【今日のインサイト】9月25日は老舗レストランで超美味「10円カレー」が食べられる日

みなさんは日比谷松本楼をご存知ですか?
東京の日比谷公園内にある、創業111周年を迎える由緒正しき洋風レストランです。

松本楼

松本楼は、明治・大正・昭和の文豪、夏目漱石、高村光太郎、太宰治、松本清張たちからも愛され、彼らの作品にも松本楼がたびたび登場しています!
そんな老舗レストランの看板メニューが「ハイカラカレー」。

カレー
う~ん、おいしそう!

この、通常は880円(税別)の超大人気カレーが、なんと毎年9月25日、先着1500名のみ、たった10円で食べられるんです!
しかもカルピス付き!

これで10円だなんて信じられない!!!

でも、なぜ??

1971年、沖縄返還協定反対デモが日比谷公園内で激化(日比谷暴動事件)。そのデモ中に中核派の投げた火炎瓶が松本楼に直撃し、松本楼は焼失してしまいます。
歴史あるレストランが焼失した、という知らせに全国から再興の願いが集まり、新生松本楼が開業されました。
その再建への協力に感謝の意を示す記念行事として始まったのが「10円カレー」なんです。
以来、毎年9月25日には「10円カレー」が振る舞われるようになりました。

2014年で42回目となるこの「10円カレー」。

当初は店舗再建への感謝の意味が込められていたのですが、現在では「10円カレーチャリティ」として、日本ユニセフ協会を通じて世界の子供たちへ寄付されるようになっています。10円+好きな金額を上乗せして支払い、その売上に松本楼からの寄付金200,000円をあわせて、全額が寄付されます。

044

毎年、スタートの11時前には長蛇の列ができるという「10円カレーチャリティ」

今から間に合う人はぜひ日比谷公園へ!
間に合わない人は、ぜひ来年の9月25日に「10円カレー」を狙ってみてはいかが?
(たかぎひろこ)

【あわせて読みたい】

※「世界でいちばん美味しい料理」に認定された「マッサマンカレー」が自分で作れる!

※煮るのは5分だけ!時短で激ウマ「煮込まないカレーライス」レシピ

※オススメ!都内で南仏気分を味わえる絶品ブイヤベースのお店

※【レシピ】おうちで作れる!「ザ・リッツカールトン東京」直伝、絶品ヴィシソワーズのつくり方

※簡単!スパイスから作る激ウマ「バターチキンカレー」レシピ