季節を問わず活躍するおしゃれアイテムといえば「ボーダートップス」ですが、シンプルで使いやすい反面、いつも同じスタイルになってしまう、カジュアルで子供っぽく見える……というお悩みも。そこで、今っぽいカジュアルコーデや、きちんと見える最旬のボーダーファッションを【春夏】【秋冬】の季節別にご紹介します♪
Contents
パリっぽ「ボーダー」のおしゃれな着こなし術
ボーダートップスは定番なだけに「なんか普通」な印象にもなりがち。そんな不安を払拭するには、こなれ感がグッと高まる今季のトレンドキーワードを取り入れてみて! 女のコらしくて小粋な〝パリっぽ〟を意識すれば、脱無難な着こなしが叶います。
ピッチ細めのボーダーをきれいめパンツやひらっとした映えスカートにINしたパリッぽい着こなしは、鉄板ながら誰の目にも好印象♡ 品のよさも備えているから、お仕事コーデにもおすすめです。
人気スタイリスト直伝!ボーダーの着こなしルール
CanCamで活躍中の人気スタイリスト・伊藤舞子さんにボーダーカットソーをおしゃれに着こなすコツを伺いました!
Q.ボーダーって色のかけ合わせやピッチ(ボーダーの太さ)が色々あるけれど、自分的なルールはありますか?
ピッチが太いほうがカジュアルに見えます。私にはカジュアル過ぎる気がするので太いボーダーは着ないです。細めのボーダーか、太過ぎないものを選ぶようにしています。色は白地がやっぱり着こなしやすいので、持っているものはほぼ白ベース。
Q.おすすめのボーダーコーデは?
なんだかんだ、ボーダー×デニム=最強説、あると思います! ピタッとしたボーダートップスなら太めデニムに、ゆるっとしたボーダートップスならスキニーデニムに、ウエストインして着るのが定番です。
たくさんのバリエーションがあるボーダーとデニム、そこからマイベストな組み合わせを選べたら、それは間違いなく自分にとって“最強のベーシック“になるはずです。女のコらしく着たいならコンパクトなサイズで、ピッチが細めのボーダーを選ぶのがおすすめ。
実は男のコ人気も高い♡ボーダートップス
永遠の定番アイテムだし、どんなカラーにも合わせやすいので、普段からボーダーを愛用している人も多いのでは? 男性にも親しみがあるボーダーですが、ぶっちゃけ男子たちは女性のボーダーコーデをどう思っているのでしょうか?
はい…82%
いいえ…18%
ボーダー支持率は82%と多め。ボーダー=カジュアルなイメージで、あまり男性ウケはよくないのかと思いきや支持派が多数。
Q.どんなボーダーコーデが好き?
「デニムにシンプルなボーダートップスで元気な感じの着こなしが好き!」 「モノトーンの大人っぽい着こなしでデートに来てほしい」 「ネックレスやアクセサリーをきちんとつけてるとおしゃれだと思う」 「細いピッチのボーダーが好き!」
調査で男性人気の高さが分かったボーダーアイテム。どんなボトムにも合わせやすいので、お出かけデートもおうちデートも活躍させたいですよね。
ボーダートップスの着こなしポイント
- ボーダーのピッチ(幅)は太めがカジュアル、細めだと大人っぽい印象になる
- 女っぽく着こなすならボートネックやバックシャンを選んでみて
- ボーダーのアイテムとトーンを揃えた着こなしできれいめに
- 定番コーデだからこそミニバッグや帽子など小物が映える
【春夏】ボーダーコーデで爽やかな印象に
【1】赤ボーダーとベージュスカートのフレンチっぽカジュアル
ベージュスカートに赤ボーダーを効かせたフレンチシックなコンビで小粋に♡ 落ち着いたムードにまとめるのが赤ボーダーをおしゃれっぽく着こなすポイント。靴はブラウンで優しく締めて。
【2】太めボーダー×ミニにソックスを合わせて今っぽく
スーツ生地のようなウール素材のミニスカに太ボーダーのポロニットでエッジをきかせた合わせが今どき。仕上げはグルカ×白ソックスで遊びゴコロのある足元に。
【3】ボーダートップス×ミニスカを白小物で爽やかに
ニットの下にフリルのスタンドカラーブラウスを重ねるひと手間で、ボーダーカジュアルの着こなしが格上げ。パッと見あざやかな赤は、チノの台形ミニとコンフォートサンダルでリラクシーに仕上げるのが好バランス。
【4】細身ピッチのボーダーとワイドデニムのパリシックなモノトーン
スカート見えするワイドデニムとボーダーでフレンチシックに。フロントのリボンや裾にかけてボリューミーに広がるシルエットで、スカートライクにはけるレディなデニムパンツが新鮮。ボーダー合わせの王道フレンチスタイルに、パワショルジャケットでモードなスパイスを。
【5】肩巻きボーダーがアクセントのジャケットコーデ
王道のワイドデニムも、リジッド風のインディゴ×センタープレスデザインでパリッとしたムードに。オフィスシーンでも浮かず、それでいて程よいカジュアルが叶います。ミント色のジャケットやボーダーを重ねてとことん爽やかに着こなして。
【6】シンプルなボーダーコーデをシアーソックスでアプデ
黒ショートパンツ×ボーダートップスでフレンチシックな着こなしに。足元のゆる&透けでミーハー感をちょい足しするのがおすすめテク。センシュアルなバイアスチェックとドットのハイソックスは足首あたりでたゆませてルーズに仕上げるとおしゃれ!
【7】ボーダーカーデで上下黒コーデに爽やかさをプラス
今っぽいセミワイドパンツ×タンクの黒コーデにボーダーカーデをプラス。オフィカジコーデを適度に盛り上げるボーダー柄で、映えるモノトーンコーデが完成します。バッグは締め色にもなるグリーンを選んで爽やかムードに。
【8】きれいめスカートでボーダータンクをデート仕様に
シュッと見えるタイトスカートでカジュアルボーダーをデートスタイルに昇華。Iラインのきれいめシルエット&シックな配色だから、カジュアルなのに大人っぽさも抜群です。
【9】ボーダー×デニムをきれいめジャケットで上品に
ジャケット×デニムのマニッシュコーデも、ギンガムキャミの合わせでさりげなくガーリーに。小物はシルバーで統一してトレンドのギラギラ感をプラスするのが正解です。
【10】ジレレイヤードでラフなボーダーコーデがグッと洒落る
ボーダー×白のシャカシャカスカートで悪天候もおしゃれにかわいく。×ジレでボーダーをキレよく着こなすとカジュアルコーデの手抜き感も払拭できます。
【11】タイトスカートのシルエットでボーダーを女っぽく
ボーダー柄のノースリニット×マーメイドスカートで作る美シルエットが大人のかわいらしさに直結。ほっこりしがちなボーダートップスは、ピタめノースリニットで女っぽく着こなすのが正解。ブルーグリーンなど寒色カラーのスカートを合わせると、大人っぽさをキープしながら程よい華やかさが加わっていい感じに。
【12】映えスカートでボーダーをトレンド感たっぷりに
ティアードスカートの映え感でボーダーをキャッチーに刷新。アメスリ型タンクと長袖カーデの着回し力高めなアンサンブルニットはお出かけコーデにも大活躍。好相性な白スカートの中でも、ひら~り揺れるティアードと合わせるとトレンド上手な印象に。
【13】赤小物やチュール袖でパリガール風のボーダーコーデ
ふんわりチュールを袖口から覗かせるだけで、定番のボーダーニットがかわいく映えて。ネイビーのマリンパンツに赤のチェーンショルダーやバレエシューズを投入したトリコロール配色なら、パリジェンヌ風の上品カジュアルが完成します。
【14】ヒールブーツやフリル襟でボーダーをレディに
タイムレスな華奢ボーダーにポイントレースで今っぽさをトッピング。スカートや小物はシックに黒でまとめて、パリっぽく仕上げて。
【15】ポップなマルチボーダーやキャップでY2Kっぽく
マルチボーダーのタンクトップに裾絞りカーゴパンツを合わせた、今っぽカジュアルなY2Kコーデ。アイシーなブラウンパンツならレトロなオレンジボーダーをスタイリッシュに着こなせます。スポーティなキャップでハズしつつ、ポインテッドトウのパンプスやミニサイズのレザーバッグでキレを足して、かっこいい女性らしさも演出。
【16】ブラウンボーダーと白パンツのNEOマリンスタイル
ブラウンボーダーのロンTは、ビターなトーン&ミドルピッチを選ぶと都会的な印象に。さらにクリアな白のカーゴパンツでNEOマリンにまとめつつ、カゴバッグやニットの肩掛けで小粋なアクセントを効かせて。
【17】白シャツを羽織る大人カジュアルなボーダーコーデ
ボーダートップスに上品な透け感のシアーシャツをゆるっとはおって、〝狙ってないのに色っぽい〟ヘルシーな肌見せを。スポーティな印象のアメスリタンクも、まろやかカラーのマルチボーダーならやわらかく着こなせます。ボトムは同系色のタックパンツで大人っぽいカラーコーデに。サンダルのアンクルストラップをパンツからチラ見せすると華奢見えもばっちりです。
【18】白シャツできれいめに仕上げるボーダー×デニムコーデ
ダメージジーンズにボーダータンクとシャツを合わせたきれいめカジュアルコーデ。クロップド丈のシャツを引き立てるようにタンクトップをタックインすることで、スタイルよく仕上がります。スポーティなキャップやショルダーバッグで軽やかさも。足元は女っぽいヒールサンダルで、ダメージデニムのやんちゃさをマイルドに。
【19】ボーダーにころんとしたグリーンバッグを効かせて
顔周りが華やぐ太めのボーダーニットTに、タイトスカートを合わせたモノトーンコーデ。足元はワンポイントで今っぽスタイルが叶う厚底スニーカーでボリュームをON。小さめバッグを合わせたシンプルコーデに、お茶目なサングラスがサマになる!
【20】ボーダーニットできれいめセットアップがこなれる
ボーダーとシルバー靴で、きちんと感が増すジャケット×センタープレスパンツの洒落見えコーデ。さらにニットを肩巻きにして淡色コーデに奥行きをプラス。チェーンバッグやポインテッドパンプスのシャープさも洗練コーデにひと役。
【秋冬】大人カジュアルなボーダーコーデ
【1】ラフなボーダー×ミニにメンズっぽジャケットで上品さを
カジュアルなデニムのミニスカをブラウンのジャケットと合わせてキレイめに。あたたかみのあるダークトーンでまとめると見た目にもぬくぬくで、守りたくなるかわいさが演出できます♡ グレータイツ×ローファーのグッドガールな足元もポイント。
【2】重ね着で洒落るプロケットコアスタイル
寒い日はトレンドのブロケットコアスタイルでとにかく重ね着防寒。スポーティ×ガーリーのテイストMIXを意識すれば、洗練されたあったかコーデが完成します。ロングブーツからハイソックスをチラ見せするのもポイント!
【3】ボーダーカーデとチノパンのマニッシュな着こなし
クラシックなボーダーガーデを、ベージュのチノパンでマニッシュに。ローファーからのぞくグレーソックスや黒縁メガネでコーデをハズして、まじめに見せつつ洒落たエッセンスを投入するのがおすすめ。
【4】ボーダーやチュール、レザーで奥行きのある黒コーデ
繊細な透け感のオーガンジースカートで絶妙な甘辛MIXに。糖度高めのオーガンジーのティアードスカートは、ボーダートップスやボアブルゾンでカジュアルダウンするのがちょうどいい♡ バッグと靴はかっちりまとめて品よく。
【5】ムートンベストを重ねて定番カジュアルを更新
黒ボーダー×グレーデニムの定番カジュアルをメンズライクなムートンベストでアップデート。大きめ襟のもこもこのボアが、顔周りをパッと明るく盛り上げてくれる!
【6】きれいめジレを重ねてオフィス向けボーダーコーデに
ラッフルチュールたっぷりでドラマチックなスカートは、ボーダーやスニーカーでカジュアルダウンしてバランスよく♡ あえて大きめのバッグを合わせることで、フェミニンなスカートにこなれ感がONできます。
【7】ボーダー×デニムのラフなコーデを小物でおしゃれに
アウター代わりのジャケットコートにブルーデニムを合わせたこなれカジュアル。インナーはジャケットとトーンをそろえたボーダートップスで上級者見え。ファーバッグやキャップもベージュでまとめたら、ゴールドのパンプスでトレンドのシャイニー感をON。
【8】バルーンミニを合わせるガーリーなボーダーコーデ
バルーンミニ×ラガーシャツで作るブロケットコアなコーデが今旬。ほの甘なバルーンミニと、フリルブラウスをレイヤードしたスポーティなラガーシャツのテイストMIXが、今っぽいムードをメイク。大人っぽいブラウンでまとめることで、トレンドアイテム同士の着こなしも即クリア。
【9】ベレー帽やボーダーでパリシックなこなれカジュアル
ボーダータートルを濃いめのデニムで仕上げたパリっぽスタイル。トレンチやベレー帽、足元はバレエシューズで王道にまとめると、逆に今っぽいこなれカジュアルが完成します。
【10】ミニスカやシアータイツの透け感で女っぽカジュアルに
カジュアルな印象のGジャン×ミニはシアータイツで色気をオン! 王道なスポーツMIXスタイルをスカートやシアータイツでニュアンスチェンジすることで大人なムードが演出できます。ブラックでまとめた足元で全体を引き締めきれいめに。
【11】チュールを重ねて今っぽボーダーコーデが完成
ボーダー×デニムの鉄板マリンスタイルに、ブラックのチュールスカートをオンしてモードに。かごバッグを合わせれば、肩の力が抜けたイメージはしっかりキープ。足元は赤のバレエシューズで、女っぽさをを上乗せ。
【12】旬なスパンコールスカートをボーダーでやんちゃに
トレンドのスパンコールは、黒のⅠラインスカートでキレよく投入。かっこいい女っぽさへ導きたいから、ラフなボーダーやメンズライクなエコレザーのゆるジャケットで、やんちゃに着くずすのが正解です。足元は黒タイツ×黒のストラップパンプスでワントーンに。バッグはかごバッグなどナチュラルな素材感を選ぶことで、肩ひじ張らない印象に。
【13】ボーダーニットとハイウエストボトムのパリっぽコーデ
着なれたモノトーンボーダーも、襟付きニットを選べばチャーミングなパリジェンヌ風に。ボディラインにほんのりフィットするニット素材は、シンプルな黒パンツとパールアクセ、フリンジバッグを相棒にコケティッシュな色気を醸して。
【14】カラーボーダー×白カーゴのY2Kっぽスタイル
ピタ感のあるクロップド丈カーデはゆるシルエットの白パンツで即今どきバランスに。ちょい派手なボーダーカーデとゆるカーゴパンツならリラクシーな着心地も◎。流行りのファーバッグで、さらにもこもこ感をプラスしてキャッチーに着こなして。
【15】シックなジャケットコーデにカラーボーダーが映える
オレンジボーダーときれいめなカーキパンツで大人のフレンチカジュアルが完成。鮮やかなカラーアイテムを一点投入するだけで、ハンサムなジャケットスタイルに茶目っ気がプラスできます。バッグはオレンジと相性の良いベージュのスクエア型を選ぶと、おしゃれ上級者な雰囲気に。華奢なカチューシャやパンプスで女らしさもひと盛り。
【16】ボーダータートルをインナーにして奥行きを演出
ボーダータートルをCPOシャツから覗かせて小粋に。シャツのボタンを掛け違えるようにズラして留める〝カシュクールっぽアレンジ〟なら、さらに抜けよく着こなせます。パンツ〜ローファーを黒で繋ぐと脚長効果も◎。カラーMIXのバッグで遊び心もちょい足し。
【17】辛口アウターやミニの肌見せでボーダーを大人っぽく
ボーダー×黒ボトムの定番モノトーンにエクリュカラーのレザージャケットをはおるだけで、新鮮さと洒落感の両方が手に入る! ボーダートップスを選ぶときは、辛口なアウターを加えたり肌見せを意識すると、シャープかつ大人っぽいムードがONできます。ジャケットと同トーンのハート型バッグは、コーデから浮かずさりげないスパイスを効かせられる注目のアイテムです。
王道のボーダートップスを今っぽく更新!
季節を問わず着回せる「ボーダートップス」のおすすめコーデをご紹介しました。ボートネックやバックシャンのボーダートップスを大人っぽく着こなしたり、シンプルなボーダートップスにミニバッグや帽子をアクセントとして効かせたり、今季は定番のボーダーを今っぽくアップデートするのがおしゃれのミッション♡ シンプルに着こなさず、女っぽい要素をMIXして大人かわいいファッションを楽しんで。