Tシャツやボーダー…「普通っぽい」アイテムを、ハッとする着こなしに変える方法

定番アイテムを洒落させるコツ【パリっぽヴィンテージ】編

Tシャツ・ボーダー・デニム…どれもこのシーズンマストなアイテムだけど、定番なだけに「なんか普通」な印象にもなりがち。そんな不安を払拭するには、こなれ感がグッと高まる今季のトレンドキーワードを取り入れてみて! ヘルシーでミーハー感漂う〝韓国っぽ〟か、女のコらしくて小粋な〝パリっぽ〟を意識すれば、脱無難な着こなしが叶います。Vol.2は、上品で洗練されたこなれ感が魅力の【パリっぽヴィンテージ編】をお届けします。

①パリっぽ「Tシャツ」の着こなし術

肩先が少し隠れるフレンチスリーブやコンパクトな袖の作りで、カジュアルアイテムでも上品に仕上がるのが魅力♡シンプルベースのパリっぽTに華やかディテールやきれい色のボトムを合わせて、初夏らしいチアフルムードで着こなしたい。

■洗いざらし風Tシャツで甘スカートを上手に引き算

ペラペラしてない厚手コットン、丸みのある肩ライン、袖のロールアップなどのこだわりディテールが、洒落見えTの秘訣。クリーミーなベージュが映え度抜群な小花柄マーメイドスカートをまろやかに中和しつつ、気取らないフレンチスタイルに。

Tシャツ¥4,200(Olu.)、スカート¥18,700(SNIDEL ルミネ新宿2店)、バッグ¥81,000(ポレーヌ)、靴¥45,000(バナナ・リパブリック)、マグネットピアス¥2,530(アネモネ/サンポークリエイト)、チョーカー¥18,700(シトラリー)、リング[ダブルフィンガー]¥29,700(アルティ―ダ ウード)

■カラーパンツの洗練見えは白Tのクリーンさがあってこそ!

定番中の定番・白Tこそ、〝第二の肌〟の異名を持ち世界中から愛され続ける名品を選びたい! スカーフを使ったヘアアレンジやゴールドアクセの重ねづけも、パリっぽムードにひと役。

Tシャツ¥4,400(プチバトー)、パンツ¥12,100(ヒロタ<31 Sons de mode>)、〝メルセデス・サラザール〟のバッグ¥123,200・〝エムシー・スタジオ〟のチェーンネックレス¥41,800(ズットホリック)、靴¥16,500(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、髪に巻いたスカーフ¥20,900(TOMORROWLAND<マンテロ 1902>)、イヤカフ¥3,300(mimi33/サンポークリエイト)、コインネックレス¥11,440(チビ・ジュエルズ・ジャパン<チビ・ジュエルズ>)

■ボディラインに優しく沿う黒リブでほのかな色気が♡

オールブラックでも軽やかに仕上がるのが黒リブTの利点。ボリュームスカートにINするとフィット&フレアシルエットが強調されて、女っぽさも上々! 

Tシャツ¥7,480(AKTE)、スカート¥20,900(LILY BROWN ルミネエスト新宿店<リリー ブラウン>)、バッグ¥15,400・靴¥16,500(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、ピアス¥17,600(シトラリー)、ネックレス¥14,300(チビ・ジュエルズ・ジャパン<チビ・ジュエルズ>)、バングル¥14,300(アルティーダ ウード)

②パリっぽ「デニム」の着こなし術

デニム×女のコらしい甘トップスの組み合わせは、まさにパリっぽヴィンテージの代表スタイル! ややゆとりがあるセミワイドデニムが放つ迫力が、かわいいだけじゃない大人なムードを運んでくる♪

■エンブロイダリーブラウス×ブルーデニムの最強タッグ♡

腰まわりすっきりなセミワイドで、ブラウスINもスタイルよくキマる! 

パンツ¥20,000(バナナ・リパブリック)、ブラウス¥16,280(ジオン商事<スリーフォータイム>)、バッグ¥15,400(セムインターナショナル)、バッグに巻いたスカーフ¥15,400(デミルクス ビームス 新宿<マニプリ〉)、靴¥16,500(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、髪につけたシュシュ¥57,200(アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店<アレクサンドル ドゥ パリ>)、サングラス¥49,500(アイヴァン 東京ギャラリー<アイヴァン>)、ピアス¥2,860(mimi33/サンポークリエイト)、リング[右手人さし指]¥99,000・[右手薬指/エタニティ]¥198,000・[右手薬指/ストーン]¥187,000(アルティーダ ウード)、[左手]¥5,610(ズットホリック<フル・オブ・グレイス>)

■爽やかきれいなホワイトデニムでシンプルにも存在感を

コンサバ見えしがちなホワイトデニムこそ、こなれ感が出せるセミワイドが◎。撥水や防汚加工など、初夏のお出かけにも気兼ねなくはける機能性も買いの理由。半袖ニットはちょこっと肩を覆うフレンチスリーブだと、それだけでフェミニン度UP! 

パンツ¥28,600(カイタックインターナショナル<ヤヌーク>)、ニット¥9,900(ラブティックボンボン)、バッグ¥17,600(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)、靴¥15,400(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店<ル タロン グリーズ>)、頭に巻いたスカーフ¥3,990(Gap)

■バックシャンキャミはヘルシーなデニム合わせが鉄板!

ハンドワーク刺しゅう&立体フォルムのガーリーなキャミソールに、ボーイズライクな印象のインディゴデニムをハズし役のように合わせて、微糖仕上げに。

パンツ[一部店舗のみで販売]¥4,990(UNIQLO〈UNIQLO/INES DE LA FRESSANGE>)、キャミソール¥28,600(TOMORROWLAND<ヌキテパブラック>)、ニット¥8,690(ジオン商事<スリーフォータイム>)、バッグ¥9,790(セムインターナショナル)、靴¥10,500(CHARLES & KEITH)、ピアス¥4,950(ズットホリック<フル・オブ・グレイス>)

③パリっぽ「ボーダー」の着こなし術

ピッチ細めのボーダーをきれいめパンツやひらっとした映えスカートにINしたパリッぽい着こなしは、鉄板ながら誰の目にも好印象♡ 品のよさも備えているから、お仕事コーデにもオススメ!

■ティアードスカートの映え感でボーダーをキャッチーに

アメスリ型タンクと長袖カーデの、着回し力高めなアンサンブルニット。好相性な白スカートの中でも、ひら~り揺れるティアードと合わせるとトレンド上手な印象に! 

タンクトップ¥19,800・カーディガン¥31,900(マルティニーク ルミネ横浜)、スカート¥16,500(スローブ イエナ 自由が丘店<スローブ イエナ>)、バッグ¥8,580(burself)、靴¥2,790(神戸レタス)、カチューシャ¥28,600(THE HAIR BAR TOKYO<ジェニファーベア>)、バングル¥30,140(ズットホリック<ソコ>)

■ふんわりチュールの袖口で仕草もチャーミング♡

手元を動かす度に、袖口チュールがかわいく映えて♡ 定番ボーダーカットソーも、こんな更新ディテールがあると既視感なく新鮮に楽しめそう。赤小物を投入したトリコロール配色で、パリジェンヌ気分をとことん謳歌! 

ニット¥16,500(アプワイザー・リッシェ)、パンツ¥4,389(ROPÉ PICNIC/ジュン)、バッグ¥2,590(神戸レタス)、靴¥15,950(kurun TOKYO<クルントウキョウ>)、ピアス¥2,750(mimi33/サンポークリエイト)

■×マーメイドスカートの美シルエットで大人のかわいさを

ゆるっと着るとほっこりしがちなボーダートップスは、ピタめノースリニットで女っぽく着こなすのが正解。ブルーグリーンなど寒色カラーのスカートを合わせると、大人っぽさをキープしながら程よい華やかさが加わっていい感じ♪ 

ニット¥4,950・スカート¥11,000(dazzlin)、バッグ¥80,300(TOMORROWLAND)、靴¥9,900(CHARLES & KEITH)、ピアス¥4,180(アンティローザ)

甘さも大人っぽさも洒落感もちょうどよくMIXされた「パリっぽヴィンテージ」は、洗練された上品コーデにもってこい! 通勤スタイルにも活躍するので、この夏、脱無難なきれいめコーデを楽しみたい人は参考にしてくださいね。

CanCam6月号「Tシャツ・ボーダー・デニム初夏の定番アイテム を洒落させるには? 韓国っぽカジュアルVSパリっぽヴィンテージ」より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company/人物)、黒石あみ(静物)スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/後藤若菜(ROI)モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/松之助ニューヨーク代官山店、POOL caféデザイン/岩見夏美(Beeworks) 構成/岩附永子 web構成/坂元美月 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。