天気や湿度などにもよりますが、「気温16度」は長袖一枚で心地よく過ごせる気温。一日を通して春のように穏やかな気候をイメージしますが、実は季節の変わり目に多い気温で、朝晩の温度差が激しかったり、急に気温が下がることもあるので注意が必要です。16度が最低気温なのか最高気温なのか、急な雨や強い風はないのか…など、天気によってもコーデのポイントが変わるので、外出の予定や出かける時間帯を見越した服選びが大切です。
最高気温16度の服装
3月や11月頃に多い「最高気温16度」の日は、日中をのぞいて気温が変動し肌寒いのが特徴。やや厚手のニットを選んだり、外出先や帰宅時間によっては軽く羽織れるショート丈アウターやジレ、カーディガンをプラスするのがおすすめです。ワイドパンツやロングスカートをメインにコーデを組むと、トレンドも防寒も叶い最適。
【1】ギャザー×太めボウタイが愛らしくてキャッチー♡
最高気温16度の日は、さらっと着るだけでサマになるひとくせブラウスが便利。もこもこのキャンディスリーブが甘ロでありつつ、気になる二の腕をカバー。クロップド丈トップスにハイウエストパンツで脚長効果もばっちりです。全体を淡色のワントーンでまとめつつ、足元はTストラップのサンダルで縦長効果を強調して。
【2】レイヤードが効いたワントーンでつくる憧れカジュアル
ボリュームディテールが目を引くチュールスカートとワイドデニムの重ね着に、リズムを作る小粋なストライプシャツをコーディネート。上級者な着こなしも端正なブルーでまとめれば、簡単にリッチに、大人見えが狙えます。
【3】寒色系のクールなワントーンで媚びない色っぽさを
初めてのカラーアウターでも挑戦しやすいベーシックなデザインのトレンチコート。軽やかなブルーと調和するシックなグレーグラデが、ワンランク上の着こなしを叶えてくれる。コーデに奥行きをプラスしてくれる肩巻きニットは、寒暖差が激しい日の温度調整にも活躍。
【4】きれいめ白コートを×ミニスカでトレンド感増し増しに♡
今大注目のコートアップは季節の変わり目にも重宝。ミニスカの短すぎない丈感と、体を包むオーバーサイズコートとのバランスがこなれ感たっぷりで洒落感も◎。アウター不要のときは薄手のニット1枚で調節を。優しげなニュアンスカラーでまとめてとことんフェミニンに着こなして。
【5】シャープなVネックが洗練された美デコルテを演出
定番の黒ニットも、深めのアシメトリーデザインがモードな切れ味に。辛口なレザースカート合わせや大人なダークカラーのワントーンで、美人度が高まる着こなしが完成! ほんのり色っぽい一枚で端境期のコーデを洗練させて。
【6】きれい色コートで、重くなりがちな秋冬コーデを更新
アウターの定番・きれい色のウールコートは、くすみがかったミュートカラーを選んで微糖に。軽やかなミドル丈も相まって、フェミニンでありながらも小粋なバランスを叶えてくれます。グレーニット&サテンスカートにはおって、オフィスにぴったりの都会的な雰囲気に。
【7】立ち姿も映えるボリュームスカートは×グリーンで今っぽく
秋気分を高めてくれるチェック柄のフレアスカート。足首まであるロング丈がドラマティック感をさらに加速♡ トップスはシンプルかつコンパクトにまとめて、スカートの盛り上げ役に徹するのが好バランス。
【8】タートルネックニットの2枚重ねで個性を演出
プレーンな形のグレータートルニットに忍ばせたのは、親指を通す穴が付いたロングスリーブの赤タートルニット。袖丈の差で魅せるムードのある手元や、ちょこんとのぞく首元の赤がポイントです。シンプルにデニムを合わせるだけで、高感度なカジュアルコーデに仕上がります。
【9】知的なライラックパンツはオフィスカジュアルにも
かわいいイメージのライラック色も裾にベルトが付いたひとクセパンツを選ぶと新鮮! ネイビーのトップスで締めれば、知的で大人っぽいオフィスカジュアルコーデに仕上がります。アイシーカラーのトレンチ合わせで全体のトーンを揃えると洒落感UP。
【10】モノトーンのカジュアルコーデでかっこかわいく
モノトーンのデニムカジュアルは、素材感や柄で濃淡をつけるとおしゃれ度も映えも抜群! ツイードベスト×デニムなら大人っぽいムードもばっちりです。ボーダーやバイカラーのパンプスで白黒の上級コーデをマスターして。
【11】大好きな白っぽコーデでショートダウンを女っぽく
引き続き注目のジャンスカは、レザー見え素材にアップデートを。テーラードカラーのダウンジャケットを合わせれば、ほっこり見えずに小顔効果も◎。すっきり着やすい短丈なら、真冬以外にも活躍&着ぶくれの心配もナシ!
【12】白〜ベージュのラテカラーにたまごイエローで愛嬌を
白スカートにシャツとボトルネックニットを重ねたトラッドなコーデに、大きめフードのリバーショートコートをふんわり投入。ほっこりしないようにレザー調素材を効かせると都会的に着こなせます。
【13】辛口ブルゾンで甘さを抑えればこなれ感が手に入る!
可憐な白ワンピはそのままかわいく着るよりも、スパイシーなブルゾンをガツンと効かせてモードカジュアルに楽しむのが気分。ハリ感のあるワンピにもこもこボアなど、白を重ねるときは素材感にメリハリをつけると、のっぺり見えず奥行きのある着こなしに。
【14】コンパクトなカーキブルゾンで旬バランスをGET
クロップド丈にくしゅっとしたボリュームスリーブ、今年らしさたっぷりのブルゾンでシンプルなカジュアルコーデも目に留まる存在感に。カーキ×黒をグレーパンツでなじませる大人な配色に、オレンジバッグで明るいアクセントを効かせて。
【15】オーバイサイズジャケットは×ミニボトムで新鮮に
コーデ次第で印象が変わる黒ジャケットをショーパン付きのミニスカ&サイハイブーツでスパイシーにアレンジ。カジュアルなキャップでアクティブさを上乗せすれば、こなれ感たっぷりに仕上がります。
【16】カジュアルで抜け感のあるモノトーンコーデ
ビッグサイズのオーバーサイズシャツは華奢見え効果も防寒も◎。モノトーンでまとめるとすっきり感が程よくなり、親しみやすさときれいめ感が両立できます。エコレザーのミニスカで女のコらしさをしっかりキープしつつ、ゆるトップスをキレよくおしゃれに着こなして。
最低気温16度の服装
「最低気温16度」は、4月後半から5月、9月中旬から10月に多い気温で、日中の最高気温(20度以上)を考慮して厚着はNG!が鉄則。 とくに室内で過ごす時間が長い日は、薄手の長袖トップスやシャツなど体温調節しやすいアイテムを選んで、一日を快適に過ごせる工夫を。朝晩が肌寒い気候であれば、荷物にならない薄手のカーディガンやアウターを持参するのがおすすめです。
【1】ふわっと広がるエアリーなキャミワンピで爽やかに
華奢な細ひもや表面感のある素材が今っぽいキャミワンピースに透けインナーをレイヤード。旬のシアートップス1枚でのっぺりしがちな白コーデをメリハリよく着るのがポイント。足元まで白でそろえたワントーンがトレンドムードを高めれくれる。
【2】可憐なディテールも開襟シャツで微糖な甘さに
ピンタックやアンティークレース、開襟シャツで、ピュアな白ワンピが味のある大人の甘さに昇格。シックなモノトーンとゴールドアクセで味付けて、さらにレトロな雰囲気に。きれいめワンピとカジュアルなバケハのコントラストで、おしゃれ上級者を狙って。
【3】技ありなデザインで白シャツコーデを小粋に
肩がチラッと見えるカットアウトシャツをオール白で程モードに。花柄を模したホワイトスパンコールのミニスカを合わせると、シンプルなのに華やかな着こなしが完成します。アクセやサンダルはゴールドで大人っぽく。
【4】甘めなドットをモノトーンでしなやか&女っぽく
オフショル、ドット柄、大ぶりフリル…と、フェミニン要素を盛り込んだブラウスを黒合わせで大人にシフト。黒のナロースカートをさらっと着ればシックなモノトーンスタイルに仕上がります。小物にヘアアクセやかごバッグをトッピングして、レディなパリジェンヌ気分を謳歌。
【5】大人なシャツとレディなチュールでチャーミングに
品のいいベージュシャツ×白パンツのグラデにチュール付きのドッキングシャツでトレンド感を上乗せ。さらにスタイルUPを確約してくれるクロップド丈なら一歩先ゆくツウなムードが楽しめます。
【6】華奢ボーダーにポイントレースで今っぽさをトッピング
首元と袖口にあしらわれたレースが、カジュアルなボーダーニットをたちまちガーリーに味付け。スカートや小物はシックに黒でまとめてパリっぽく。ピアスと合わせたゴールドのバッグで華やかさをひと盛りすると、大人見えも叶います。
【7】ほんのりモードなネイビータートルでカーゴをきれいめに
大きなポケットにゆるフォルムがポイントなカーゴパンツは、フィット感のあるタートルニットですっきり着こなすことで、華奢見え&美スタイルに。差し色はパープルバッグを取り入れてパキっとメリハリを効かせるのがポイントです。
【8】フリンジスカートで白っぽコーデにスパイスを
ふわふわとしたフラッグヤーンが目を引くスカートにジャケットで大人なムードをON。×Tシャツやリネンジャケットでほんのりヘルシーに、が甘アイテムの攻略方法。エクリュ系のワントーンも好感度UPの近道です。
【9】メンズライクなジレで着こなしにアクセントを
ハリ感のあるドラマティックなシャツワンピースは、さりげないストライプとライトブルーで清涼感もばっちり。ウエストマークできるジレをレイヤードすることで、スタイルアップしながらコーデもキリリと締まります。
【10】リネンの風合いとボーダーカットソーで“ツウ”な印象に
スリーブレスでもきちんと感のあるジレは、まさに通勤向き。さらにコーデに悩まないセットアップだと時短かつサマになるから、ここぞ! というお仕事シーンの強い味方に。かっちりしがちなジレのインナーにボーダーカットソーを仕込んでカジュアル感を足すことで、こなれ感が高まります。
【11】異素材MIXでワントーンがおしゃれに決まる
ワントーンコーデを攻略するなら、全身同じ素材にならないよう変化をつけると、単調にならず奥行きのある着こなしに。裾がクシュっとすぼまったパンツとクロップド丈トップスの今どきバランスも新鮮です。バサッと羽織れるブルゾンなど、ラフに羽織れる薄手アウターもマスト!
【12】Y2Kムード漂うミニ丈の白ワンピース
Y2Kブームに乗って、ボディラインに沿ったミニ丈ワンピがカムバック! 脚が大胆に出る分、袖ありのデザインを選んでバランスを取るのがおすすめです。小物をブラウン系で統一するとやわらかな印象に。朝晩の天候を考慮してカーディガンなどを忘れずに。
【13】かっちりジレをニュアンス配色で優しい印象に
やさしいトーンでまとめると、スタイリッシュなジレがやわらかな表情に。マーメイドスカートでほっそりとしたⅠラインを作って、大人め&シャープに着こなすのがおすすめです。白っぽコーデに合わせる小物は、黒、白、ベージュのベーシックカラーやカゴバッグなどのナチュラル素材を選ぶと、コーデから浮かずアクセントに。気温が上がらない日は、インナーを半袖や長袖にチェンジして。
【14】ビスチェレイヤードでスタイルアップ
白T×白デニムにビスチェをプラス。腰位置が高く見えるハイウエストデニムは、短丈ビスチェを合わせることでさらに好バランスが狙えます。爽やかに映えるニュアンス配色で洗練ムードもアップ!
気温16度の服装のポイント
最高気温16度の日は、最低気温10度以下を想定して防寒対策をしっかりと。厚手のニットを合わせたりカーディガンなど軽く羽織れるものがあると安心です。春や秋に多い最低気温16度は、一日を通して過ごしやすい気温が前提になりますが、軽い羽織りを合わせたり季節の変わり目を意識した服選びをしてみましょう。