■「こいつ、仕事できなさそう」と思われないためのテクニック
社内評価はとても高いけど、実際仕事ができるのかというと微妙では…?という人、職場にいませんか?
今回はそんな人たちが心がけているであろう、仕事ができそうに見える心理テクニックをご紹介します。
■最初の最初だけでもいいところを見せる
心理学者アッシュの実験によると、ある1人の人物について「嫉妬深くて知的」と伝えられるよりも「知的で嫉妬深い」と伝えられる方がいい印象を抱く傾向があるとされています。
これは、初めの印象が後まで残りやすいという「初頭効果」によるもの。
そのため、出会いたての時期やプロジェクトごとのチームが組まれたときなどのファーストコンタクトでは、少し無理をしてでも緊張の糸を緩めず臨みましょう。
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■常に”仕事が速い”必要はない
仕事が速いことはわかりやすく評価に繋がる要素ですが、もしかしたらあなたの職場の仕事が速いと言われている人も、常に仕事が速いわけではないのかもしれません。
というのも、仕事のできる人というのは「できてるアピール」がうまいもの。注目度の高いプロジェクトや、上司の関心が高い部分など、「ここぞ」というタイミングですばやく対処しているにすぎないのかもしれません。
劣等感を抱くにしても、仕事の処理速度というよりも、重要なアピールポイントを嗅ぎ分ける嗅覚の方。注意深く観察し続けていれば、あなたにもコツが掴めるはずです。
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■会議では”堂々と黙る”
もしかしたらあなたは、会議の場で「何か言わないと」と焦って、何ら中身のない発言をしているかもしれません。そのせいで「わかってないな」と思われてしまうのだとしたら、いっそ黙っていたほうがいいですよね。
黙っている=何も考えていないと思われるのがイヤなら、堂々とした態度で黙ってしましょう。
不安そうに発言の機会を伺い、たまに喋っても特に内容がない、というよりは、落ち着いた表情で黙って聞いている方が「話を理解しているな」という印象になるはずです。
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■一度バカになって、状況を単純な言葉で表現する
仕事でトラブルが発生した際、伝え方次第でちょっとしたことに感じることもあれば、取り返しのつかない事態だと感じることもあります。
後者の場合に多いケースが、考えがまとまらないまま話しはじめたために説明が複雑になってしまう場合。こういった場合、状況がよりややこしくなってしまいます。
対策としては、一度バカになって改めて状況を俯瞰して、単純な言葉で表現するといいでしょう。
「先方からの指示に対応を進めていたところ、期日目前で方針変更を一方的に言い渡され、期限までに完了するためには時間もスタッフも足りず…」といきなり一度にすべてを伝えようとせず、
「急に今までと違うことを言われて、人を増やすか期限を延ばすかしないとダメです」これでいいのです。
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「仕事ができる」というのは、もちろん具体的な成果による部分もありますが、印象次第なことも実は多くあります。
そして、この印象がよくないと、実務能力があっても正当に評価されない…ということが往々にして起こりえます。そういったもったいない状況に陥っているかもしれないというあなたはぜひ今回の心理テクニックを参考にしてみてくださいね。
(ライター:脇田尚揮)
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