クールでハンサム、だけど女っぽい! そんなテーラードジャケットの着こなしをピックアップ。きちんと見えもこなれ見えも叶うテーラードジャケットは、秋のおしゃれにも大活躍。休日やオフィスシーンに映えるおすすめの秋コーデを紹介します♡
Contents
そもそも「テーラードジャケット」の定義とは?
テーラードジャケットとは、テーラー(仕立て屋)で丁寧に仕立てられたメンズの上着のこと。
レディースの場合は、テーラードカラー(襟)のジャケットを指します。羽織るだけでかしこまった印象に見えるので、プリントTシャツなどカジュアルなアイテムを仕込んでラフさを足すとおしゃれっぽく着こなせます。
秋コーデにテーラードジャケットを合わせるなら
今季はオーバーサイズのテーラードジャケットがトレンド! メンズライクなアイテムではあるものの、スカートやミニボトムに合わせる着こなしもこなれ感たっぷりに仕上がるのでおすすめ。
秋のテーラードジャケットは、マニッシュさをMIXしたい今年のトレンドコーデにマスト! 上品なツイードやあたたかみのあるコーデュロイなど季節感のある素材もイチオシ。ほかにも、カラーが豊富なテーラードジャケットは、くすみや渋め系カラーを選ぶとトレンド感がUPします。インナーはシンプルTやロゴTを合わせてきちんと感をくずしたり、こなれて見える着こなしがおすすめです。
この秋は春先まで着られる「ジャケットコート」に注目!
ジャケット感覚ではおれる軽やかさと、ウールコートの暖かさをいいとこ取りしたハイブリッドなジャケットコート。白っぽカラーや黒、グレーできれいめに。
淡いクリームカラーのコートは、毛足長めのシャギーで目を引く華やかさをプラス。今っぽいミニボトム合わせも、全体をニュアンストーンでまとめることで上品に仕上がる!
失敗しない!着回しやすいジャケットの選び方
着回しやすくて自分に似合うジャケットを持っておくと、寒暖差のある日はもちろん、打ち合わせや休日のホテルランチなどシーンを問わずなにかと便利♡
理想は、オフィスコーデになじむうえに休日に着ても堅くなりすぎない、オンオフ着られる“ちょうどいい”ジャケットです。
■堅すぎなくてラフすぎない…ちょうどいいジャケットって?
さくっとポチ買いするにはちょっと高め…購入するときにやや勇気がいるジャケットは、新しいものにアップデートするタイミングも難しいですよね。セレクトのポイントは、体型に合うことと使いやすいカラーを選ぶこと。そしてオフィスでどのぐらい着るのか? を軸に考えるとお買い物の失敗が避けられます。
■オフィスでの着用頻度が高めの人は「ベーシックカラーの程ゆるジャケット」
オフィスでの着用が圧倒的に多い! 休日は気が向いたら着るかな…という人は、きちんと感のあるベーシックカラーがおすすめ。デザインは、甘めのインナーにも羽織りやすくて、コーデ全体がキリっと見えるテーラードが理想です。
カラーやデザインに堅さがある分、肩の位置や袖丈は体型に合わせつつ、ややオーバーサイズのシルエットとやわらかな素材を選ぶと、休日もおしゃれっぽく着られます。お仕事メインといっても、リクルート感のある細身やカチッとタイプはNG。
■オフィスでの着用頻度がやや高めの人は「ノーカラーの洒落色ジャケット」
オフィスで着用する頻度はそれなりに高いけど、オフの着回しも考えて遊び心もちょっぴり取り入れたい! そんな人は、トレンド感のある色×ノーカラージャケットで変化をつけてみるのも◎。平日の活躍も見込める品のある色を狙うのがマストです。
■オフィスでの着用頻度が低めの人は「ブラウン系のテーラードジャケット」
オフィスには時々…メインで着るのは休日! そんな人には、ブラウンやベージュ系の今っぽさ溢れるカラーがおすすめ。ベーシックな黒やネイビーもいいけれど、ジェラートカラーやワントーンなどトレンド感強めの休日コーデにしっくり合うベージュやブラウンがベターです。着丈は、スーツ感がなくこなれムードが演出できる長めを選んで。
テーラードジャケットの着こなしポイント
- この秋はオーバーサイズのおじっぽジャケットで旬な着こなしに
- インナーはTシャツなどラフなアイテムを合わせて今っぽく
- 秋は暖かみのあるツイード素材のテーラードジャケットもおすすめ
- オフィスに着て行く頻度でジャケットを選ぶと失敗しにくい
- そのままでコーデが決まるジャケットセットアップが豊作
【休日】テーラードジャケットを合わせる秋ファッション
【1】かっちりジャケット×知的なグレーワントーン
洗練グレーのジャケットコーデでフリルワンピの甘さを中和して大人のかわいげを。グレー1色のシンプルさに、チュールやキャップ、ふわもこ小物などのキャッチーなアイテムを盛り込んで、吸引力あるワントーンを完成させて。
【2】ニットビスチェやキャップでジャケットを新鮮に
ビスチェを重ねるひと手間で定番のジャケット×デニムコーデが新鮮に。ビスチェのアシメラインが際立つように、インナーは白のロンTを重ね着。キャップなどの小粋な小物使いもツウ見えの秘訣。
【3】ジャケットやシャツを着崩す韓国っぽカジュアル
メンズっぽいオーバーサイズジャケットは裾ゆるデニムとシャツ合わせで韓国っぽくスタイリッシュに。デニムは裾を引きずるくらい、かかとにたっぷり生地が溜まる、ゆるっと感が今っぽい! 小物にネクタイやスニーカーを加えてとことんメンズっぽく。
【4】テーラードジャケットをミニボトムでバランスよく
シックなロンドンガール風スタイルはソックスの赤をきかせてより印象的に。オーバーサイズのグレージャケットとミニ丈の女性ならではのバランスを活かすなら、足元には少しボリュームのあるブーツをチョイスして。チラッと赤を見せて脱無難な洒落感を演出。
【5】ジャケットとミニのセットアップでガーリーに
コンサバになりがちなベージュのジャケットセットアップは、ミニスカと少しボリュームのあるスニーカーでガーリームードに。インナーはオフ白のトップスで顔まわりをトーンアップ! チェックシャツを腰に巻いてコーデにアクセントを効かせたら、足元はラメソックスで女っぽさをキープして。
【6】オーバーサイズジャケットとワイドパンツでこなれ感を
BIGジャケットとサスぺ付きパンツで女らしいベージュコーデに奥行きを。ブラウンで優しく締めることで大人っぽくリッチなコーデに仕上がります。マニッシュなアイテムをMIXして上品なベージュに意外性を持たせるのもおしゃれのポイント。
【7】ジャケットセットアップに赤バッグを効かせて
品と洒落感の両立が簡単に叶うセットアップは、ボクシーなジャケットとコンパクトなショーパンの絶妙なサイジングが上級者見え。ジャケットにベーシックなタンクをINするだけで今っぽくサマになります。ベージュとブラウンでまとめた配色に効かせた赤バッグも◎。
【8】ジャケットコーデを白のバルーンミニで抜けよく
まるいフォルムがトレンドど真ん中なバルーンミニは、ブラウンジャケット×ブルーシャツの端正なベーシックアイテムに合わせることで、幼く転ばずモダンに。シアーソックスを合わせる韓国っぽい足元は、安心安定の黒からTRY!
【9】ラフなTシャツコーデをネイビージャケットで品よく
かっちりテーラードジャケットはロゴTとキャップでカジュアルダウン。ボトムにはチノ素材のスカートを合わせて、トラッドムードが漂う旬の着こなしを完成させて。足元はリボンパンプスでほんのり甘く。クラシックなカラーを落ち着いたベージュで挟むと大人っぽい抜け感もプラスできます。
【10】チェック柄テーラードとボウタイでエレガントに
大人クラシカルな秋ムードを醸すチェック柄ジャケットはラメ入りで女性らしさも◎。インナーにはハリ感があって目を引くビッグボウタイブラウスと、レザー見えするサテンのショーパンを合わせて、シックだけど今っぽいきれいめスタイルを完成させて。
【11】白テーラードやローファー×ソックスでミニを品よく
スエードレザーのピンクスカートにチュール付きのトップスをプラス。アウターはミニスカがジャケットにすっぽり覆われるくらいのバランスが今っぽくてちょうどいい。靴下+ローファーの新鮮な合わせもコーデを締めるポイントに。
【12】金ボタンのテーラードジャケットでプレッピーに
アメリカンプレッピーな金ボタンの紺ブレザーをはおれば、アイビーな知性と品格を感じる大人カジュアルが完成。トラッドなシルエットに、裏地の淡いブルーとレッドのさりげないストライプデザインがとってもキュート。ロゴTシャツとシンプルなデニム合わせで、洗練されたジャケットコーデの出来上がり。
【13】キャップやTシャツでこなれるジャケットコーデ
ヴィンテージライクなピンクのロックプリントTシャツが今っぽさ抜群。1枚で茶目っ気たっぷりなので、あえて端正なネイビーのジャケットセットアップにINして、キレよくツウなバランスに。仕上げにワンポイントキャップで気の利いたアクセントを。
【14】秋らしいレザージャケットでカジュアルコーデを旬顔に
深くスリットが入った黒のタイトスカートで、重厚感のあるレザーに抜け感を出すのがおすすめ。Tシャツにチュールのプルオーバーを重ねて、硬派なレザージャケットに優しい甘さをプラスして。バッグはTシャツのロゴをリフレインした赤でおしゃれ感度高めに。靴は黒のパンプスで下半身をすっきりまとめることで、オーバーサイズジャケットもスタイル良く着こなせます。
【15】チェックジャケットや赤ニットでトラッドムード
白のケーブルニット×デニムの定番コーデにメンズっぽいチェックアウターをプラス。ストール代わりに赤ニットを肩掛けするとトラディショナルな雰囲気もコーデ感もグッとアップ! トーンダウンしがちな冬コーデのスパイスに赤は最適。バッグは黒レザーを選んで、品の良さとキレを両立して。
【16】ジャケットもスカートも白系でクリーンな印象に
リネンジャケットや清潔感のあるTシャツの力を借りて、大人かわいい白スカートをほんのりヘルシーに、が旬の着こなし方。バッグも白のオールホワイトでまとめつつ、靴はシルバーでエッジを効かせて。
【オフィス】テーラードジャケットできちんとカジュアル
【1】グレージャケットに白パンツを合わせて爽やかに
飽きのこないプレーンなジャケットは、くったりとしたデザインが大人の余裕を演出。インナーもグレーで繋いでなじませたら、ボトムは白で爽やか&女っぽく。洗練ムードのバーサンダルであか抜けも◎。
【2】ブラウンのテーラードジャケットにきれい色が映える
バッチリ決めたいお仕事dayは、顔映りのいい白トップスに上品なブラウンジャケットをまとって颯爽と。程よいオーバーサイズとストレートスカートとの掛け合わせもまじめになりすぎず、洗練ムードを叶えてくれる。
【3】テーラードジャケットをベルトマークで美人に
1本のベルトが女っぽさと洒落感を一層引き立てるジャケットコーデにレースのティアードスカートを合わせて甘辛に。すっきり見えるIラインスカートジャケットのウエストマークでスタイルアップも確約。秋冬コーデを軽やかに魅せてくれるシアーブラウスの抜け感がおしゃれ!
【4】くすみブルーとベージュの優しげ配色で好感度UP
ふんわりチュールスカートにかちっとした印象のダブルジャケットでひとさじ辛さを加えると、しごでき感漂うきれいなお姉さんスタイルに。インナーをロゴTにするだけで、きれいめコーデにこなれ感もONできます。パテントのヒールパンプスはアクセントになるストラップが上品ムード満点。
【5】グレージャケットや黒トップスでチェックを大人に
今季らしいオンブレチェックのスカートは、ダークグレーや黒合わせで大人っぽく着るのがおすすめ。黒のニットタンクをINしたジャケットスタイルでかっこいい女性像に近づけたら、ミニマルなバッグとメリージェーンパンプスで今年っぽさもプラス。
【6】ワイドパンツやスニーカーのアクティブなジャケットコーデ
Vネックニットとワイドパンツに楽ちんスニーカーを合わせたオフィスカジュアル。ラフなコーデもジャケット×ワントーンでまとめれば上級者見えが叶います。こなれ感のあるリュックを締め色に加えたら、シルバーアクセの重ねづけでかっこよく盛り上げて。
【7】シャギージャケットに白カーゴで今っぽい抜け感を
あたたかみのあるシャギージャケットにベロアカットソーでツヤを足して、パンツコーデに大人の甘さをトッピング。シャリ感のあるパラシュートパンツで軽やかな抜け感を加えるとおしゃれっぽいムードが漂います。
【8】赤ボーダーを合わせるフレンチシックなジャケットコーデ
オレンジボーダーときれいめなカーキパンツで大人のフレンチカジュアルが完成。鮮やかなカラーアイテムを一点投入するだけで、ハンサムなジャケットスタイルに茶目っ気がプラスできます。バッグはオレンジと相性の良いベージュのスクエア型を選ぶと、おしゃれ上級者な雰囲気に。華奢なカチューシャやパンプスで女らしさもひと盛り。
【9】ジャケットコートで上品さも防寒も両立
コートとジャケットのいいとこどりアウターでおしゃれに防寒。メンズっぽいグレーのチェック柄に対して、中は女っぽいベージュのキャミワンピでさりげない肌見せを。ギャップのあるコーデが上級者なムードに。
【10】黒×白のメリハリ配色をグレージャケットで中和
どこか懐かしさを感じるボクシーなグレージャケットに、黒のタートルニットを重ねたちょい真面目なコンビが今また新鮮。ほっこりしないように動きのあるフレアスカートやキャッチーな小物使いでハズしを加えて。
【11】くすみピンクのジャケットで白コーデに甘さをひとさじ
ジャケット×カーゴスカートの辛口コーデに、くすみピンクで甘さをひとさじ。Iライン&光沢素材のスカートで女っぽさも忘れずに。ブーティでつま先をチラ見せするとジャケットコーデに抜け感が生まれます。バッグはきれいめな印象とやわらかさを欲張りに叶えるブラウンのスクエアバッグを指名。アクセは凛とした力強さのある、モードな地金系がマッチします。
【12】秋冬らしいこっくり配色でジャケットコーデに季節感を
ベージュジャケットのオフィカジコーデは、赤みブラウンのタイトなニットワンピやチェック柄バッグで秋冬らしく更新。ほっこりしがちなベージュ×ブラウンの配色を、メリハリの効いたコーデでキレよくおしゃれに着こなして。シャープなヒールブーツも色気を高めるポイントに。
【13】ベージュ×オフホワイトのグラデ配色できれいめに
ハイウエストパンツにデコルテ開きニットで抜け感をプラス。ジャケットを羽織ってもチラっと見える肌感が、女っぽムードを高めてくれます。ベージュ×オフホワイトのグラデ配色なら優しい印象も◎。半円のバッグやヒールパンプスなどきれいめ小物もポイント。
【14】きれい色がアクセントなグレージャケットセットアップ
チャコールグレー×ブルーのピリッとハンサムな色合わせが新鮮。ちょっぴり濃いめのグレーセットアップをダスティブルーのワンショルタンクでモードに振ると、スタイリッシュでかっこいい女性像に着地します。バッグでブルーをリフレインして全体の統一感も意識。
【着回し】秋から春まで6通りの「ジャケットコート」
【1】こっくりカラーや質感が秋のアウターにぴったり
王道のジャケット×ブルーデニムもBIGシルエットでアプデ! ×キャップでスポーティに味付けしたら、足元はシルバーのパンプスで女っぽさも。
【2】ニット小物を合わせてかわいく防寒
ワントーンのニット×スカートをオーバーサイズジャケットで女っぽく。秋冬のダークカラーに白小物をちりばめてシックなブラウングラデに甘さを注入♡ とろみスカートで女っぽさも意識すると好感度も抜群です。
【3】ニットのレイヤードでジャケットをおしゃれっぽく
ハイネック・シャツ・カーデ、洗練見えのレイヤードテクで防寒スタイルも今どきのしごでき風に。ジャケットの下に異素材を重ねると表情豊かに仕上がります。ボトムは落ち感のあるセンタープレスパンツですっきり仕上げて。
【4】メタリックスカートでジャケットコーデを今っぽく
ホリデー気分が盛り上がるシャイニーなスカートはきれいめコーデに差し込むのがおすすめ。今っぽいメタリックな輝きがジャケット×タートルの定番コーデをモードに刷新。合わせるアイテムはシンプルな白タートルと黒ブーツですっきり大人っぽく。
【5】バラクラバ&ロゴニットのハズしテクで洒落感UP
トレンドのジャケットコートに同素材のスカートを合わせたセットアップコーデ。バラクラバ&ロゴニットでラフに外せば洒落感も急上昇! 足元は締め色のトラックソールブーツにくしゅくしゅソックスでこなれたニュアンスをトッピング。
【6】フェミニンなレースワンピをジャケットで引き締める
ベルトでウエストマークしてメリハリのいい美人スタイルにジャケットコートのキリッとした表情を、カットワークレースワンピで優しげにシフト。コートは程よい厚さだから、ベルトをONしてももたつかずサマになる!
秋アウターは「テーラードジャケット」がおすすめ
きちんとコーデの定番・テーラードジャケットは、ウールやシャギー、コーデュロイなどの素材やくすみ系&渋み系などの色を選んで、堅すぎない今っぽさを意識するのがポイント! 今季はメンズライクなオーバーサイズのジャケットもトレンドなので、バサッとはおってこなれたカジュアル感を演出したり、上品なツイード素材を選ぶのもおすすめです。ジャケットの選び方や着こなしテクニックをマスターして、オフィスコーデを今っぽくアップデートしてくださいね。