■男性のうざい言動を封じ込めるテクニック
下ネタ、マウンティング、うっとうしいいじり、オヤジギャグなど…男性による迷惑な言動にうんざりした体験ゆえに、大勢集まる飲み会に出向くのが憂鬱になったという人は少なくないと思います。
今回は、そんな迷惑な言動の目立つ男性と同席したときに役立つ心理テクニックをご紹介いたします。
【1】マウント男には「~ってタモリが言ってた」
男性は専門家や知識人として認知されている人など、自分より地位を認められた相手には強く出られない人が多いと言われています。
そのため、なにかと偉そうにマウントをとろうとしてくる人や、マンスプレイニングが目立つ人には、「うちのゼミの教授が言ってたんだけど…」「この間読んだ◯◯の社長のエッセイに書いてあったんだけど…」「~ってタモリが言ってた」などと、カウンターで勝負しても勝ち目がなさそうな権威を示して言動を封じ込めましょう。
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【2】うっとうしいいじりには「3秒」黙る
いじりはいじる側といじられる側双方の信頼関係と協力で成り立つもの。場を和やかにするためのちょっとしたお芝居と言えます。
その信頼関係なしにいじるのは単なるハラスメント。おもしろく着地するはずがないのに、こちら側が折れて場を取り繕う羽目になり、不本意な思いをしたことのある人も少なくないのではないでしょうか。
そんな相手には言葉で反論するのではなく、3秒沈黙。これが一番効く場合が多いです。
自分のせいで場の空気が悪くなるのは耐えられない…という人も気にすることはありません。どう返してもおもしろくなりようがないつまらないいじりをしてあなたを黙らせてしまったのは相手の方なのです。
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【3】オヤジギャグは”褒めて潰す”
オヤジギャグを連発する人は、基本的にかまってほしがりな性格。
大人なあなたは社交辞令の笑顔で取り繕ってあげようとするかもしれませんが、繰り返すうちにどんどんすり減っていってしまいますよね。
そこで有効なのは、褒めること。ただし褒める相手はオヤジギャグを言った人ではなく、それ以外のより高度な笑いができる人や、味のあるキャラの人。
それによって相対的に今この場で「一番おもしろいのはあなたじゃない」「”おもしろ担当”はあなたじゃない」と牽制し、喋りにくい雰囲気を作ることができるのです。
【4】下ネタには数で対抗
わきまえなく下ネタを言う男性の多くは、男性だけの空間で”ウケた”成功体験で気が大きくなっている人です。
男性が多いと勢いづいて下ネタを出してくるのに、女性が多い場では極端に元気がなくなって歯切れの悪い喋りになる人を見たことがないでしょうか。
そういった要注意人物がいる会では、なるべく女性で固まって陣取るのがおすすめです。人数が確保できなさそうなら、相手より上の世代・ポジションの女性の近くに座らせてもらうと、お姉さんのパワーで守られて安心できるかもしれません。
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こういった言動の目立つ人は基本的に女性を下に見ていることが多く、その根本的なところを改めさせるにはそれなりの関係性を築いていかなければなりません。
でも、そんなに親身に付き合ってやる筋合いはありませんよね。
まずは今回ご紹介したテクニックを使って、居心地の悪い思いをさせてやること。
そういった体験が積み重なって、自ら行動を改める気が起こるまで突き放してやりましょう。
(ライター:脇田尚揮)
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