■自分を見定めているのは人事だけじゃない!他の就活生もそうなんです
就職活動中は、多くの学生に遭遇します。
当然、その中には「この人は気配りのできるいい人だな」と思える人もいれば、「うわ、この人とは働きたくないかも…」と思ってしまうような人もいます。
そう、人事だけではなく、他の就活生も内心では互いに評価し合っているのです。
時には、出会った学生に対して「いい人だなあ」「尊敬できるな」と感心することも…。
実際に就活を経験した人たちに聞いた「就活美人」にエピソードをご紹介します。
【その1】質問が簡潔でわかりやすい
質問がまとまっていると、頭がいいんだなあという印象を抱きます。
就活中、説明会や講演会、複数人の就活生が一度に面接されるグループ面接の場など、企業の方に質問をする機会は多くあります。
そんな時、ダラダラと中身のない質問や、調べればすぐにわかる内容の質問をする人がいると、人事だけでなく他の就活生もウンザリしてしまいます。
逆に、簡潔にまとまった鋭い質問をハキハキとしている人に対しては、尊敬の念を抱きますよね。
質問をするときは、あらかじめ頭の中できちんと整理をするようにしましょう!
【その2】ES添削や面接練習に付き合ってくれる
自分も忙しいのに、丁寧にESを見てアドバイスをくれたり、ときには面接の練習に付き合ったりしてくれた人がいて、素敵な人だなあと思いました!
就活中はみんな、自分のことで手一杯。その一方で、誰かに頼りたいという気持ちもあるのが正直なところ。
そんな時、親身になって自分のES(エントリーシート)を添削してくれたり、面接での受け答えを確認したりしてくれる人がいると、相手への好感度も上がりますよね。
他人のESの添削や、面接の練習をすることは、採用担当者の目線に立つことができるので自分にとっても参考になることが多いです。
余裕があるときは、互いに助け合えると良いですね。
【その3】他人の話を否定しない
グループディスカッションで他の人の意見をよく聞いて、まとめるのが上手な人がいてグッときました!
別に就活に限った話ではないですが、他人の話を聞くことができる人って素敵ですよね…。
しかも、ちゃんと意図をくみ取ったうえでキレイにまとめてくれるなら、なおさらです。
頭ごなしに人の意見を否定しないことも、大切なポイントですよね。
【その4】まじめに人生設計を考えている
大学では割と遊んでいるイメージが強かった人なのに、就活中に話をしていると自分の企業選びの軸や自己分析がしっかりしていて、やるときはやる人なんだなあと評価を改めました。
ギャップ萌えに近いパターンでしょうか。「なんとなく」で就職活動をする学生が多い中、きちんと自分の考えをもち、目標を立てながら努力している人はやはり輝いて見えますよね。
案外、「10年後の自分がどうなっているのか、どんな人間になっていたいのか」というところまで踏み込んで考えている学生は少ないので、そのあたりも説明できる人は魅力的にうつります。
【その5】謙虚である
ものすごい大企業に内定をもらっていたのに、『まだ他に就職活動を頑張っている同期がいるから』『運が良かった部分も大きいから』と何も言わずに落ち着いていた人がいて、さすがだなと思えました。
優秀で、そのうえ謙虚で周囲への気配りもできるとなったら、「人間ができている」としか言いようがありませんね。
就職活動の時期は、不安であるがゆえに、自慢をすることで自分に自信をつけたい人が増えますが、そういった中でも落ち着き払っていると大人という印象を受けます。
同世代の人から見ても尊敬できる人であれば、自然と人事からの評価も高くなりそうですよね。
就活シーズンはピリピリしがちですが、振る舞い方や身だしなみなど、出来るところから気にかけてみてはいかがでしょうか。(あまみず)
【あわせて読みたい】
※大学生のリアル!就活中の「リクラブ」エピソード、聞いてみた!
※就活の「何か質問はありますか?」に使える「魔法の質問」って?
※やっちまった!思わず凍り付く「就活中の失敗談」を聞いてみた