悲しい…。地方出身&在住女子が、正直イラッとする都会の人の言動6選

いわゆる都会の出身者と、いわゆる地方の出身者は、なんだかんだ結局わかりあえないところがあります。
(と、地方出身・東京在住、住んだ期間がだいたい半々になってきたハーフの私は思います。)

お互いのいいところをわかりあえればいいものですが、あまり行く機会がないとそれを知ることもなかなか難しい。なんとなくの偏見で相手のことを見てしまった、お互いにイラッとしてしまう……。そんな悲しいことがきっと全国各地で発生していることかと思います。
本日は、「都会に住んでいる人にされてちょっと悲しかったりイラッとした言動」を、地方出身・在住の女子50名に調査。その結果を発表します。

 

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◆駅や電車が怖い


「駅などでぶつかっても謝らない。むしろ突進してくる」(福島県出身・21歳)

「駅でよけてくれない」(愛知県出身・26歳)

「電車の割り込みが多い」(福島県出身・24歳)

特に東京で顕著だと思いますが、首都圏を中心にしたいわゆる都会は、とにかく人が多い。基本的に地方はそもそも車社会のところが多いので、電車自体がそんなに混まないことが多いですが、電車が発達しているところになればなるほど、駅や電車に人があふれかえっている! あまりにも人が多すぎて、人のことを考えていたらおちおち歩けやしなかったりする。人を人とも思わず、自分の目的地へまっすぐに進む……慣れてしまうとなんとも思わなくなってしまいますが、改めて慣れない人に指摘されると、ついドキッとしてしまいますよね。

 

◆「それどこ? 知らなーい(笑)」


「え、それどこ? 何県? とよく言われます」(三重県出身・21歳)

「私の出身の長野県須坂市というところはそんなに知られていません。で、長野出身というとたいてい「長野のどこー?」と聞かれ「須坂市」ですと返すと、「す、すざか? 知らないやー(笑)」と必ず言われる。じゃあ聞くなと思います」(長野県出身・24歳)

「仙台市ではない宮城県出身なので、出身を聞かれたときは宮城って言っています。だいたい「仙台?」って聞かれます。前は「仙台じゃないよー」って言ってたけど、そのあとの「どこ? 知らない」に嫌気がさしたので、最近は「仙台らへん~」と適当にぼかしています」(宮城県出身・29歳)

実際、自分が住んでいる都道府県でさえすべての市町村を把握しているかと聞かれたら、自信が持てる人はそう多くないでしょう。だけどやっぱり、47都道府県レベルで知らないとか、そっちから聞いてきたのに知らなーいで終わるのは……雑談レベルであってもちょっと悲しい!

 

◆住んだこともないだろうに!


「田舎に住むの無理~と無邪気に言われること」(青森県出身・23歳)

「何もないところによく住めるね~と言われた」(山形県出身・25歳)

確かに、自分が住んだことのない環境は、いったいどんな暮らしなのか、まったく想像がつかないものです。
地方に住んでいたら住んでいたで、毎日ぎゅうぎゅうの満員電車に乗る都会は大変そうだなと思う。都会に住んでいたら、今身の回りにある便利ないろいろがない地方の生活なんて考えられない。なんて、すれ違うものです。
お互いが頭ごなしに「無理!」と思わず、いいところを見つけられたらいいものですが……。

 

◆自然以外も褒められたい


「草の匂いがいいよね、と意味のわからない褒められかたをする」(埼玉県出身・26歳)

「空気がキレイとか、山や海はいいよねと言われるけど、そこにしか目を向けられない」(熊本県出身・21歳)

確かに地方は田舎に行けば行くほど、豊かな自然に溢れています。……が、それだけでも褒めてもらえるのは嬉しいものの、なんかもっとあるんじゃないの!? とついつい思ってしまうのが本音。
47都道府県ぶんのいいところを知って、自分の中にストックしておくと、ふとした雑談も今よりずっとはずむようになる、かも。

 

◆都会に……染まる……?


「上京してからすっかり都会に染まったね~と言われた。別にあか抜けたって言ってくれてもいいじゃん(笑)!」(宮城県出身・?歳)

ついつい使う表現、「都会に染まる」。あか抜けることを都会に染まると指すって、なんとな~く発言者の「都会>地方」という頭の中が透けて見えるようで、ちょっとモヤモヤ。

 

◆ネットでのネタを鵜呑みにしないで!


「成人式、歯を抜く儀式があるんでしょ? 痛かった(笑)? と言われたときにイラッとしました」(群馬県・21歳)

群馬を未開の地としてネタ的に扱ういわゆる「グンマー」ネタでしょうか……(たぶん)。
ネットで言っているぶんには自分もちょっと笑ったりできるものだけど、実際ネタとわかっていても面と向かって言われると、若干カチンときてしまうのも事実。
ネットのネタはネットの世界で楽しみましょう……。

 

お互いに知らないだけで、どこの都道府県だって、どこの場所だって、きっといいところはたくさんある。
これから新生活で新しい人と出会う機会も増えていくことでしょう。そんなとき、お互いの出身地の話になったら、知らなーい、とか、怖そうー、とか、ネガティブな偏見で相手を見ることなく、フラットに「どんなところ?」と興味を持ちたいものです。そうすればきっと、好きなところが増えていって、世界はもっと楽しくなる……そんなはずです♪(後藤香織)

 

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