クラミジア
・淋菌
・HIV  など

②超音波検査

細い棒状のエコーを膣内挿入し、子宮や卵巣を観察。小さな腫瘤や卵巣の状態を確認できる。

超音波検査で分かること

・子宮筋腫
・卵巣嚢腫
・子宮内膜症

③AMH検査

AMH＝女性ホルモンの一種。卵巣の中に卵子がどれくらい残っているか、採血で検査。

AMH検査で分かること

・卵子の数
・巣予備能を推定

④子宮がん検査

子宮の入り口をブラシで優しくこすり細胞を採取。内診やエコー検査とセットのものも。

子宮がん検査で分かること

・子宮頸がん
・子宮や卵巣の腫瘤

20代のライターが「ブライダルチェック」に行ってみた！

私が行ってきました！

①問診表の記入

タブレットで簡単な問診表に回答。入力後、スタッフの方から受付番号で呼ばれる。

②問診

先生から検査内容の説明を受け検査する目的を伝える。今回は感染症検査がセットになったブライダルチェックと、風疹抗体を調べる血液検査を受けることに。

③採血

リクライニングシートに座り、リラックスしながら採血。

④尿検査

尿検査へ！ 採尿後はトイレ内のBOXに入れて完了。

⑤結果はオンラインで！

初めて経験してみた感想

「こんな手軽に、内診せずとも採血と尿検査だけで体の状態がわかることに驚き！ スパにきたような、おしゃれな空間も心地よかったです。」（小嶋）

小さな不調でも早めに動いて解決しておくことが大切。定期的な検診も忘れないで。