一生を左右すると言っても過言ではない就職。どんな基準で会社を選んでいるのでしょうか?
株式会社テクノプロ・コンストラクションが全国の学生(大学生、短大生、専門学校生)2000人に、「就職活動に関する調査」を実施。まずは学生側の就職先を選ぶポイントから見てみましょう。
■就職先を選ぶ際に重視するべきだと思うポイントランキング
10位から見てみましょう。
10位 「初任給の額」
いくら希望の業種につけたとしても、やはりお給料がそれなりに伴っていないと働く気力が失せてしまいますよね。
9位 「評判・風評」
自分が就職する会社が周りからどう思われているか、就職してから悪い噂を聞いても時すでに遅しでは困りますもんね。
8位 「社風・企業文化」
社風や企業文化などで、ある程度会社の雰囲気が感じ取れます。就職する前に知っておくことは常識ですよね。
7位 「福利厚生」
保険屋年金、女性には子育て支援など、福利厚生がしっかりしていると、就職後も働きやすく安心できますよね。
6位 「将来性」
先の見えない今ですが、今がいいだけではせっかく就職しても、すぐ倒産やリストラでは困ります。これから先も継続できる会社に入社したいですよね。
5位 「ワークライフバランス」
最近では仕事とプライベートのバランスが取れる会社に注目が集まっていますよね。昔のように、残業や休日出勤までして仕事1本な社会ではなくなってきてますもんね。
4位 「職種」
どの部署に配置されるかによって、自分の得手不得手が出てくると思います。希望の職種を重要視することは自分のモチベーションにもつながると思います。
3位 「業種」
業種も職種同様、自分の希望であればあるほど、仕事に対する意欲が増しますよね。正社員での就職にこだわって、興味のない業種に就いたとしても長続きはしません。
2位 「勤務地」
なんと勤務地が2位に! 確かに、希望した会社地ではなく、転勤になってしまったら今までの生活が一変してしまいますよね。仕事を覚えるのに精一杯なのに、勤務地まで新しい土地になってしまうと気が休まるところがありません。
では気になる1位を発表です。
1位 「安定性」
一生を捧げるつもりで就職する会社には「安定性」を求めたい! こんな時代だからこそ1位になる項目かもしれませんね。
では、採用担当者側はどう思っているのでしょうか?
■採用担当者が考える、ミスマッチのない就職をするために、就職先を選ぶ際に重視すべきだと思うポイントランキング。
10位から見ていきましょう。
10位 「従業員の魅力」
これから一緒に働く従業員が魅力的であることが10位にランクイン。先輩や上司が魅力的だと、学ぶことも多く、結果自分も魅力的な人間になろうと努力できるような気がしませんか。
9位 「組織内の人間関係」
毎日働く中で無視できないのは人間関係。派閥があったりすれば、仕事でないところで気を使い疲れ切ってしまいますよね。
8位 「ワークライフバランス」
残業の多さや、休暇のとりやすさなど、最近話題の「ワークライフバランス」が採用者側でもランクイン。
7位 「仕事の進め方」
仕事の進め方が強引だったり、自分の許容範囲を超えるようなやり方では就職後ミスマッチ感をぬぐいきれませんよね。
6位 「安定性」
学生で1位だった「安定性」が採用者側では6位に。1位になるのも分かるが、会社に在籍している身としては、「安定性」は今の時代なんとも言えないと言ったところかも。
5位 「勤務地」
こちらも学生で2位だった「勤務地」がランクイン。採用者側としてはさほど重要視されていないよう。つまり、転勤になってもどうにかやっていけるといったところでしょう。
4位 「社風、企業文化」
学生では8位だった「社風、企業文化」は採用者側から見ると、ミスマッチを起こさないためには重要と判断されています。オープンな社風であれば働くのも安心できますよね。
3位 「業種」
やはり自分がイメージできる業種に就くことが、長くその職場に居られる秘訣かもしれません。
2位 「将来性」
会社に先を見据えられる「将来性」があれば、就職後も希望を持って仕事ができますよね。これがない会社では、事あるごとに不安を感じたりしそう……。
では気になる1位は?
1位 「職種」
学生では4位だった「職種」が1位に! 営業や経理、総務など自分が希望する職種でないと、就職してもやりたかった事が違うと落胆してしまいますよね。それに自分の力も発揮できません。
いかがでしたか? ちなみに男女差で見て見ると、両者とも1位は「安定性」になるのですが、男子2位は「業種」、3位「将来性」となり、女子の2位は「勤務地」、3位「業種」と変わってきます。
就活を頑張っている学生は、自分の思い描く理想の会社像や働き方があるかもしれません。でもそれはあくまでも働く前の社会を知らない学生の意見ですよね。採用担当者が考える会社の選考ポイントを参考に、もう一度見直してみるのもいいかもしれませんね。(あおいあん)
情報提供元:株式会社テクノプロ・コンストラクション
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